「饗宴Ⅲ」の御礼(「IWJ通信」12月31日号 巻頭言より) 2012.12.31

記事公開日:2012.12.31 テキスト
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12月23(日)、「饗宴Ⅲ Symposion ~日本を蝕む5つの危機への”明るいレジスタンス”」を開催しました。師走の慌ただしい中、300人近くの方にご参加いただきました。第1部のシンポジウム、第2部のパーティー、そして懇親会まで、計12時間に及ぶ会合となりました。

 第1部のシンポジウムでは、原発、検察、経済、TPP・日米関係、改憲問題という5つのテーマで、計15人のパネラーの先生方をお招きし、私が司会となって議論を行いました。単なる顔見世講演ではなく、真剣勝負の白熱した議論が展開されました。長時間でしたが、一瞬も気が抜けない、非常にスリリングなシンポジウムとなったのではないかと思います。ご参加いただいた皆様、パネラーの先生方、ご協賛くださった皆様に、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 この「饗宴Ⅲ」の模様は、12月31日(日)午後5時から、Ch1で有料のペイパービュー配信を行います。当日は配信しなかった、第2部のパーティーの模様もお届けします。京都大学原子炉実験所の小出裕章先生や、山本太郎さんなど、豪華ゲストが続々登場します。この機会に、是非、ご覧ください。詳細はこちら→ http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/18338

 「饗宴Ⅲ」が終わってホッとしたのも束の間、26日(水)には、安倍晋三内閣が組閣され、自民党政権がスタートしました。IWJはこれまで、各省庁で行われる大臣の就任会見を、可能な限り中継してきました。民主党から自民党に政権が代わり、会見は果たして記者クラブ以外にも開かれるのか。各省庁の広報と記者クラブに問い合わせをし、スタッフ総出で出動した結果、中継が実現したのは、財務省、法務省、経済産業省、総務省、環境省、厚生労働省、農林水産省、文部科学省、復興庁の9つの省庁でした。内閣府、外務省、国土交通省は、事前登録が必要という理由で入れず。防衛省と国家公安委員会も入れませんでした。IWJは引き続き、記者会見のオープン化を求め、記者クラブへの交渉を続けていきます。

 自民党政権の発足を、私は「新しい現実」と名付け、メルマガ「IWJ特報」と、レギュラー出演しているMXテレビ「ニッポン・ダンディー」で論じました。注目すべきは、やはり、自民党の憲法改正草案です。27日には哲学者の高橋哲哉氏に、28日には弁護士の澤藤統一郎さんと梓澤和幸さんに、自民党の改憲案についてお話をうかがいました。澤藤弁護士と梓澤弁護士には、選挙前、同じテーマで、IWJの平山記者がインタビューを行なっていました。その時の模様は、メルマガ第63号に掲載しましたので、是非、あわせてお読みいただければと思います。ご購読はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0001334810.html

 IWJでは、新しい試みとして、年末年始、有料のペイパービュー配信を行います。30日は、孫崎享さんとのトークを収録した「DeepNight第4夜」。31日は、先日行われたばかりの「饗宴Ⅲ」。年が明けて、1月1日は、シネマトークカフェ「モンサントの不自然な食べ物」と「ザ・コーポレーション」。2日は、シネマトークカフェ「フードインク」と「誰も知らない基地のこと」。3日は、「トークカフェin青森」を、それぞれ配信します。是非、ご覧ください。チケットの購入方法など、詳細はこちらから→ http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/18338

 皆様からのお支えにより、2012年も、IWJを何とか存続させることが出来ました。IWJはこれからも、市民に直接支えられるメディアとして、市民が必要とする情報をお伝えしていきたいと思います。来年も変わらぬご支援のほど、何とぞよろしくお願いいたします。

岩上安身 拝

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