2012年12月27日(木)、東京都千代田区の総務省(中央合同庁舎第2号館)で、新藤義孝総務大臣の就任会見が行われた。新藤大臣は、埼玉県川口市出身で、埼玉2区出馬の衆議院議員である。12月26日に発足した第2次安倍内閣では、総務大臣のほかに、地方分権改革担当大臣、地域活性化担当大臣、道州制担当大臣も兼務する。新藤大臣は「総務省は、大変幅の広い分野にまたがっている。国民生活に密接に関連しており、きわめて重要だ」と述べ、大臣としての決意を語った。
(大西雅明)
2012年12月27日(木)、東京都千代田区の総務省(中央合同庁舎第2号館)で、新藤義孝総務大臣の就任会見が行われた。新藤大臣は、埼玉県川口市出身で、埼玉2区出馬の衆議院議員である。12月26日に発足した第2次安倍内閣では、総務大臣のほかに、地方分権改革担当大臣、地域活性化担当大臣、道州制担当大臣も兼務する。新藤大臣は「総務省は、大変幅の広い分野にまたがっている。国民生活に密接に関連しており、きわめて重要だ」と述べ、大臣としての決意を語った。
■全編動画
冒頭、新藤大臣は、安倍晋三総理から、地方自治体の支援、防災の強化、公務員人件費の削減、地方分権の推進、地域活性化、道州制の6点について、しっかり取り組むよう指示があった、と述べた。新藤大臣は、その中でも地域経済の活性化を強調し、「それぞれの地域において、どうすればさらに地域が活性化し、経済を刺激することができるか、という観点から、町の元気をつくれるような手伝いをしていきたい」と抱負を述べた。
次に、被災地の復興支援に言及した。新藤大臣は「何よりも、まず第一にやらなければならないのは、被災地復興の加速化と適正化」だとし、「被災者を支援する取り組みに全力を上げていく」と述べた。さらに、全国各地の消防や防災体制・防災システムの見直しに関して、総務省としても積極的に協力していく意向を示した。
質疑応答で、現行の衆議院選挙で行われている、小選挙区比例代表並立制についての意見を求められると、「各党、各会派で議論することであり、国民を含めた積極的な議論が必要」と述べ、具体的な内容には踏み込まなかった。