日本未来の党 三宅雪子氏 街頭演説(千葉4区) 2012.12.10

記事公開日:2012.12.10取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJテキストスタッフ・@sekilalazowie)

特集 TPP問題

 2012年12月10日(月)、千葉県船橋市のJR西船橋駅北口およびJR船橋駅南口で、日本未来の党 三宅雪子氏の街頭演説が行われた。応援演説に衆議院選に出馬を表明した山本太郎氏も駆けつけた。

■全編動画

  • スケジュール
    • 12:00~ JR西船橋駅北口
    • 12:30~ JR船橋南口
  • 日時 2012年12月10日(月)
  • 場所 JR西船橋駅北口/JR船橋駅南口(千葉県船橋市)

【以下、JR西船橋駅北口での演説 書き起こし】

IWJ須原琢磨記者「IWJの須原です。ご視聴ありがとうございます。ただいま、西船橋駅北口にて、三宅雪子氏の演説が始まります。この演説には『新党・今はひとり』党首の山本太郎さんが、他党である『日本未来の党』の三宅雪子氏の街頭演説の応援に駆けつけるということで、IWJも注目して、中継しています。これから始まります」

山本太郎氏「どうも。西船橋駅周辺をご通行のみなさま、こんにちは。山本太郎です。自分の選挙区を空けて、こうやって人の応援に来るって、普通ないんですって?ないんですか。知らなかったんです。本当は全国中、応援に行きたかったんです。

 でも、この選挙に参加してくれてる、僕を応援してくれている人たちに『何を言ってるんですか?大丈夫ですか?』って言われたんですよね。でも、待ってくれと。この千葉4区。三宅さんの応援は絶対に外せないんですよ」

三宅雪子氏「ありがとうございます」

山本「とんでもないです。僕は主に原発ですけども、この原発の歴史を作ってきたのは自民党ですよね。でも、この3.11以降の、この地獄を作りだした、最悪な状況を作り出したというのは、やっぱり民主党なんですよ。そのなかでも、数々の戦犯がいます。本当に、メディアと一体になって、子供たちを被曝させて、本当は移動しなければいけないところに今も人が住んでいる。

 そして、いま僕たちが与えられている一般食品の安全基準。それは、3.11前、事故前は放射性廃棄物だったんですよ。放射性廃棄物を僕たちに食べさせて安全だというような狂った政府。その戦犯たちがいっぱいいるんです。そのなかでも、ぜったいに獲らなきゃいけないクビは間違いなく、野田さんなんですよ。それをできるのは、三宅さんだけなんです、本当に。

 僕みたいなお騒がせが行くということも、可能性としてはあり得ることかも知れなかったけど、でもここに本物の政治家、心のある政治家、弱者切り捨てということに対して、ずっと声をあげてきた人。その人がここで戦うということの意味の大きさ。

 本当に三宅さんの応援だけは行かせてもらうというのは、僕は一回、自分の選挙事務所とケンカしてるんですよ。これだけは絶対に行かせてもらいますからねって。

 ここが獲れなきゃ、日本の政治は終わりですよ。まさか、西船橋のみなさん、船橋一帯のみなさん、この千葉4区のみなさん、一応、それまでにも、義理とかいろんなものがあると思うんです。人間の繋がりとか。今回も、どうしても民主党に入れなきゃいけないというような動きがあるかもしれないけど、わかった、わかった、入れとく、で良いと思うんですね。こういうの、無しですか?

 例えば、脱原発、反TPP、反増税、反憲法改正。この4つを挙げてる候補者、そして、政党に絶対入れて欲しいんです。だけれども、そのなかでも、今まで野田さんの当選に対して、すごくしがらみがあるんだと。民主党との繋がりがあるんだという人に対して、ひとつ解決案ができたんですよね。だったら、あちら側は、重複立候補してますよね。野田総理、重複立候補されてるんだったら、あちらは比例で受かってもらいましょうよ。世の中を変えるためには間違いなく三宅さんみたいな方にいれてもらわなきゃいけないんです。

 小選挙区では間違いなく三宅雪子さん、書いて下さいよ。そして、あちらの義理としては、比例で書いていただいたりすることが良いんじゃないですか?こういう言い方はどうなんですかね?こういう取引っていうのもアリなんじゃないですかね?それぐらい、いまギリギリのところに立たされてるんです。

 今、日本は地震の活動期で、原発を続けるなんて、もう狂ってるとしか言いようがないんですよ。なによりも命が大事なんです。これを守れないような人たち、そして、これを守ってこなかった人たちがいま、口先だけで脱原発風を装ったって、そんなもの、通用しない。

 もう、今は本物を選ぶしか、道は残されてないんです。僕たちの、ひとりひとりの命だけではなくて、子供たちがこれから犠牲になっちゃうんですよ。この先、繋ぐためには、もう千葉4区に対して、三宅雪子さんしかいないんです。本当に、力を集めなきゃいけないんです。

 野田総理が、万が一。元総理なんですか?何回も確認してますけど。本当ですか?すいません。もう信じられないから、何回も確認しちゃうんですけども、野田さんが通ってしまう。そんなことになるんだったら、もう僕は日本から脱出しますよ。それぐらいです。若者たちに向かって、脱出しろって言いますよ。もう狂ってます、そんな世界。

 三宅さんが必ず、野田さんのクビを獲ってくれます。そして、それをみんなで後押ししてくださいよ。やっぱり、地元だから色んな力が働いていると思います。三宅さんが受かるように、みんなで後押しして下さい。このクビを獲らねば。

 日本人の、日本の子供たちの命を犠牲にしようとした人たちですよ。このクビを獲らないんだったら、おかしな話です。みんなで力を合わせましょうよ。力を集めましょうよ。千葉4区は、三宅雪子以外にないんです。よろしくお願いします。ありがとうございました」

三宅雪子氏「続けて、ご挨拶させていただきます。日本未来の党、千葉4区、三宅雪子でございます。まさに今、お話にあった通りなんです。我が党は、国民の命と暮らしを守る政党であります。国民の命を守る。政治家が守る。当たり前の話ですよね。

 ですけれども、当たり前のことをやっていなかった、やってこなくなってしまった政党があるんです。やってこなくなってしまった人がいるんです。わたくしも政党の一員でした。

 民主党は変わっていってしまった。そして、変わっていってしまった人がいた。それを変えることができなかった。変えようとしたけれども、変えることができなかった。だから、私はこの千葉4区に来たんです。戦いに来たんです。この戦いは、負けることが許されない。ぜったい勝たなければいけない。そのように思っております。

 なぜか。それは、みなさん1年前の12月16日、この日に原発事故の収束宣言が出されたんですよ。1年前に、事故は収束していましたか?してませんでしたよね。いま、被災地で31万人。そして、福島で16万人、まだ避難されている。そして、多くの食品が規制をされている。外国にも輸出をされていません。

 そして、今お話のあった通り、健康を保護者のみなさまが本当に心配をしています。政治家は、こうした不安は本来は取り除かなければいけないんですよ。不安を与えて、どうするんでしょうか?

そして、マニフェストに書いてあることを命がけでやるんですと言って、書いてあることはやらないんです、それがマニフェストなんですと言った。マニフェストに書いてなくてやってよかったのは、被災地の復興・復旧だけだったんですよ。それをやらずして、TPP、消費増税。

 しかも、消費増税は弱い方にとって、所得の低い人たちにとって辛い税金なんです。そういったものに命がけ。なぜ、被災地の復興・復旧に命がけにならなかったんでしょうか。

 あんな長時間の消費税の会議。あの半分を消費増税。あの半分の時間を被災地のために当てていたら、あんな流用なんて起きなかったんですよ。あんなことをやっているあいだに、しかも重要なことはぜんぶ国民会議送りです。

 その間にシロアリが政府の予算にたかってしまったんです。野田総理はシロアリをなくすと約束したんですよ。シロアリを増やしてしまって、どうするんですか?絶対にたかってしまってはいけない。国民のみなさまに納得していただいた被災地の税金にたかってしまったんですよ。

 ですから、わたくしはここで戦う決意をしました。ここで戦って、54基の原発、ここで信任されてしまったら、再稼働が、54基が次々に再開してしまうということに繋がるかもしれないんですよ。ですから、この千葉4区でノーを突きつけなければいけない。再稼働はノー、原発はもう止める以外に選択肢はないんです。

 日本は地震国であります。このあいだも地震がありました。みなさん、ヒヤッとされたと思います。想定外はあるんです。地震には、止める以外、選択肢はないんです。絶対に止めなければいけない。再稼働はしない。

 そして当然、大間も止める。2030年代に止めると言って、工事を再開するなんて矛盾したことをやってはいけないんですよ。ですから、本気度をみなさん、見てください。色んな政党を見ますと、原発推進という政党もいますし、脱原発依存と言って、止めるようなふりをしてる政党もあります。みなさん、本気度を見てください。山本太郎さん、本気ですよね。超、本気ですよね。

 そして、もちろん私も本気であります。未来を担うお子さんの命と暮らしを守る。これをお誓い申し上げて、この4区でその審判が、収束宣言がなされた16日に下されると。正しい審判を下せると信じて、わたくしのご挨拶を終わらせていただきます。多くの皆様、集まっていただいてありがとうございます。山本太郎さん、本当にありがとうございます」

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です