石原代表「牛若丸をやがて義経にし頼朝にしようと思う」橋下代表代行「火星に行くことと原発ゼロにするのは同じレベル」~日本維新の会街頭演説(第一声) 2012.12.4

記事公開日:2012.12.4取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富山)

 2012年12月4日(火)午前10時、日本維新の会が、この日告示された総選挙の出陣式を兼ねた街頭演説会を、大阪梅田のヨドバシカメラ前で行った。演説会には、石原慎太郎代表(前東京都知事)、橋下徹代表代行(大阪市長)、松井一郎幹事長(大阪府知事)らが駆け付け、集まった有権者に対し、大阪4区から党公認で立候補した元外務省職員の村上政俊氏への支持と、日本維新の会が掲げる政策への理解を呼び掛けた。

※ 会員用ページに、石原氏と橋下氏の発言要旨文字起こしを掲載しました。

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 村上氏は「日本維新の会が、今までの政治家、政党と異なる点は、政策の下に集まったという点である。気持ちと情熱だけでは、日本を変えることはできない。外交の経験を活かし、一致団結して取り組んでいきたい」と述べた。

 石原代表は「この国は、このままだと沈む」と切り出し、役人の支配による縦割り行政の構造、財政、税金の無駄遣いをごまかすための単式簿記による会計制度の問題点を挙げ、「日本の政治が硬直している」と批判した。また、原発については、「白か黒か、好きか嫌いかで済む問題ではない。原発を止め、20%電気料金が上がったら、日本の経済は全滅する。地球温暖化なども考えなければいけない」と語り、国の役人に任せない政治を執っていきたいと話した。

 続いて、橋下代表代行は「大阪都構想を実現するために、今の国政を変えないと、大阪は変わらない。国政を動かしていくのは、大阪の人たちの力である」と述べた。また、毎年3兆円増の社会保障費の問題や、防災の名を借りた公共事業を例に挙げ、「維新の会は、有権者に甘い事は一切言わない。経済対策については、公共事業だけで、経済は改善しない。既得権を排して、どんどん民間に開放していく」と話した。また、原発に対する考え方について、橋本氏は「ゼロに向かう方向で、シミュレーションしていく」と述べ、「重要なことは実行力。どれだけ素晴らしいことを言っても、実行力がなければ、何も実現しない。原発をゼロにするという発言は、火星に行くと言っているようなもの。日本維新の会は、90%の実行力を持って、大阪の皆さんの支援と共に、国の政治を変えていきたい」と話した。

石原氏と橋下氏の発言要旨

(IWJテキストスタッフ・久保元)

(…会員ページにつづく)

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