「事実であれば、はっぱをかけることにやぶさかではない!」原子力総合防災訓練で内閣府原子力防災のモチベーションが下がっている!との指摘に答えて~8.29 原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見 2018.8.29

記事公開日:2018.8.30取材地: 動画
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 8月29日、原子力規制委員会 更田豊志委員長は定例会見で、翌30日に始まる日本原子力研究開発機構によるもんじゅの炉外燃料取り出しに関して、試験中ではあるが度重なる不具合の発生に地元から不安の声が上がっているとの指摘に「現場の緊張感や士気に対する不安の声が寄せられていると聞いている」「児玉(敏雄)理事長、田口(康)本部長、がリーダーシップを発揮して高い士気を保って緊張感を持って作業に取り組んでもらいたい」と述べた。

 また、核燃料の取り出しだけで5年かかると言われているがどのように緊張感を保つのかとの問いには「児玉理事長の決意」と精神論に終始、具体策の不在が明らかになった。

 関西電力大飯・高浜原発の同時発災を想定した原子力総合防災訓練が実施されたことに関連して、内閣府原子力防災のモチベーションが下がっている、規制委員会の方ではっぱをかけるべき、との指摘に「事実であれば、はっぱをかけることにやぶさかではない」と答えた。

■全編動画

  • 日時 2018年8月29日(水) 15:30~
  • 場所 原子力規制委員会(東京都港区)

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