脱原発総選挙かながわによる脱原発つうしんぼに関する記者会見 2012.11.30

記事公開日:2012.11.30取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・花山/奥松)

 2012年11月30日(金)13時から、神奈川県横浜市中区の神奈川県庁県政記者クラブで、「脱原発総選挙かながわによる脱原発つうしんぼに関する記者会見」が行われた。神奈川県内の小選挙区立候補予定者に実施された、脱原発つうしんぼの進捗ならびに最終結果を、12月3日に発表することが報告された。

■ハイライト

 冒頭、脱原発総選挙かながわの、これまでの活動について紹介があった。主催者は「昨年6月11日、脱原発アクション神奈川において約3000人の参加者を集め、デモを成功させたことが、今の活動につながった」と話した。また、企業からの脱原発ということで、城南信用金庫にスポットを当てた講演会の企画や、小出裕章氏の講演会を成功させるなど、活発に活動してきたことを紹介した。

 脱原発つうしんぼへの取り組みに関して、「11月17日に1回目の会議を開き、使い方を議論し、その2日後には、立候補予定者の事務所を直接訪ねる行動が始まった。1区から18区までの神奈川県民を巻き込む形で、事務所巡りをほぼ終えて、一週間後には脱原発つうしんぼを回収するという、非常に急な展開で進んだ」と説明した。脱原発つうしんぼの質問内容には、全国共通の20問に加えて神奈川版として、TPP、オスプレイ、立候補予定者が独自にアピールしたいことの3つを付け加えたという。質問を追加した経緯について、「シンプルに、脱原発つうしんぼだけの方がよいという意見もあったが、TPPにより脱原発を進める動きが止められてしまっては、脱原発を進める上で矛盾が生じるとの指摘があったため」と話した。

 回収率は、「現状で約6割に達しているが、まだ最終結果ではない」との報告があった。続いて、立候補予定者の事務所を訪問した担当者から、「秘書が対応する事務所では、立候補予定者と秘書とで、政策内容についてコンセンサスがとれているか不明な場合がある」との報告があった。また、立候補予定者と党の政策が異なっている場合、「実際に当選した時、立候補予定者の考えが政策に反映されるのか不明である」との指摘があった

 主催者は「脱原発つうしんぼの神奈川版最終結果は、12月3日に公表する。その会の第1部では、脱原発つうしんぼ作成者のひとりである小島敏郎氏のお話を、第2部では選挙事務所を訪問した担当者から、各地の状況を報告する予定である」と述べて、会見を終えた。

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