「嘘というのは、時に本人だけにとどまることなく、第三者をその世界に引きずり込むことになる」
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、2018年5月10日柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が衆参両院の予算委員会に参考人招致された。同委員会での柳瀬氏の答弁について、記者団から所感を問われた愛媛県の中村時広知事は、このように語った。
中村知事は、「愛媛県の信頼を損ねるような発言があったのは、非常に残念」と応え、不快感を露わにした。
続けて中村知事は、「県庁の職員も真面目に仕事をしています。その方の背景には、職場の仲間たちがいる。これは信頼関係で成り立っています。さらに言えば、人間には誇りというのがある。そういうものに対して、なぜ思いをはせていただけないのか」などと訴えた。
- 柳瀬元首相秘書官の参考人招致に係る知事共同取材(5月10日)の要旨について(愛媛県ホームページ、2018年5月10日)
愛媛県の文書によれば、柳瀬氏は獣医学部設置に関して2015年4月2日、愛媛県と今治市の職員、加計学園事務局長らと官邸で面会し、「本件は、首相案件」と述べたという。
この文章に対し、柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」などとするコメントを発表していた。
しかし、5月10日の予算委員会の冒頭、柳瀬氏はこれまでの国会答弁を翻して「加計学園の方、その関係者の方と面会いたしました」と認めた。
他方、愛媛県や今治市の職員に関しては、「今でも同席者にいたか分かりません」としつつ、「随行者の中にいたのかなと思います」などとこれまでの主張を一部引きずる形で繰り返した。
こんばんは。
法とか詳しくないので間違っているかもしれませんが。またご存知のことかもしれませんが
大学認可の対応するところは文科省とかで何故経産省での柳瀬氏が自分の意志で関わったのだろう?
と疑問視する方がおられるようです。
<越権行為の柳瀬>
したがって、経産省と無関係な加計の大学設置問題に関係したということは、これは明白な越権行為である。
率先して、やってはいいとはいえない問題に首を突っ込んだ柳瀬なのだ。役人の世界では、このルール違反は厳しい。掟のようなものである。
もうおわかりだろう、用もない柳瀬が、文科・農水・内閣府の案件に首を突っ込んだということは、まさに首相案件、安倍晋三の指示で柳瀬は動いたことになる。それ以外のことではない。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52212098.html