9月23日、「今治加計獣医学部問題を考える会」による市民対話集会が開かれ、それに先立ち、今治市の獣医学部建設用地と市役所までのデモ行進がおこなわれました。
私は別件があったため、うかがうことができなかったのですが、京都の大先輩の中継市民、ハギさんこと萩崎さんが担当してくださいました。
前編、中編はこちらから↓
(北野ゆり)
9月23日、「今治加計獣医学部問題を考える会」による市民対話集会が開かれ、それに先立ち、今治市の獣医学部建設用地と市役所までのデモ行進がおこなわれました。
私は別件があったため、うかがうことができなかったのですが、京都の大先輩の中継市民、ハギさんこと萩崎さんが担当してくださいました。
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記事目次
デモには山本太郎参議院議員も参加され、「解散総選挙となる原因の土地に来なくてはならないと思って、ここに来ました」と挨拶されていました。
山本議員は「権力を私物化。中身を見られたくない、追及されたくない。当たり前ですよ、完全アウトな案件ですから。民主党政権の時に15回もはねられてきた案件が安倍総理になってから一気に話が進んだのは、加計さんと安倍さんは40年来のお友達ってだけ。一番の被害者であるのは今治市民」と、問題点をわかりやすくお話されました。
また、市民対話集会では、鋭い嗅覚で森友学園の土地取得をいち早く問題にし、鋭く追及してきた大阪府の木村真豊中市議が登場。「こんな理由で解散、あっちゃならない憲法違反の解散。なんとしても彼らの目論見を惨敗させないといけない」とお話されました。
そして、元同志社大学教授の浅野健一先生の話は、大変興味深いものでした。
今の安倍政権の特徴は、クロニズム、縁故主義つまりえこひいき。インドネシアのスハルト政権にそっくりで、「森友学園問題」は実際には「安倍記念小学校問題」で、「加計学園疑惑」は「加計疑獄」。二つの疑獄事件であり、今回の衆議院の解散は「加計隠し解散」「追い込まれ解散」だとお話されました。
「なぜ加計学園なのか、加計孝太郎さんは今ある大学に専念して、いま進んでいる獣医学部は、愛媛大学と香川大学で共同で運営する大学にしたらどうでしょうか。133億も出すんですから」
「私も作ったことあるので知っていますが、新学部を作るには、絶対に3年かかるんですよ。1月に決まって次の年の4月開学なんていうのは、全部最初から決まっていてボーリング調査をやっている。建設のプロセスはいんちきです」
「本当に日本に獣医学部が必要なら国立大学でやるべきです、税金でやるべきです。なぜ今治市民がそれを払わなければいけないんですか。全く意味がわからない」
浅野先生のすとんすとんと入ってくる勢いのある話法に、会場は大きな拍手と笑いに包まれていました。必見の中継の動画はこちらからご覧ください。
(…会員ページにつづく)
【寄稿・後編】IWJ京都中継市民・北野ゆりの今治市議会レポート!市民対話集会に自由党の山本太郎参議院議員が参加!加計学園問題は「完全にアウトな案件!」 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/405607 … @iwakamiyasumi
一番の被害者のはずだが、大多数の今治市民の反応は薄い。ここで怒らなくてどうするのか。
https://twitter.com/55kurosuke/status/932361721821347840