2012年2月16日(木)、保安院会見(16:00〜)の模様。
2012年2月16日、保安院は記者レクを開き、圧力容器底部温度に関する東電の報告書の扱いや、技術的知見、経年劣化の影響、地震・津波の評価、原子炉建屋などへの影響評価の中間報告書の取りまとめを発表した。
(IWJ・原)
2012年2月16日(木)、保安院会見(16:00〜)の模様。
2012年2月16日、保安院は記者レクを開き、圧力容器底部温度に関する東電の報告書の扱いや、技術的知見、経年劣化の影響、地震・津波の評価、原子炉建屋などへの影響評価の中間報告書の取りまとめを発表した。
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技術的知見として、ベント設備に放射性物質の除去フィルターを設けることなど、30項目に及ぶ安全対策を記載したが、福島原発事故は、経年劣化による影響は無いとすること、敷地外道路等での迅速な対応策は盛り込まれておらず、現実に機能し、安全を保証するものであるかは疑問である。
新たな安全基準は、再稼働に際しても、どこまで反映されるのかも明記されていない。また、福島第一原発2号機圧力容器温度上昇の件は、意見聴取する予定の専門家の名前を明言しないなど、依然、透明性にも疑問があるといえる。