【岩上安身のツイ録】被害想定無視の北朝鮮ミサイルネタで、自民党に票を集める吸塵機と化したテレビ!これに抗し原発と核のリアルを伝えるために、広瀬隆・田巻一彦両氏へ緊急インタビュー計画中!! 2017.10.12

記事公開日:2017.10.12 テキスト
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(岩上安身)

 立憲民主党、共産党、社民党、そして志ある無所属候補。彼らが最大限の勝利を納めても、改憲阻止の3分の1の議席、156には届かないと見られる。もちろん、冒頭の立憲三党の比例票が段違いに伸びれば少しは可能性が出てくるかもしれない。

 しかしそれだけではやはり足りない。民進から希望の公認を得て出馬した者の中で、不本意にも踏まされた「踏み絵」を踏み破るものが何人も現れてくることが必要だ。山井候補のような勇者がもっともっと必要だ。そんな候補を国会に送りたい。全国から情報募集。

 テレビは公示後、選挙や政治に関する情報が激減。代わりに北朝鮮ミサイルの話がうんざりするほど。肝心の開戦後の被害想定の話はまるでない。「対話は必要ない、異次元圧力あるのみ」という安倍晋三の、口先だけ勇ましい圧力の先にあるのは戦争の2文字のみ。

 北のミサイルのお茶の間のテレビを通じての脅しは、自民党と安倍さんがやっぱり頼りねと、自民党に票を集める吸塵機になっているようだ。安倍路線は、実は本当にヤバイんだよ、という事実にもとづくカウンター情報を今すぐ送り出さなきゃいけない。

 なので、選挙が終わる前に実現させます、緊急企画。原発✖︎ミサイル戦争の破滅的リスクについて。まずは、原発の危険性について語らせたら右に出る者のいない広瀬隆氏が緊急インタビューに応じていただくことになった。20日金曜日仮予定。

 そして核兵器問題のエキスパート、ピースデポの田巻一彦氏にも18日を目処にインタビューお願い中。自民党の候補者の4割が米軍の武力行使を容認し、自民党と並んで改憲勢力の一角を占める維新に至っては、7割をはるかに超える候補が武力行使を容認しているこの現実を憂慮。

 自民党、維新などの超好戦的候補が次々当選し、希望の中の極右議員合わせて3分の2を取れば、安倍晋三悲願の憲法改正発議。9条改定と緊急事態宣言条項の導入。その上で今以上に北朝鮮への挑発をエスカレートすると、米軍の決定次第では本当に地獄を見る。

 威勢のいいことを言うマッチョタイプの人間が、実は軍事についても戦争についてもろくに知らない、何もわかってないなんてことは、ざらにある。断言するが、自民候補の4割、維新の7割強は何もわかっていない。

 こんな連中を、国会に送り込んではならない。我々日本人全員の生存権が根元から脅かされる。長年の自民党支持者であろうと、維新の足立のファンだろうと、桜井誠が大好きな差別主義者のネトウヨであろうと、核ミサイルは平等に降り注ぐ。それをお忘れなく。

※2017年10月12日付けのツィートを並べ、掲載しています。

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