原子力安全・保安院は、大飯原発2基について、「ストレステストの結果は妥当」とする審査書をまとめ、原子力安全委員会に提出。それを受け、2012年2月13日、霞ヶ関の中央合同庁舎にて「第7回 原子力安全委員会臨時会議」が開かれた。
(IWJ・ぎぎまき)
原子力安全・保安院は、大飯原発2基について、「ストレステストの結果は妥当」とする審査書をまとめ、原子力安全委員会に提出。それを受け、2012年2月13日、霞ヶ関の中央合同庁舎にて「第7回 原子力安全委員会臨時会議」が開かれた。
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原子力安全・保安院から30分程度の報告が読み上げられ、続いて行われた記者ブリーフィングでは、原子力安全委員会が開催を予定している「検討会」を含め、今後、原子力安全委員会として、どのように安全評価を確認していくのか、報道陣からの質疑が続いた。
2012年3月一杯で、原子力安全委員会は、新組織「原子力規制庁」へ移行する。「スケジュールありきの確認はしたくないが、それまでに何かしらの結論はまとめたい」とし、外部からの専門家を招き、検討会を開催予定。一般市民が公正な傍聴を求め、紛糾した保安院のストレステスト意見聴取会についても触れ、「現在、会場を探している。一般の方も傍聴できる体制を整えたい」と回答。実施回数、頻度については未定としているが、2月中の開催を予定している。