2012年2月7日(火)、合同庁舎4号館4階408会議室で、岡田克也副総理の定例記者会見が行われた。
(平山茂樹)
2012年2月7日(火)、合同庁舎4号館4階408会議室で、岡田克也副総理の定例記者会見が行われた。
■ハイライト
副総理からは3つの点について報告があった。
まず、副総理は、独立行政法人改革に関連し、都市再生機構および住宅支援機構の、有識者を含む第三者機関を立ち上げ、ただちに現状の検討を開始する、とした。都市再生機構については、弱い立場にある住居者への安定した住居の提供を検討課題とするという。いずれも、本年度中に一定の結論を得たいとした。
2点目は、いわゆる「社会保障と税の一体改革」について。2月18日から、増税の理解を求めるための住民との地域集会「明日(あした)の安心対話集会」を開催することが発表された。岡田副総理は、18日に長野県長野市で200名規模で開催するという。市民との双方向的な場にしたいということです。この双方向性ということに関し、IWJ平山が「副総理は以前の定例会見でインターネットの導入に言及されていたのですが、今日の会見では『インターネットを通じて参加者を広く公募』という表現にとどまっていましたので、ネットを中に入れるのか、ネットを通じてその場で広く双方向的にコメントを集めるのか」と質問。副総理からは、インターネットもテレビと同様の扱いをし、中継を通じたコメントの募集も前向きに検討するとの回答があった。
3点目は、自殺対策のキャッチフレーズ「GKB47」について。違和感が拭えないとの理由から名称の変更をするとし、ポスター25万枚、経費300万円が無駄になったと発表された。