2012年9月18日(火)16時から、北九州市議会前において、北九州市のがれき焼却に対する抗議行動が行われた。前日の17日、北九州市は西日本で初めて震災がれきの処理を開始した。このことに抗議するため、18日の13時、市役所前に多くの市民が集まった。市民らは、がれき焼却中止を求める要請書を北橋健治市長に手渡そうとしたが、市長が議会に出席していたため、直接会うことはできなかった。そこで、集まった市民らは市議会前に移動し、本会議が終わる16時を待った。
16時30分過ぎ、本会議を終えた市議会議員らが議会から現れた。北橋市長は正面玄関からは出て来ず、集まった市民らに気付れないまま車に乗り込み、議会を後にしようとした。市民の何人かが市長に気付き、「焼却をやめてください」と叫びながら車に詰め寄ったが、市長を乗せた車はそのまま走り去った。