2012年9月14日(金)、福岡県・北九州市で行われた、「北九州市日明(ひあがり)焼却工場へのがれき搬入阻止行動」の模様。北九州市は、西日本初となる震災がれきの広域処理の準備を進めている。13日、がれき約800トンが専用船で北九州市門司区の太刀浦コンテナターミナルに運び込まれ、14日午前9時半には、ごみを保管する同市小倉北区の日明積み出し基地への搬入がスタートした。これに合わせ、同基地から約500メートル離れた道路では、警察と市がバリケードを設置。警官たちは自ら手をつないで壁を作った。その前では、がれき受け入れに反対する市民ら約20人が手製の横断幕を掲げて抗議行動を行い、市の職員たちと口論になる場面もあった。