【宜野湾市長選】佐喜真候補、早期返還訴えるも「辺野古新基地建設の賛否」触れず ~普天間問題「飛行場固定化はノー、4年前も『負け』の予想は間違っていた」 2016.1.17

記事公開日:2016.1.22取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富田充)

※1月22日テキストを追加しました!

 政府が進める名護市辺野古への米軍新基地建設を容認している、自公推薦の佐喜真淳候補(現職)と、新基地建設に反対する翁長雄志知事が推薦する志村恵一郎候補(新人)の、無所属2人による一騎打ち──。任期満了に伴う、沖縄県宜野湾市の市長選は2016年1月17日に告示され、基地問題をめぐり真っ向から対立する両候補者の構図が鮮明になった。

 1月24日の投開票に向けた選挙戦は、両陣営の出陣式で戦いの火ぶたが切られた。朝8時に市内で始まった出陣式で街宣カーの上に立った佐喜真候補は、この4年間の市長としての実績を強くアピールした。

 最大の争点である基地問題については、「自分たちの手で、あの(普天間飛行場の)フェンスを取り払う」「国際医療拠点(の計画を推進)ができるのは私だけだ」などと力を込めながらも、辺野古新基地建設の賛否に関しては一切言及しなかった。

■ハイライト

  • 弁士 佐喜真淳候補(現職)/応援弁士 舛添要一氏(東京都知事)

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普天間基地の固定化に「NO」、フェンスは「自分たち」で取り払う

 「今から4年前、たくさんの方々の『チェンジ宜野湾をしなければならない』という思いが、あの900票差の勝利につながった」と切り出した佐喜真候補は、当時の「負け」予想が間違っていたことを証明してみせたのは、「市民の、『これ以上、閉塞感がある宜野湾市はノー』だった」と語気を強めた。

 そして、「私はこの4年間で、結果を出してきた」と重ねると、子育て支援などの面で、自身が率いてきた市政の実積をひとしきりアピール。「医療費無料化は、今年4月には小学6年生にまで拡充する」などと語った。

 基地問題では、「西普天間の跡地利用、国際医療拠点(の計画を推進)ができるのは私だけだ」と声を張り上げ、次のように話した。

 「普天間飛行場のフェンスを取り払うことがわれわれの願いであり、夢だ。自分たちの手で、あのフェンスを取り払う。みんなで一緒にやろう。明るい・基地のない宜野湾市。私はこの自治体を前進させる。宜野湾が一番。普天間基地の固定化は絶対にノーだ」。

島尻氏、「ディズニー誘致」で政府協力表明も、実現性は不明瞭

 応援に駆けつけた舛添要一東京都知事は、「4年前にアツシ(=佐喜真氏、以下同)が市長に就任してから、(宜野湾市は住民サービスの面で)素晴らしく変わった」と評価し、基地に関しては「普天間の問題は解決されるべきだ。国とスクラムを組み、地に足のついた政策を実施して、はじめて成果が上がる。その適任者はアツシしかいない」と述べた。

 島尻安伊子沖縄北方担当相(自民)も応援で登壇。佐喜真候補が掲げている、基地跡地へのディズニーリゾート誘致構想について、「先日、(ディズニーランドを運営する)オリエンタルランドを一緒に訪問してきた。(構想は)まやかしではない」と、政府としての協力を約束。「佐喜真市長には、宜野湾市のトップセールスをきちんとやっていける行動力がある」とした。しかし、ディズニーリゾート誘致については実現する可能性は現時点で不明瞭なままだ。

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