港湾内の浅い部分、海底部分の海水を採水、分析した結果、セシウム濃度の深さ方向の差は小さいことがわかった。海水の上下方向の移動は少なく、東電は今後の海水分析の評価に役立てたい考え。
港湾内の浅い部分、海底部分の海水を採水、分析した結果、セシウム濃度の深さ方向の差は小さいことがわかった。海水の上下方向の移動は少なく、東電は今後の海水分析の評価に役立てたい考え。
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福島第一港湾内の海水の、深さ方向の海水をサンプリング、放射能濃度を分析したデータをまとめ、東京電力は分析結果を発表した。海面付近の放射能濃度と、海底付近の放射能濃度はほぼ同等という結果を得た。
この結果、港湾内の海水は、上下方向の移動は少なく、特別な流れがあるわけではないと東京電力は判断した。
遮水壁やサブドレン運用の効果を見るため、今後も海水の分析を行うが、今回の結果で深さ方向に大きさ差があれば、サンプリング分析計画を見直す必要があった。差が無かったため、特段の見直しは必要なく、今までと同様の手順で通常の採水、分析を行うということだ。
尚、今回の調査では港湾内の7地点にて、それぞれ海面と海底付近、その中間の3深度で採水。Cs-137を分析した。調査は海潮の流れが小さい干潮時、2015年10月14日9時20分から10時28分にかけて採水した。
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2015年12月28日
2015年12月27日
2015年12月26日
2015年12月25日
2015年12月28日
2015年12月25日
2015年12月28日
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