講演会「憲法の危機」に立ち向かう! ―講師 小林節・慶應義塾大学名誉教授 2015.11.23

記事公開日:2015.11.23取材地: 動画
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 2015年11月23日(月)13時30分より、広島県福山市の福山市北部市民センターにて、STOP!「戦争への道」福山総がかり行動主催による講演会が行なわれ、小林節・慶應義塾大学名誉教授が『「憲法の危機」に立ち向かう!』と題して、講演した。

■全編動画

  • 日時 2015年11月23日(月)13:30~
  • 場所 福山市北部市民センター(広島県福山市)
  • 主催 STOP!「戦争への道」福山総がかり行動

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「講演会「憲法の危機」に立ち向かう! ―講師 小林節・慶應義塾大学名誉教授」への1件のフィードバック

  1. 西遠寺 透 より:

    小林節名誉教授の講演を拝聴しました。安保法制廃案にむけ渾身のご講演でした。
    ひとつ気になったのは、自民党改憲草案とは別に、ご持論の海外派兵について触れられたことです。今回、批判的にふれられた専守防衛は、何も日本独自の旧態依然とした主張ではありません。小林教授もご存じの、ルーズベルト大統領の1941年の一般教書演説では人類普遍的な4つの自由について論じています。それはアメリカだけでなく世界のいかなるところであっても、1言論と狂言の自由、2信教の自由、3欠乏からの自由、4恐怖からの自由があるというものです。この恐怖からの自由とは、いかなる国も隣国に対しても物理的攻撃を行使しえない程度まで軍縮することです。この恐怖からの自由はわが国の専守防衛の考えに体現されているのではないでしょうか。「護憲」を殊更称揚するつもりはありませんが現在の日本国憲法がつくられるなかで、全体主義と戦い自由と民主主義の教育を受け、その思想をもつアメリカ人が憲法を考想したことは、仮に他の戦勝国によるよりもはるかに恩恵であったと思います。わが国の戦前、戦時中にあたる、ルーズベルトおよび当時のアメリカ民主党政権下で論じられた自由は確かに理想主義ではあっても、それは現在も人類普遍の理想であると考えます。

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