2012年1月23日（月）、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」が放送され、岩上安身が出演した。

　今回は、寺ちゃんこと寺島尚正氏が、1月14日～24日に新宿で行われている「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」に行き、その様子を放送で伝えた。寺島氏は駅弁を買い求め、並んだ後に続々と列が出来るほどの大盛況ぶりだったという。そして、寺島氏が購入した近江牛ステーキの駅弁をスタジオで試食し、出演者は本格的な味を楽しんだ。

　今日の夕刊読み比べのコーナーでは、昨年夏に電力不足が懸念されたが、政府は最大6％の余裕が出る試算を公表していなかったことが取り上げられた。岩上は、後から情報が出てくる現状に対して、政府発表とそれを伝えるマスコミの情報を鵜呑みにすることは危険だと指摘した。

　ニュース本音と建前のコーナーでは、岩上氏が元財務官僚・経済学者である高橋洋一氏へ行ったインタビューが取り上げられた。高橋氏は、財務省の公開情報から、すぐに使える埋蔵金が300兆あると考察し、それを用いれば増税の必要は無いと述べたという。増税を行う理由は、増収により使える金が増えるため、天下り先の確保ができることが挙げられた。

　また、岩上は除染の現状について自身の取材に基づき報告。除染を行なってた人が体調を崩していることなどから、除染作業は危険だという認識が広まっていると述べた。そして、除染作業が事業として利権化し、除染を行なっているボランティア団体への嫌がらせが発生していると伝えた。