脱原発集会など様々な集会に参加している社会派アイドル「制服向上委員会」は2015年7月28日、東京有楽町の日本外国特派員協会で記者会見をおこなった。
今年6月、神奈川県の大和市でおこなわれた集会で歌った歌詞の中に、反自民・反安倍政権等々の政治的メッセージがあったとして、大和市が後援の取り消しを決め、話題となっていた。
お笑いコンビ爆笑問題の太田光氏が、毎週火曜日に放送されているTBSラジオ爆笑問題カーボーイの6月30日の放送で、制服向上委員会について「痛々しい」などと批判していた。
しかし、制服向上委員会のメンバー齋藤優里彩さんはツイッターで、「私からすると安倍さんにゴマをすってる太田光さんの方が痛々しく見えます」と、反論。安倍総理主催の桜を見る会で、太田光氏が総理の隣で満面の笑みを浮かべる姿の写真を引用してツイートした。
会見では、質疑応答の他に福島第一原発事故後に発表した「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」などの歌を披露した。
日本のタレント・アイドルが政治的発言に気を遣うなか、真逆の路線はなぜ?
制服向上委員会2代目会長こと元メンバーの橋本美香さんは、これまでに数多くのイベントに参加してきたと話した。イラク戦争反対の「WORLD PEACE NOW」やベトナム戦争の傷跡を観に行く機会があっという。
「メンバーが色々な体験をしていく中で、社会に向けてメッセージを発信していくことの大切さを学んでいき、色々な方向に活動が広がっていって、自主的にメンバーが考えて発信していくという今の流れになってきている」
メンバーの齋藤優里彩(ゆりあ)さんは、「社会問題と可愛らしい曲を歌うグループは日本ではなかなかいない貴重な存在。最初は、原発って何だろうというところから入って、このグループとともに勉強してきたかなと思う。社会的発言もしつつ、可愛らしい曲も歌うグループというところを凄く誇りに思う」と語った。
社会問題を発言・発信すると「子どものくせに」という批判、「思っていることを歌詞にして歌っている。メッセージのない歌はない」
この人たちは普通の人の普通の感覚で当たり前のことを言ってるに過ぎず、15歳を過ぎても頭の中身が小学校低学年の子供と変わらないという間違った“作られたアイドル像”を演じていないだけ。普通の14~15歳はそれくらい賢いし考えている。現在の日本の首相の頭脳を基準にして考えてはいけないのである。