細野豪志大臣に対する原子力規制委員会人事の再考を求める要請行動[頭撮りおよびぶら下がり] 2012.8.2

記事公開日:2012.8.2取材地: テキスト動画
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(原佑介)

 2012年8月2日、社民党阿部知子議員ら原発ゼロの会は、細野豪志原発担当大臣に対し、原子力規制委員の再考を求める要望書を提出した。原発ゼロの会は、「民主・自主・公開」、「利用と規制の分離」、「公正中立」、「原子力ムラとの決別」などを謳う原子力規制委員会設置法の趣旨から、この人事案が大きく逸脱しているとし、以下、3点の要請を行った。1,求める政府として原子力委員会のあり方を総括すること。2,田中俊一氏の秘密会議の関与の情報開示と説明を行うこと。3,委員候補も含め、過去の発言に対する見解や利益相反の疑い等を含め、人選に係る政府の考え方をあらためて十分に提示すること。

■全編動画

  • 日時 2012年8月2日(木)

 阿部議員は、要請後のぶら下がりで、「後出しの人事となり混乱が生まれている」とし、委員の人選プロセスを批判。細野大臣が、福島の除染を通じ、田中氏と一定の信頼関係にあるというが、阿部議員は、「大臣の思いと国民の思いにギャップがある。国民感情と離れないで欲しい」と述べた。IWJは、「この人事は、不適格なだけでなく、違法との指摘もある」ことについて質問。阿部議員は、「その指摘は知っている。ゼロの会として結論は出ていないが、問題意識にある。大臣は『規制対象事業者とは違う』という認識だが、今日はその結論は言わず、お互い意見交換で留まった」とした。

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