2015年7月9日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機使用済み燃料プール内に落下した燃料取扱機の撤去工程がまだ確定していないことが報告された。現在、取扱機以外の瓦礫の取り出し作業を行っているという。
2015年7月9日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機使用済み燃料プール内に落下した燃料取扱機の撤去工程がまだ確定していないことが報告された。現在、取扱機以外の瓦礫の取り出し作業を行っているという。
■全編動画
3号機使用済み燃料プール内に落下している瓦礫撤去作業は、本体重量35トンの燃料取扱機がプール内に落下し、その対応で止まっている。落下の影響や、対策、取り出し方法の検討を終え、今月下旬に撤去するスケジュールだった。
しかし、「具体的に何日か、話せる状況にない」と東電は答えた。それ以外の瓦礫を除去する作業は継続しているという。
実施計画の認可待ち状態の工程がいくつもあることが改めて判明した。
まず、1号機建屋カバー解体工事。1号機建屋内の空気の流れによりダストが飛散するのを抑制するため、バルーンで開口部を塞いでいた。そのバルーンがずれてしまい、原因解明と対策を検討していた。しかし、開口部を塞がずとも飛散量は十分少ないことが分かり、改めてバルーンを使わない方法で実施計画を申請している。
そのため、1号機建屋カバーの解体工事は、実施計画の認可待ちで実作業はまだ再開していない。
次いで、海水配管トレンチの閉塞、充填工事では、3号機トレンチの残水を復水貯蔵タンク(CST)に移す工法を申請している。これもまだ認可待ち状態だ。
一方、陸側遮水壁の、山側部分埋設物との干渉箇所について、貫通部施工の変更に関する実施計画は7月3日に認可された。それに伴い、今週より、山側である工区BLK4~7の『貫通施工』を開始している。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2015年7月9日
2015年7月8日
2015年7月7日
2015年7月9日
2015年7月8日
2015年7月7日
2015年7月6日
2015年7月3日
2015年7月8日
燃料取出し云々以前に、
200km圏内の数百万人の命を考えたら、まず、
大規模公害の有無、すなわち、
3号機プール内を覆い隠している瓦礫を撤去させて
プール内に使用済燃料が全部残ってるか否か白黒付けさせること
の方が重要です。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/
3号機プール内瓦礫撤去作業の予定表の変遷を見ると、
この1年半の間、ずっと、
日が過ぎ去って行く速さと同じ速さで、
予定表の内容を後に平行移動して行ってるだけです。
それも、同じ形のまま、平行移動して行ってる。
わざと何の作業もしないようにしてるとしか思えない。
プール内の燃料の成分が測定で見つかってないから、
現在、肺癌を訴える人がいないから、
と言って、
プール内の燃料が飛散してないに決まってる、なんて言えるわけがない。
なぜなら、
もしプール内の燃料が飛散済でそこらかしこに堆積していたとしても、
測定結果には現れないし(α線は数cmしか飛ばない上、堆積の仕方がとびとびだから)、
肺癌が出来てても10年以上気づかない(癌細胞の塊がある程度の大きさにならないと症状が出ない)からです。
3号機の鉄骨が内側に曲がってる(1000℃を超えた)ことへの回答を、
東電も政府もまだしていないんです(爆発の威力の話に摩り替えてはぐらかしている)。
爆発で出来た1トンのガスが数十トンもある鉄骨を1000℃まで上げれるか考えてみてください。
3号機プール内を覆い隠している瓦礫を撤去しないまま、
3号機プール内を隠し続けたまま、
3号機プール内に使用済燃料が全部残ってるか白黒付けないまま、
帰還だけ強行する、
こんな勝手なことを許していいのでしょうか。