2015年6月25日18時10分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する記者会見が開かれた。福島第一原発2号機について、建屋周辺の不使用施設の解体工事計画を発表した。また格納容器内部調査では、調査装置を進入させる予定のX-6ペネ部手前で126mSv/hの高線量を計測した。
2015年6月25日18時10分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する記者会見が開かれた。福島第一原発2号機について、建屋周辺の不使用施設の解体工事計画を発表した。また格納容器内部調査では、調査装置を進入させる予定のX-6ペネ部手前で126mSv/hの高線量を計測した。
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東京電力は2号機に関する工程を二つ発表した。まず、2号機の周辺ヤード整備工事。2016年8月頃までを目途に、2号機建屋周辺に建っている、今後使用する予定のない建屋を解体撤去する。これにより、作業エリアを確保する工事を始めているという。
工事にあたって、ダスト等の飛散も考えられるため、連続ダストモニタを使って監視している。このモニタや監視手順は1号機建屋カバー解体工事と同じもの。ダストモニタが警報を発した場合には、1号機建屋カバー解体工事と2号機周辺ヤード整備工事の両方を中断。ダスト飛散を抑えるため水撒き等の対策を行い調査、再開という手順を取る。
もう一つは、2号機格納容器内部でX-6ペネと呼ばれる、貫通穴付近の放射を遮蔽しているコンクリートブロックを撤去したことを発表した。
遮蔽ブロックで遮蔽された箇所では、線量は5~9mSv/hだが、遮蔽ブロックを取り除くと、70~126mSv/hと非常に高線量となった。さらに、床面で表面線量400mSv/hの場所も見つかっているという。
このように高線量であるため、今後行う線量測定、除染は遠隔操作で行われる。しかし、X-6ペネ部分への穴開けや調査装置の設置など、細かい所は有人で行うことも有り得ると東電は説明。穴開け、装置の設置は7月、格納容器内部調査は8月を計画している。
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2015年6月25日
2015年6月24日
2015年6月23日
2015年6月22日
2015年6月25日
2015年6月24日
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2015年6月24日
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