菅直人議員 記者会見 2012.7.31

記事公開日:2012.7.31取材地: テキスト動画
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 2012年7月31日(火)、自由報道協会 麹町報道会見場で、菅直人議員 記者会見が行われた。

■ハイライト

  • 内容 東日本大震災発生当時、首相として対応にあたった菅議員に震災、復興、原発問題などについての質疑応答

 菅直人前内閣総理大臣が、総理退任後初の記者会見に臨んだ。冒頭、「今回の原発事故は、複数の原発の同時多発的なシビアアクシデントという、チェルノブイリをはるかに超える大事故であった」と、事故直後に感じたことを振り返った菅元総理。首都圏全域から3000万人の住民が全面的に退避することも想定していたという。また、チェルノブイリ原発事故の収束にあたり多くの旧ソ連の軍人が命を落としたことに触れ、東電社員や自衛隊の命を賭した尽力に感謝の念を抱いているとした。今後のエネルギー政策については、原子力政策の全面的な見直しと、脱原発、再生可能エネルギーの促進を目指すとした。脱原発への具体的な方途としては、2025年までに脱原発を実現する「脱原発ロードマップ」の作成、脱原発基本法の国会提出を挙げた。

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