2015年6月11日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋の開口部を塞ぐ「バルーン」がずれていた問題について、ずれを修正するとともに状況を確認したところ、バルーンを覆う雨カバー上面に、瓦礫や散布した飛散防止剤が溜まっていることが判明した。しかし、これらがずれた原因かどうかはまだ特定できていない。
2015年6月11日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋の開口部を塞ぐ「バルーン」がずれていた問題について、ずれを修正するとともに状況を確認したところ、バルーンを覆う雨カバー上面に、瓦礫や散布した飛散防止剤が溜まっていることが判明した。しかし、これらがずれた原因かどうかはまだ特定できていない。
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1号機建屋カバーの解体工事にあたり、建屋内で上下フロアを貫通する開口部を塞ぐバルーンがずれていることが判明した。バルーンは、開口部の面積を小さくし、空気の流れにより放射性物質の放出を抑制する目的で設けられている。
東京電力は、建屋カバー解体工事の作業を中断し、バルーンのずれた原因を調査している。ずれを修正するとともに状況を確認したところ、バルーンを覆う雨カバー上面に、約2~3kgのコンクリート片瓦礫や、これまでに散布した液状の飛散防止剤が溜まり、乾燥したものなどがあることがわかったという。それらがいつから乗っていたのか、これらがずれた原因なのか、まだ特定できていない。
ずれたバルーンは所定の位置にもどし、ダストモニタや空気圧に異常がないことを確認。引き続きずれた原因を調査するとしており、建屋カバー解体工事の作業開始は遅れることになる。
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2015年6月11日
2015年6月10日
2015年6月9日
2015年6月11日
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2015年6月11日
2015年6月10日