2015年4月30日18時30分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する会見が開かれた。情報公開の新方針に基づく核種分析結果や、線量測定データの公開が始まった。公開対象を拡大し、これまで公開しなかったデータもWEBに掲載。夏ごろまでかけて順次拡大していくという。
2015年4月30日18時30分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する会見が開かれた。情報公開の新方針に基づく核種分析結果や、線量測定データの公開が始まった。公開対象を拡大し、これまで公開しなかったデータもWEBに掲載。夏ごろまでかけて順次拡大していくという。
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福島第一原発K排水路に放射能が流れ込み、海洋流出していたが、測定データを公開していなかった問題から、新たな情報公開の方針が3月30日に決まっていた。その方針に基づく、核種分析結果や、線量測定データの公開が始まった。東京電力WEBにて公開する。公開対象を拡大し、これまで公開しなかったデータもWEBに掲載。夏ごろまでかけて順次拡大していくという。従来では、年間約3万件だったデータ公開が、今後は、年間約7万件と倍増する予定だ。
1号機原子炉建屋カバーの解体工事を、5月15日から開始することが発表された。15日からダストの飛散防止剤を散布し、翌週から8月頃までかけて屋根パネルを解体する。その後、鉄骨撤去などを行う予定だ。その後にオペフロアの瓦礫撤去、使用済燃料プールから燃料取り出しへと進んでいく。
この1号機建屋カバー解体工事と並行し、3号機使用済燃料プールでは瓦礫撤去、陸側遮水壁では凍結試験と残り部分の工事があり、他にも海水配管トレンチの閉塞工事、フェイシングなど重要な工事作業が進められている。しかしながら、2号機建屋については、いまだ手がつけられない状況だ。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2015年4月30日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第17回事務局会議)
2015年4月30日
2015年4月29日