2012年7月25日(水)、衆議院第二議員会館で、「第57回 民主党 経済連携PT総会」が行われた。
総会終了後、民主党経済連携プロジェクトチーム(PT)の吉良州司事務局長が会見を行った。その中で今回の総会について、「政府はアメリカなどから交渉参加の前提となる条件を求められているか文書で回答した。回答では条件があるとも、ないとも受け取れる。記述内容の訂正を求めた」と述べた。
また「100パーセントの関税撤廃が原則なのか」「他の経済連携に悪影響を与えるのではないか」「交渉は非公表、事前の情報収集はできないのではないか」などと、同PTがまとめたTPPの懸念事項にも文書で回答があったと説明。いずれについても、議員らが把握している情報と合致せず、訂正を求めているという。