2012年7月20日(金)、日本外国特派員協会で、FCCJ主催 栗原弘行氏記者会見が行われた。
( IWJ・遠田)
2012年7月20日(金)、日本外国特派員協会で、FCCJ主催 栗原弘行氏記者会見が行われた。
■ハイライト
栗原氏は政府の尖閣諸島国有化方針について「スタートラインは東京都への売却であり、最初の話を蹴飛ばして国や政府と交渉することは考えていない」と述べた。
尖閣諸島めぐる対立から「戦争になるのでは」とする報道にも触れ、「国家と国家が言い争う状況を設定すればリスクは大きくなる。そういう観点から、国より都と交渉したほうがよいのではないか」とし、メディアに対して「戦争に持って行くような報道の仕方は控えてほしい」と話した。
また、「自分が生きている間に次の世代に渡したいのではないか」と70歳を迎えた兄の気持ちを代弁。都との交渉については、「国とは2013年3月いっぱいまで賃貸契約があるので、これを過ぎた頃になるだろうが、なるべく早やくまとめたい」との考えを示した。