2012年7月17日(火)、司法記者クラブで、「国会記者会館屋上での取材に関し仮処分の申し立てについての記者会見」が行われた。
(IWJ・平山)
2012年7月17日(火)、司法記者クラブで、「国会記者会館屋上での取材に関し仮処分の申し立てについての記者会見」が行われた。
■ハイライト
非営利のインターネットメディア「Our Planet TV」および、同メディアの代表白石草氏が、国会記者会に対し、国会記者会館屋上での撮影を求める仮処分の申し立てを行った。同メディアは、毎週金曜日に首相官邸前で行われている抗議行動の様子を撮影するため、国会記者会館屋上への立ち入りを求めてきたが、記者クラブに所属していないとの理由から拒否されてきた。
国会記者会は「120年の伝統」を理由に、立ち入りを拒否しているのだという。立ち入りの見通しが全く立たないため、白石氏は、記者会への仮処分申し立てという、異例の措置に踏み切った。
白石代表は「市民が個々人で集まった抗議行動の全体像を撮影することには報道上の意義がある。そのために、IWJとともにヘリを飛ばしたが、金銭的に限界がある。全体像を撮影するために、国会記者会館の屋上を是非とも開放してほしい」と述べた。