原子力安全・保安院定例会見 2012.7.2

記事公開日:2012.7.2取材地: 動画
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 2012年7月2日(月)、経済産業省にて、原子力安全・保安院の定例会見が行われた。

■全編動画

  • 日時 2012年7月2日(月)16:00~
  • 場所 原子力安全・保安院(東京都千代田区)

 森山善範 原子力安全基盤担当審議官によると、関西電力の大飯原発(福井県)3号機が今朝6時、臨界に至った。明日3日は発電用タービンのバランス調整をおこない、問題が無ければ4日以降にフル稼働運転に移行するとのこと。

 先月30日、東京電力福島第一原発4号機にて、燃料プールの冷却設備を監視するためのシステム(UPS)が故障。これにより燃料プールの冷却が停止した。翌日7月1日15時、同監視システムを手動バイパスすることにより、同冷却設備を再運転させた。停止前の燃料冷却プールの水温は約33度で、稼働時は約43度だった。

 本日2日10時頃、同福島第一原発6号機のタービン建屋にて、圧縮空気を除湿する設備を点検したところ、制御盤から白煙が立ちこめた。原因については地元消防を交えて現在調査中とのこと。

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