2012年6月28日(木)17時より、東京都文京区にある東京大学 本郷キャンパスで、「安冨歩先生の授業」が行われた。テーマはアジア情報社会論について。現代社会は、原因と結果、それから生じる責任の問題が、混乱を引き起こしている。ベイトソンやホイヘンス、スピノザなど取り上げながら、その本質と役割、現代社会での取り扱われ方などを講義した。
2012年6月28日(木)17時より、東京都文京区にある東京大学 本郷キャンパスで、「安冨歩先生の授業」が行われた。テーマはアジア情報社会論について。現代社会は、原因と結果、それから生じる責任の問題が、混乱を引き起こしている。ベイトソンやホイヘンス、スピノザなど取り上げながら、その本質と役割、現代社会での取り扱われ方などを講義した。
■イントロ
経済学者の安冨歩東洋文化研究所教授の授業を中継。いつもは岩上が出席しているが、この日は欠席した。テーマはアジア情報社会論。まず、情報の概念について、グレゴリー・ベイトソンの定義で、情報は、差異を生み出す差異、と言った。1ビット、と情報に関して、よく言われている。つまりオンかオフの差を指しているが、自分は違うと思っている」とレクチャーをはじめた。
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