2012年5月26日(土)、明治大学和泉校舎で行われた、中東フォーラム 2012 アラブ民衆蜂起とパレスチナ解放の模様。
(IWJ・遠田)
特集 中東
2012年5月26日(土)、明治大学和泉校舎で行われた、中東フォーラム 2012 アラブ民衆蜂起とパレスチナ解放の模様。
■ハイライト
この会では、パレスチナや中東情勢に関する講演と質疑応答が4時間にわたり行われ、参加者らは熱心に耳を傾けた。
はじめに、パレスチナ民族評議会評議員のライラ・ハーリド氏が講演。1987年に始まったインティファーダと呼ばれる闘争について、「人々は石を投げてイスラエルの戦車に抵抗した。この様子は世界中に報道され、イスラエルが民主的でない事実が明らかになった」と述べた。
その後の1993年に、PLOとイスラエルが結んだオスロ合意には、「PLO内で意思統一が出来ないまま交渉に入ってしまった。パレスチナ人にとって重要な土地の自決権と難民問題が抜けていた」と批判的な見方を示した。
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