2012年5月8日(火)、司法記者クラブで行われた、「健全な法治国家のために声をあげる会」による、告発状が最高検に受理された件についての会見とぶら下がりインタビューの模様。
(IWJ・原佑介)
2012年5月8日(火)、司法記者クラブで行われた、「健全な法治国家のために声をあげる会」による、告発状が最高検に受理された件についての会見とぶら下がりインタビューの模様。
■イントロ
4月25日に提出された「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」による告発状が、最高検に受理された。これ受け、受理翌日の5月8日、同会は司法記者クラブにて、記者会見を行った。
最高検から告発状受理通知を行う規定はない。これまで前田元検事、田代検事の告発を行っている同会だが、その際も受理通知はなく、時期をみて、告発者が最高検に確認をとっていた。しかし今回、最高検・事務課から同会代表八木啓代氏に、異例の受理通知の連絡があったという。同時に、通常、刑事部が行う捜査を「今件、最高検が捜査を行う」との通達も兼ねていた。八木氏は、「地検に任せてはおけないという判断ではないか」とし、異例の受理通知と最高検自らの捜査は、この問題に真摯に取り組むという、最高検の非常に強い意志表示ではないか述べた。
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