東京電力 記者会見 2012.4.25

記事公開日:2012.4.25取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 2012年04月25日(水)、東京電力本社で、記者会見が行われた。海側遮水壁の本格工事を本日着手した。水処理設備貯水量調整のため、キュリオンは26日から10日間運用停止し、サリーで継続処理する。保安院に、柏崎刈羽原子力発電所周辺活断層の連動性と連動した場合の影響に関する調査結果を報告した。

■全編動画

  • 日時 2012年04月25日(水)18:00~
  • 場所 東京電力本社(東京都千代田区)

2012年4月25日 福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(午後3時00分現在)

2012年4月25日 福島第二原子力発電所プラント状況等のお知らせ

2012年4月25日 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 76.6KB)

2012年4月25日 柏崎刈羽原子力発電所敷地周辺の活断層の連動を考慮した地震動評価について(PDF 4.02MB)

2012年4月25日 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果 (PDF 10.9KB)

2012年4月25日 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 8.01KB)

【トピックス】
(1) 魚介類の核種分析
 木戸川沖合2km, 5kmで採取。最大は、沖合2kmで採取したババカレイ、Cs134が530Bq/kg、Cs137が730Bq/kg
(2) 柏崎刈羽原子力発電所・敷地周辺の活断層の連動を考慮した地震動評価について
 海側の活断層(佐渡島南方断層、F-D断層、高田沖断層)が連動した場合についても評価した。

【質疑応答(一部始終)】
(NHK・ハナダ)
Q:魚介類の調査について
A:漁法、魚の住む深さで核種濃度は異なる。魚が食べているものでも異なる。生態をよく調べたい。データとしては未だ数が少なく、不十分。

(フリー木野)
Q:魚介類サンプリングで、採集した量はどのくらいか?
A:ヒラメ2匹、ババガレイ2匹、コモンカスベ3匹、アブラツノザメ1匹、ヒラツメガニ3匹。
Q:少なすぎないか?
A:採狩する場所、深さは決めているが、漁獲量は決めていない。今後3ヶ月ぐらいかけてとっていきたい。
Q:水深は?
A:確認します。
Q:魚の採れた深さは?
A:刺し網漁法であり、網の深さまでは記録していないと思う。
Q:福島第一原子力発電所の旧事業本館のアスベストの管理は大丈夫か?
A:未調査。アスベスト量は確認する。復旧の対策は手付かず。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です