2013年2月9日(土)17時30分より、東京都吉祥寺市の井の頭コミュニティセンター新館で、学習会『命のワンイシュー〜伝える為に』が行われた。個人の火炎瓶テツ氏の呼びかけにより、原発、改憲、TPP等「命/生活」の問題。
そして、それらをどう捉え、どう人に伝えるか?を主軸に、自由な意見交換がなされた。震災より2年近くの時が経ち、様々な抗議活動やデモにも関わらず、政権交代により原発再稼働の動きは加速し、世間の関心も薄れつつある。これに危機を感じる参加者たちが、今後の展開について語り合った第一回目。
- 日時 2013年2月9日(土) 17:30〜
- 場所 井の頭コミュニティセンター新館(東京都吉祥寺市)
呼びかけ人の火炎瓶テツ氏は、毎週金曜日、経済産業省前で「対話集会」を開いている。始めた理由は同省が電力行政の要であり、そこで対話すれば自動的に抗議の意も示せる。ところが「原発問題ひとつとっても、それは労働問題であり、軍事上の問題でもあり、経済の、生活の、健康の問題。さらにはTPP、改憲、反戦と、どんどん問題が増えて来た。省庁の前でやるとどうしても抗議の性格が強くなる」ため「一度、屋根の下でやってみたかった」とのこと。
ただし、講師を呼んだり、資料を配ったりと一方的に伝えるのではなく、「丸腰で話し合う」ことの重要性を訴える。それは、霞ヶ関界隈では「いつも同じ顔ぶれが集まっている」だけで、情報が広がらない。職場の友人であったり、(無関心層の)身近な人たちと話をしたときに、何の資料もなくても伝えられることが、大切と考えるから。
ここからは、本人曰く「学習会とは言いながら、対話交流会」として進められた。