2013年1月15日(火)15時、東京都千代田区の日本外国特派員協会(FCCJ)において、同日午前にNHKを相手取って東京地方裁判所に提訴した、元NHKアナウンサーのフランス人女性、エマニュエル・ボダン氏(55)と弁護団による記者会見が開かれた。
(IWJテキストスタッフ・久保元)
2013年1月15日(火)15時、東京都千代田区の日本外国特派員協会(FCCJ)において、同日午前にNHKを相手取って東京地方裁判所に提訴した、元NHKアナウンサーのフランス人女性、エマニュエル・ボダン氏(55)と弁護団による記者会見が開かれた。
■ハイライト
ボダン氏は、1990年から2011年3月まで20年あまりNHKに勤務し、海外向け放送「ラジオニッポン」のアナウンサーや翻訳の業務に携わってきた。しかし、福島第一原発事故が発生した直後の2011年3月15日、避難のために日本を離れ、1週間後の3月22日にNHKから契約(業務委託契約)を予告なく解除された。ボダン氏はこれを不服とし、NHKに対して解除理由の回答を求めてきたが、明確な回答が得られなかったとして、契約の存続確認と未払い賃金など1571万1839円の支払いを求める訴えを起こした。
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