2019年7月20日(土)16時より東京都新宿区の新宿駅西口小田急百貨店前にて、れいわ新選組が「#新宿センキョ」と題した街頭演説で最後の支持を4時間にわたって訴えた。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのDABO氏は、「僕たちみたいなミュージシャンも、どんどん政治のことを発言するようになっています。音楽家は音楽やっていろって言われる風潮があったんだけれども、来るとこまできちゃっているんだなって、最近思いますね。このわけのわからないシステムをみんなでぶっ壊しましょう!」と声を張り上げた。続けてDABO氏は「罪を憎んで、システム憎んで、人を憎まずだと思います」とその真意を語った。
元文科事務次官の前川喜平氏は「お金はあるところから取る。消費税で国民から取るんじゃないよ。税金を取るべきところから取っていないだけだ。形ばかりの(教育)無償化政策は問題大ありですよ。幼児教育無償化といっても、入れない人がいるんだから。待機児童そのままにして無償にしてどうなるんだ」と述べ、待機児童の発生の原因として「保育士さんの給料が安すぎるんですよ。保育士さんがちゃんと仕事ができる、そういう処遇をする」と保育士の確保が急務であることを訴えた。
れいわ新選組の山本太郎代表は「ファンタジーを提供するつもりはありません。リアルに国会の中で一番ややこしい勢力を作りたいんです。そのためには、みなさんの一票、非常に重いものです。でもその一票では大きな政党には抗えない。だからみなさんから広げてほしい」と述べた。
また山本代表は「政治家はいつか手のひらを返す。さんざんな政治家を今まで見てくれば、そう思うのも致し方ない。でも私たちは違いますよ。支えているベースが違いますから。さんざん踏みつけられて、もう死にたいと思いながらも、最後のチャンスは何か探していて、今回の参議院選挙を見つけた。だから託してくれたんでしょ。その気持ちどうやって裏切れって言うんだよ。見ててくださいよ、間違いなくみなさんのための仕事をする、徹底的にやる。それをやめるくらいだったら、政治家なんかやめてやるって話ですよ」と意気込みを語った。
IWJは21日のれいわ新選組の開票センターの模様も中継・配信した。下記URLよりあわせてご覧いただきたい。