2012年9月28日(金)、東京都千代田区の三省堂書店 神保町本店で、「鈴木邦男さん×本間龍さん トークショー」が行われた。元博報堂社員の本間氏は、広告代理店がどのように原発安全神話を演出してきたのかについての著作『電通と原発報道』を発表した。トークショーは、同著の刊行を記念して、政治活動家である鈴木氏との対談形式で進められた。トーク内容は、「メディアコントロールと言論の自由」。
(IWJテキストスタッフ・田畠)
2012年9月28日(金)、東京都千代田区の三省堂書店 神保町本店で、「鈴木邦男さん×本間龍さん トークショー」が行われた。元博報堂社員の本間氏は、広告代理店がどのように原発安全神話を演出してきたのかについての著作『電通と原発報道』を発表した。トークショーは、同著の刊行を記念して、政治活動家である鈴木氏との対談形式で進められた。トーク内容は、「メディアコントロールと言論の自由」。
■ハイライト
本間龍氏は、博報堂の社員だった。3.11をきっかけにして、広告代理店がどのようにメディアに影響を及ぼしているのかという実態を、原発問題と絡め『電通と原発報道』に記した。9月29日、この本の刊行に際して、都内で同氏と政治活動家の鈴木邦夫氏との対談が組まれた。本間氏は、10数年前から原発の問題について関心があり、博報堂の社員でありながら、原発の在り方には危機感を持っていたという。なぜメディアが原子力ムラにコントロールされていたのか、その仕組みが広く知られなければ、また同じことが起きると危惧し、筆をとったのだという。
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