2012年8月20日(月)、文化放送にて「夕やけ寺ちゃん活動中」の生放送が行われた。
(IWJ・平山茂樹)
2012年8月20日(月)、文化放送にて「夕やけ寺ちゃん活動中」の生放送が行われた。
■ハイライト
「今日の夕刊読み比べ」では、オリンピックの陰で浮上した、竹島、尖閣諸島の領土問題が取り上げられた。岩上安身は、「領土問題では、韓国、中国よりもむしろ、アメリカの動きをこそ注視しなければならない」と解説。日米安保では、日本の施政下にある領土は米軍が守ることになっているが、係争地はその対象からは外れるので注意が必要だ、と警鐘を鳴らした。
この日のゲストには、新会派「みどりの風」の亀井亜紀子議員が登場。「みどりの風」には、亀井議員の他に、谷岡郁子議員、舟山康江議員、行田邦子議員が参加。同会派結成の契機には、政権交代の初心を忘れ、自民党化する民主党への不満が、いわゆる「小沢グループ」以外にも存在することを示す狙いがあったという。ただし、脱原発、反消費税増税、反TPPという政策上の一致点があるため、「国民の生活が第一」とも連携していきたいという。
田中俊一氏を委員長候補とする原子力規制委員会の人事案について亀井議員は「考えられないこと」と明確に反対を表明。また、ACTAに関しては「情報を国民に知らせるべき」とし、批准してしまったら日本は国際社会の笑い者になる、と警鐘を鳴らした。「みどりの風」は、会派が結束して参議院本会議においてACTA批准に否決票を投じていた。