ウクライナ政変第二幕、クリミア併合編が幕を閉じるか否かのタイミングで開幕した台湾政変!
その政変の刻々の模様、現地からの生情報を、TwitterやFacebook、SNSでお届けしてきましたが、3月23日(日曜日)の朝、東京から台北へ、IWJの中継記者のエース原佑介記者を送り出しました!
本当は僕自身が飛んで行きたかったのですが、23日には、重要なインタビューがあり、その2日後の25日火曜日にはニッポンダンディー、レギュラーとしてはラストとなる出演があります。
(岩上安身)
ウクライナ政変第二幕、クリミア併合編が幕を閉じるか否かのタイミングで開幕した台湾政変!
その政変の刻々の模様、現地からの生情報を、TwitterやFacebook、SNSでお届けしてきましたが、3月23日(日曜日)の朝、東京から台北へ、IWJの中継記者のエース原佑介記者を送り出しました!
本当は僕自身が飛んで行きたかったのですが、23日には、重要なインタビューがあり、その2日後の25日火曜日にはニッポンダンディー、レギュラーとしてはラストとなる出演があります。
その後も重要なインタビューのアポが入っており、また新人の採用面接などマネジメント業の予定も立て込んでいて、今週末から来週いっぱいは、日本を離れて台北に向かうのは困難と判断。泣く泣く諦めて、原君に託しました。
原君は、先日の伊予地震の直後から、山口、愛媛の取材に入っていたところを急遽、東京に引き返してもらっての台北行きです。彼は出発前に上関での取材の分厚いルポをまとめていきました。これは、IWJウィークリー、IWJブログなどでお届けいたします。
台湾の情勢については、現地からずっと途切れず情報をお送りしてきましたが、現地に原記者を送り込んだことで、さらに厚みのある情報をお届けできるようになります。
Twitterで台湾からの情報をお届けし続けている【IWJ台湾より】という通信も、かなりの数になっていますが、これを連続ブログにまとめました。現在第5弾までアップしています。これから先も、連続してアップしていきます!
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※以下文中、赤尾光春氏の氏名の表記に誤りがございました。ここにお詫びとともに訂正いたします。(3月25日17時更新)
23日、私は、大阪大学の赤尾光春氏にインタビュー。10分間の休憩を一回だけ挟み、なんと7時間にもおよぶ超ロングランの新記録となりました。ウクライナの首都キエフで三ヶ月続いた抗議行動、ユーロマイダン(欧州広場)に浸透した異様な極右の謎から、ウクライナ西部に巣食う反ユダヤ主義の歴史とその正体に徹底的に迫りました。
ウクライナ政変第一幕は、腐敗した政権打倒を求める民衆という物語、第二幕はウクライナを武力で威嚇して、その領土主権を侵したロシアのプーチンと、これに抗議する米国という物語に、単純化されて報じられてきました。
しかし、事はそう単純な話ではありません。この西ウクライナの地には、非常に複雑で混み入った歴史の堆積があります。この地は、東欧ユダヤ人=アシュケナージの故地であり、根深い反ユダヤ主義の揺り籠でもあるのです。
この西ウクライナ地方とその隣接地で、何度もポグロムが起こりました。集団的なユダヤ人虐殺事件です。そんな忌まわしい記憶を秘めたこの地から、ウクライナ民族主義とネオナチと反ユダヤ主義の混合物の極右が登場して、ウクライナの新しい政権に食い込んだのです。
ウクライナでの長期滞在経験もある、ユダヤ研究者の赤尾光春氏は、ユダヤ人のディアスボラ(離散)から始まってユダヤ、ロシア、ウクライナの二千年史を一気に語り通し、尋常ならぬ迫力で、この謎の解明に迫りました。ここまで徹底して、このテーマに肉迫したインタビューは、主要メディアを含めて、他にはどこにもないと断言できます。パワーポイントのデータを加えて、鮮明な画像と音質で会員向けに再配信しますので、ぜひ、この機会にIWJの会員になってご覧ください。
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