規制委・更田 事前に察知できた事象に「緊急措置」をとる東電に苦言 2013.9.30

記事公開日:2013.9.30取材地: テキスト動画
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 東電の対応の遅さは、いたるところに表れる。

 9月30日、原子力規制庁で、福島第一原発の汚染水問題について議論を行う「第7回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ」が開催された。

 9月16日、東電は、台風18号による大雨で溜まったタンク堰内の雨水を、1リットルあたり30ベクレルという放出限度以下の値であることから、「緊急措置」として、回収することなく放出した。これについて原子力規制委員会・更田豊志委員は、台風が福島第一原発に与える影響は想定できたはずだと指摘し、「準備ができていれば回避できたはずのものを『緊急措置』と呼ぶことに、強い不満ある」と、東電の後手後手の対応を批判した。

  • 議題
     1. 汚染水貯留タンクからの漏えいについて
     2. 護岸付近の地下水からの告示濃度限度を超える放射性物質の検出等に関する対応について
     3. その他

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