【安保法制国会ハイライト】「なぜ総理自身がお詫びをしないのか」――福島みずほ議員が「主語」を抜かした「不誠実」な安倍談話に異議! 2015.8.27

記事公開日:2015.8.27取材地: テキスト
【安保法制国会ハイライト】「なぜ総理自身がお詫びをしないのか」――福島みずほ議員が「主語」を抜かした「不誠実」な安倍談話に異議! 

特集 安保法制

 「なぜ、あなた自身が主語で謝らないのか。この場でお詫びをしたらどうなんだ。安倍首相は不誠実だ」――。

 2015年8月24日の安保法案を審議する参院特別委員会で、社民党の福島みずほ議員が、戦後70年にあわせて発表された「安倍談話」を取り上げ、安倍総理に歴史認識を質した。

 安倍談話が、「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならない」と他人事のように述べたことを踏まえ、福島議員は安倍総理に「日本の行為を侵略と認めるか」と詰問した。


人身事故の再発防止のため改めての安全最優先という決意を増田CDOは示した~東京電力中長期ロードマップの進捗会見 2015.8.27

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 2015年8月27日(木)18時30分から東京電力中長期ロードマップの進捗会見が開催された。協力企業作業者の死亡事故が相次いだことから「二度と、この様な不幸を繰り返さないため改めて安全最優先を決意し、再発防止を徹底していく」と増田CDOは再びその決意を示した。


木村草太氏、安保法制の違憲性を詳説!「政府は軍事権を付与されていない」~集団的自衛権「合憲派」を論破するポイントを伝授 2015.8.15

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※8月27日テキストを追加しました!

 「戦争法案と言われて怒る人たちがいるが、怒るぐらいなら、『世の中には必要な戦争だってある。よって、戦争法案を整備しておく必要がある』と堂々と反論すればいいのではないか」——。

 全国各地で終戦の日の記念行事が開かれた2015年8月15日、東京・九段では、平和遺族会全国連絡会が主催する集会が、約170人の参加者で満席となった。ゲストスピーカーの憲法学者、木村草太氏(首都大学東京准教授)が、約90分かけて安保関連法案の違憲性をレクチャーした。


【IWJレポート】「安保法案は人権侵害だ!」法曹界と学者ら300人が総結集!――安保法案の廃案を求めて共同記者会見~「独裁」安倍政権に反対! 野音集会と国会デモには4000人! 2015.8.26

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特集 安保法制
※8月27日テキストを追加しました!

 「若者が立ち上がった。中年も、お母さんも、そして学者も。次は報道が立ち上がる番だ!」--。

 衆院特別委員会で強行採決された安保法案に反対する「学者の会」と「日弁連」が、2015年8月26日、同日18時から行われる抗議集会に先立ち、東京・霞ヶ関の弁護士会館で共同記者会見を行った。記者会見には、法曹関係者と、全国約100大学の教授が集まった。


俳優・宝田明氏、安倍総理に「名誉の撤退」を呼びかけ 「安倍さん、白い旗をお上げなさい。そうしたら歴代最高の総理として100年、200年、1000年と名を残すでしょう」 2015.8.22

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 1954年版「ゴジラ」で初主演を果たし、その後は二枚目俳優として数多くの映画に主演してきた俳優・宝田明氏が2015年8月22日、神戸市内で講演。自身の衝撃的な戦争体験を語り、安保法制を進める安倍総理に退陣を促した。

 今年で81歳になる宝田氏は講演で、自身が幼少期に戦争末期の満州で体験した、生々しく残酷な「戦争のリアル」を語った。


TPP違憲訴訟、第2次提訴で原告数は約1600人に ~ハワイ閣僚会合の実相を山田正彦元農水相が報告「日本は明らかに失敗」 2015.8.21

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特集TPP問題

※8月27日テキストを追加しました。

 「日本のメディアは、ハワイ閣僚会合でTPPは最終合意に至ると見ていたが、実際は違った。メキシコが、国益に関わることを日米が勝手に決めることに立腹したのだ」──。元農林水産大臣の山田正彦氏は、TPPをめぐる日本の外交は、明らかに失敗していると断じた。

 「TPP(環太平洋経済連携協定)交渉差止・違憲訴訟の会」は、2015年8月21日、TPP交渉差止・違憲訴訟の第2次提訴を東京地方裁判所に行い、都内で記者会見を開いた。今回の提訴は、5月15日の1063人の原告による第1次提訴に続くもので、原告の数は527人である。


「私に対するヤジで安倍晋三という人の本質が見えた」辻元清美議員が「総理の妄想」を指弾 ~終戦の日、「リベラル結集」を掲げた集会で 2015.8.15

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※8月27日テキストを追加しました!

 「総理から『早く質問しろよ!』とヤジられた時、これで流れを変えられると思った。安倍晋三という総理大臣の本質が見えたから。『自衛隊に犠牲が出るのでは……』と人の命の話をしている時にも、『大袈裟だよ』とさらにヤジを飛ばした。要するに、人々の命を守りたいのではなく、国家を守りたい。私から言わせれば、彼の妄想だ」──。辻元清美衆議院議員は、国会の審議から透けて見える安倍政権の傲慢さを厳しく批判した。

 2015年8月15日、東京・千代田区の日本教育会館にて、市民文化フォーラム主催による、「第51回 8・15集会『戦後70年ー安倍政権にNO!リベラル勢力の結集をー』」が行われた。各界の憲法学者、作家、メディア関係者らが、安倍政権に対する危機感を、それぞれの視点から表明した。


【IWJブログ】「国会議員枠」を否定した武藤貴也議員 辞職しないのは「利己的」との声もーー会見から閉めだされた 「週刊文春」が反撃! 武藤議員に男性との「買春」疑惑!? しかも変態奴隷プレイ!? 2015.8.26

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 武藤議員の金銭トラブルをめぐる疑惑を報じた「週刊文春」が、記者会見場から閉めだされたーー。

 未公開株を購入するための資金集めを巡る金銭トラブルが週刊誌で報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆議院議員が2015年8月26日、記者会見を開いた。「誤解を招くような表現になったことは反省している」と、騒動となったLINE上での「国会議員枠」発言について釈明した。

 また、「週刊文春」(2015年8月27日号)が、「集金術」という言葉を用いて、株購入のための資金を武藤議員が集めたかのように断定している記述について、「事実と異なる」とコメント。「週刊文春」の記事には誤りがあると指摘した。しかし、会見での武藤議員の一連の発言について、「週刊文春」自身が反論する機会はなかった。同誌の記者が会見場から閉めだされていたのだ。


田中委員長、ヨウ素剤の事前配布は「自治体首長の判断で可能」と明言 ~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.8.26

記事公開日:2015.8.26取材地: テキスト動画

 万が一の原発事故の際、周辺住民に速やかにヨウ素剤は配布されるのか。2015年8月24日に田中俊一・原子力規制委員会委員長と面会した泉田裕彦・新潟県知事は、速やかな配布に必要な予算を確保できるよう、防災指針に盛り込むことを求めた。

 26日の定例会見で田中委員長は、泉田知事の要請を受けて内閣府に確認したところ、「首長の判断で自主性に配布してよく、そのための予算措置もできる」という答えを得たことを明かした。


【安保法制国会ハイライト】「宗主国様には何も言えないのか!」――安倍総理が山本太郎議員との「一騎打ち」から遁走!イラク戦争、広島、長崎への原爆投下…米国の戦争犯罪に“沈黙”! 2015.8.25

記事公開日:2015.8.26 テキスト

特集 安保法制
※8月26日、ジャーナリスト・広河隆一氏提供の写真と、戦場ジャーナリスト・志葉玲氏インタビューを追記しました。

 「宗主国様にはっきりと言えず、過去の米軍の過ちを認められないものが、戦争犯罪の常習国である米国の行動をどうやってジャッジできるのか」――。

 山本太郎議員が2015年8月25日、安保法案を審議する参院特別委で安倍総理に「一騎打ち」を挑んだ。


中国のミサイルの脅威を言い立てながら、川内原発を再稼働する安倍政権の「矛盾」 ──「これで『国民を守る』なんて二枚舌」~IWJ×FFTV第2弾!(後編) 2015.8.16

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 「山本太郎議員は国会で、川内原発に弾道ミサイルが直撃する可能性について質問した。政府は回答を拒否したが、戦争法案では、中国からミサイルが飛んで来るぞと脅している。本当に中国の脅威があると信じるなら、原発撤去を訴えないといけないはず」──。

 岩上安身は、安倍政権が中国の脅威を強調して安保法制を進める一方で、原発が被弾した際の対策もないまま、川内原発を再稼働させたことを、「戦争をやるのに被害を想定しないのはおかしい」と力説した。


桜島は序章に過ぎない!? 「充電」された姶良カルデラの脅威! 日本全土を襲う巨大噴火と川内原発再稼働の「愚」~IWJ×FFTV第2弾!(前編) 2015.8.16

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 「国は、火山爆発による原発事故があった場合を想定していない。また、火山爆発の避難計画はあるが、原発にまで及ぶ巨大噴火の想定はしていません」──。フクロウの会の阪上武氏はこう述べて、顔を曇らせた。

 2015年8月16日、東京・六本木のIWJ事務所にて、IWJとFFTVとのコラボ企画第2弾「桜島は序章に過ぎない!? 『充電』された姶良カルデラの脅威! 日本全土を襲う巨大噴火と川内原発再稼働の『愚』」が行われた。


「統合幕僚長を証人喚問すべき」安保法案「成立前提」の自衛隊内部文書 憲法学者62人が「国会軽視」と批判 2015.8.21

記事公開日:2015.8.26取材地: テキスト動画

※8月26日テキストを追加しました!

 防衛省の統合幕僚監部が、安全保障関連法案の成立を前提とする内部文書を作成していた問題で、憲法学者のグループが、2015年8月21日、東京都内で緊急記者会見を開き、安倍晋三首相による今国会の運営は、「議会制民主主義を軽んじている」と批判する声明を発表した。

 声明には62人の憲法学者が賛同しており、そのうち4人が会見に出席。問題とされる文書からは、政府・与党の狙いが「自衛隊の軍隊化」にあることがわかる、との言及もなされた。


「政府の声でなく、国民の声を報道しろ!」国会中継をしないNHKに市民が怒り――NHK包囲抗議行動 2015.8.25

記事公開日:2015.8.25取材地: テキスト動画

 「籾井会長はNHKトップに最もふさわしくない!」「NHKは公共”放送”じゃない、公共“広報”だ!」――。

 国会中継を放送しない代わりに、政権追従の内容ばかりが目立つ、公共放送NHK。


【緊急アップ!】「『戦後100年』は、ただ座っているだけではやってこない」SEALDsの呼びかけで全国64ヶ所で一斉抗議!――東京・表参道では6500人が沿道に向かって「戦争反対」訴え 2015.8.23

記事公開日:2015.8.24取材地: テキスト動画

 「安倍さんのおかげで日本中が知りました。『戦後100年』はただ座って、時が過ぎるのを待っているだけでは来ないことを。平和は、僕たち国民がしっかりと握って守らないと、見張らないと、関心がなければ、時の政権のたった一言によって、知らない間に若者が戦争に行かないといけなくなるかもしれないということを」

 安全保障関連法案に反対する学生たちからなる「SEALDs」の呼びかけに、多くの国民が立ち上がった。2015年8月23日、安保法制と法案の成立を急ぐ安倍政権に反対するデモや抗議集会が、北海道から沖縄まで全国64ヶ所で一斉に行われたのだ。


またも作業員死亡事故発生。死因は業務と関係なしと東電発表~東電定例記者会見 2015.8.24

記事公開日:2015.8.24取材地: テキスト動画

 2015年8月24日(月)17:30から東京電力定例記者会見が開催された。機材運搬後に意識を喪失、救急搬送された作業員が死亡する事故が発生した。外傷は無く死因は業務とは無関係と東電は判断している。


元双葉町長・井戸川克隆氏「核の平和利用という言葉は一気に崩れた」 〜原告一人で東電と国を訴える裁判始まる 2015.8.21

記事公開日:2015.8.23取材地: テキスト動画

※8月23日テキストを追加しました!

 福島県の元双葉町長・井戸川克隆氏が、東電と国(経産省や文科省ら)を訴えた裁判が2015年8月21日、始まった。裁判では、東電と国に対して1億4850万円の損害賠償を求めていく。この日は東京地裁での第一回口頭弁論終了後、弁護士会館で裁判の報告集会が開かれた。


安倍総理の資金管理団体「晋和会」が政治資金収支報告書に16カ所の虚偽記載の疑い 弁護士らが検察審査会に申立て 2015.8.19

記事公開日:2015.8.23取材地: テキスト動画

※8月23日テキストを追加しました!

 「私どもは首相の犯罪であればこそ厳格に法の遵守をお願いしなければならない。全て構成要件に該当する犯罪であることは間違いありません」——。

 安倍総理の資金管理団体「晋和会」が政治資金収支報告書に虚偽の記載を行っているとした告発は2015年7月27日、不起訴処分となった。8月19日、告発人の一人である醍醐聡・東京大学名誉教授と、代理人である澤藤統一郎弁護士、神原元弁護士、中川素充弁護士らは検察審査会に申立て、受理された。同日、醍醐氏らは参議院議員会館で記者会見を開き、経緯を説明した。


元海上自衛隊員のジャーナリスト村田信一氏「自衛隊は米軍の命令で動いている子分。米軍を守るためにいる軍隊」〜戦場ジャーナリストらが安保法制後の自衛隊派遣に警鐘 2015.8.17

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※8月23日テキストを追加しました!

 「日本の自衛隊というのは、米軍の命令で動いている子分。米軍を守るためにいる軍隊なんだとよくわかりました」——。

 海上自衛隊に所属していた経歴を持つフォトジャーナリストの村田信一氏は、自らの経験をふまえ当時を振り返った。

 NGO団体の「JIM-NET」(日本イラク医療支援ネットワーク)が企画した「戦後70周年企画 私たちの戦争~太平洋戦争、イラク戦争、そしてこれからの戦争」と題したトークイベントが2015年8月17日、東京・豊島区内でおこなわれた。ゲストに戦場取材を続けるジャーナリストの村田信一氏と綿井健陽氏を招き、また同団体事務局長の佐藤真紀氏が登壇した。


『日米開戦の正体』がこのままでは『日中開戦の正体』に!? 元外務省国際情報局長・孫崎享氏が岩上安身のインタビューで、安倍談話に見られる「官僚の狡猾さ」を指摘!―第3弾 ~岩上安身によるインタビュー 第571回 ゲスト 孫崎享氏 2015.8.18

記事公開日:2015.8.22取材地: テキスト動画独自

※2021年5月4日 フル公開としました。

 「国際社会では、全体の構図を描けるリーダー不在の国は潰れていく。『フォーブス』誌の、世界で影響力のある人ランキングで、安倍首相は63位。そんな評価のリーダーだという意味を、もっと考えるべきです」──。

 2015年8月18日、東京都内のIWJ事務所に、元外務省国際情報局長・孫崎享氏を迎えて、岩上安身が6時間にも及ぶインタビューを行った。孫崎氏は、満州事変以降の日本の迷走について、全体が見えている人間がいなかったからだとし、「今も、原発、TPP、安全保障、全体的に見ていない」と指摘した。