地域: 東京都
半減期が長い低レベル放射性廃棄物関係規則を改正、パブコメ実施へ ~2014年度 第36回原子力規制委員会 2014.11.5
2014年11月5日(水)10時30分から、2014年度第36回原子力規制委員会が開催された。フランスから返還が予定されている半減期が長い低レベル放射性廃棄物(長半減期低発熱放射性廃棄物)の運搬に関して関係規則を改正、パブコメが実施されることが決まった。
安倍総理が慕う「ジャパン・ハンドラー」ルトワック氏が中国を「太った男」に例えて外交政策を解説 ~日本外国特派員協会の会見で 2014.10.29
11月1日と2日の2日間に渡って、日米の政府関係者や専門家が議論を行う「富士山会合」が開かれていた。アメリカから来日したのは、リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ジョセフ・ナイ・ハーバード大学特別功労教授、デニス・ブレア元米国家情報長官などである。この「富士山会合」の参加者のひとりである、ワシントンの大手シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のシニア・アドバイザー、エドワード・ルトワック氏は、10月29日に日本外国特派員協会で記者会見を行った。
国際社会の「敵国」であることを自ら望む日本の病〜岩上安身によるインタビュー 第478回 ゲスト 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏 第2弾 2014.11.2
- ※第1弾 矢部宏治氏インタビューはこちら
「戦後再発見双書」プロデューサーが語る、日米関係に隠された「闇の奥」~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー
孫崎享著『戦後史の正体』など「戦後再発見双書」を手がけた編集者の矢部宏治氏の新著『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』。本書で重要視されているのが、国連の「敵国条項」の存在である。
国連憲章第53条と第107条では、第2次世界大戦で枢軸国側に立って戦った7カ国(日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランド)が、「敵国条項」の対象国であるとされている。しかし、日本以外の国は、政変や善隣外交(旧西ドイツによる東方外交など)によって、事実上、「敵国条項」対象国の地位を脱していった。あらゆる国際協定の上位に位置する国連憲章において、日本は、いまだに国際社会の「敵国」であるとされているのである。
「本当の意味で社会のためになる本を出し続けることが我々の信念だ」出版社23社が右傾化に抗して即売会を開催 2014.11.1
「改憲、右傾化、戦争を許さない」。危機感を同じくした出版社23社が合同で11月1日、「戦争前夜 本の街で『平和』を考える」と題した書籍即売会を東京・神保町で開催した。
この日は雨天だったが、会場には大勢の来場者が訪れた。トークショーも三度行われ、のりこえねっとの辛淑玉氏や右翼団体「一水会」の顧問・鈴木邦男氏、元NHKのプロデューサー・永田浩三氏などが登壇。どの回も客席は満員となった。即売会に参加した出版社は次の23社。
「川内原発再稼働の『地元同意』を絶対に強行するな」~鹿児島県東京事務所へ緊急要請行動 2014.11.4
「審査の前提が崩れている」「避難計画は違法状態にある」「30km圏内の自治体を地元同意に含めるべき」――。
11月4日(火) 14時から、都道府県会館・鹿児島県東京事務所にて、川内原発再稼働反対を訴える緊急要請行動が行われた。
「川内原発再稼働への『地元同意』を絶対に強行しないでください」と題された要請書は、11月5日から7日まで開かれる鹿児島県臨時議会で「同意」を表明するとみられる伊藤祐一郎・鹿児島県知事に宛てたものだ。
福島第一原発3号機南側ダストモニタで警報、機器の故障と判断~東電定例会見 2014.11.4
2014年11月4日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機南側ダストモニタで警報が発生したが、1号機では作業がないため、ダストモニタの故障と判断し、機器交換していたことが発表された。通常の日報で公表しているという。
PC遠隔操作事件 片山氏は自閉症スペクトラムと診断されていた 2014.11.4
特集 PC遠隔操作事件
PC遠隔操作事件の第18回公判後の記者会見が11月4日、司法記者クラブで行なわれた。
会見で、主任弁護士の佐藤博史弁護士は、被告の片山祐輔氏について、臨床心理士の長谷川博一氏による鑑定書を証拠提出する予定だったが、提出せずに証人尋問も行なわないことになったと報告した。
藤井浩人・美濃加茂市長の「潔白を確信した」郷原弁護士が公判中の事件に見え隠れする検察の「ヤミ司法取引」疑惑を語る 2014.10.30
浄水器業者から便宜を図った見返りとして現金30万円を受け取った疑いで、全国最年少市長である藤井浩人・美濃加茂市長が逮捕・起訴され、現在名古屋地方裁判所で公判中となっている。
10月30日、第66回日本の司法を正す会は、藤井氏の代理人である郷原信郎弁護士をゲストに招いて村上正邦事務所で開催され、捜査当局による「前代未聞」な立件を強く批判した。
防災訓練の結果評価「内閣府の原子力防災と相談しながら決める」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.11.4
2014年11月4日(火曜)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。防災訓練の結果評価は「内閣府の原子力防災と相談しながら決める」とし、いつ公表されるかも含めて相談するということが報告された。
沖縄・高江の集落を包囲する米軍ヘリパッド問題を広める音楽祭が東京で開催 2014.10.23
沖縄本島北部にある高江は、約160人の住民が暮らす小さな集落である。
その集落を包囲するように、米軍のヘリコプター着陸場(ヘリパッド)を6つ作る工事が始まっている。音楽を通して、このヘリパッド建設に反対を訴える高江音楽祭・東京篇の3回目が10月24日(金)、国立地球屋で行なわれた。
元内閣広報室審議官・下村健一氏が福島原発事故当時の官邸の緊迫した状況を振り返る~第5回チバレイ・ウガヤの言論ギグ! 2014.10.29
※テキストを加筆しました。
ヨーガインストラクターの千葉麗子氏とジャーナリストの烏賀陽弘道氏によるトークイベント「言論ギグ」の第5回が、10月29日(水)、東京・六本木のイベントスペース「バニラムード」で行われた。この日のゲストは、東日本大震災発生当時、内閣広報室審議官を務めていた慶応義塾大学特別招聘教授の下村健一氏で、首相官邸の内部から見た福島原発事故当時の緊迫した状況を語った。
政府のODA事業の実態は――続く「土地収奪と言わざるをえない状況」 日本が推進するモザンビーク・プロサバンナ事業の現地報告 2014.10.29
モザンビーク北部の農業開発事業・プロサバンナ。対象地域には1400万ヘクタールの農地が存在し、400万人が居住する。その8割以上が農民で、うち99.99%が小規模農民(小農)だといわれている。
この事業を実施する日本・ブラジル・モザンビークは、2009年当初、「官民連携」により大規模な農業開発を推進し、対象地域を日本市場向けの大豆生産基地と位置づけるものとして合意。住民は意志決定過程から排除され、情報公開がなされないまま、事業が推進される。土地収奪や不公正な栽培契約などへの危機感が噴出した。
沖縄に基地はいらない――「権力の総動員」に対抗する「民意の反乱」 第6期沖縄意見広告運動の集会開催 2014.10.28
沖縄意見広告運動(第6期)の主催による集会「辺野古新基地ノー!」が10月28日(火)、東京都千代田区の日本教育会館で開かれた。
集会では、衆議院議員の照屋寛徳氏、沖縄意見広告運動(第6期)の全国世話人で自然環境保護活動に取り組む花輪伸一氏、元国立市長の上原公子氏が登壇。また、会場にかけつけた、砂川事件の再審を求める「伊達判決を生かす会」の土屋源太郎氏もスピーチした。
照屋氏は、沖縄防衛局が設けた立ち入り制限区域を明示するブイやフロートの設置が原因で、貴重なサンゴ礁が損傷している事件を報告。また、新基地反対の抗議活動を続ける市民を強圧的に排除する海上保安庁の姿勢を問題視し、「海賊」のようだと非難した。
差別反対を訴える「東京大行進」の裏で行われたヘイトデモ〜カウンターの男性「在日で何が悪い!在日の祖国は日本だ!」 2014.11.2
昨年に続き、2度目となる差別撤廃を訴えるデモ「東京大行進2014」が新宿で開催された11月2日、同じ時刻に合わせ、上野駅周辺では、在特会主催によるヘイトデモが行なわれた。このデモは、在特会の桜井誠会長の著書を宣伝する名目で開催されたものの、参加者からは特定の国籍を名指しして「抹殺しろ」など、差別を煽動するヘイトスピーチが繰り返された。
「ヘイトスピーチは、『言葉の暴力』ではなく、『暴力そのもの』だ!」差別撤廃を訴える東京大行進に約3000人が参加 2014.11.2
差別やヘイトスピーチの根絶を訴えるデモ「東京大行進2014」が今年も行われた。差別のない未来をこどもたちへ託そうというテーマのもと、約2800人(主催者発表)の参加者が東京・新宿駅の周辺を練り歩いた。昨年に続き、二度目の開催となった。
川内原発に続き2例目の訓練、石川県能登半島で震度6強、志賀原発2号炉が全電源喪失したとの想定~2014年度 原子力総合防災訓練 2014.11.3
2014年11月2日から3日にかけて、2014年度原子力総合防災訓練が行われた。石川県能登半島で震度6強の地震が発生、北陸電力志賀原子力発電所2号炉が全電源喪失したとの想定で、関係機関の緊急時対応に関する連携や情報共有を確認することを目的とした。参加関係機関は約150におよぶ。さらに、住民の避難の実効性等を確認するため、近隣市町村の住民も参加し、屋内退避や5km圏内住民の避難を行った。参加人数は住民約1000人を含む約3740人に上る。原子力総合防災訓練は、新規制基準が施行されてからは昨年の川内原発に続き2例目になる。
【第170-174号】岩上安身のIWJ特報!「日露エネルギー同盟を締結せよ!」現役の経産官僚が語るエネルギー地政学~世界平和研究所主任研究員・藤和彦氏インタビュー 2014.11.1
2014年5月21日、ロシアと中国の間で今後の世界情勢を左右するほどの重要な契約が結ばれた。中国へのロシア産天然ガスの供給が正式に決定したのである。期間は2018年から30年間の予定。年間380億立方メートルもの天然ガスが中国に供給され、供給総額は4000億ドルを上回るとみられる。
しかし、現役の経産官僚で、世界平和研究所主任研究員の藤和彦氏は、今回の中露の接近を「日本にとっては、むしろ追い風だと思います」と分析する。東シベリア地区のガス田開発をするということは、この地域での天然ガスセールスを本格化することであり、その先には当然、日本にガスを売るヴィジョンもあるはずだというのだ。
【岩上安身のツイ録】ドキュメント USTREAMアーカイブ削除期限最終日&第四期決算期末最終日!!乗り切った岩上安身とIWJの1日 2014.11.1
※10月31日の岩上安身の連投ツイートを再掲します
岩上安身 @iwakamiyasumi 2014-10-31 02:18:40
10月31日、とうとう最終日。午前2時過ぎ、最後の100本分のダウンロード開始。「ユーストリームアーカイブ保存再アップ対策総本部」は、今夜も徹夜組が三人。「残業代はおれはいらない! 穏やかな生活が欲しい!」と叫ぶ古田。それは無理。