地域: 東京都
タンクエリア作業中に鋼材が落下、作業員3名が大けが、1名は重傷か~東電定例会見 2014.11.10
2014年11月10日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。タンクエリア上部で作業中に鋼材が落下し、隣接するタンクの地上部で別の作業をしていた作業員に当たり大けがを負った。過去にも同様の事故が発生しており、東電の安全対策が問われる。
生活保護受給者らが政府の基準引き下げに抗議、自身の厳しい生活実態を吐露「朝起きたら枕元にうっすらと雪が積もっている」 2014.11.5
「ストーブを使わず、震えながら毛布にくるまり、夜は節約のため照明を消して、真っ暗な部屋で独ぼっちで過ごす孤独な生活。皆さんは、想像できるでしょうか」――。
政府は、2014年12月に行われる来年度予算編成において、生活扶助基準の3回目の引き下げの決定と、住宅扶助や冬季加算の引き下げの実施を盛り込む方針を示している。
ジャーナリスト・大学教授らが討論集会 ~戦後ジャーナリズム最大の危機――安倍暴走政権にどう立ち向かうか 2014.10.31
12月10日に施行されようとしている特定秘密保護法や、日米防衛協定新ガイドラインの再改定などを推し進める安倍政権に対して、10月31日(金)、日本ジャーナリスト会議・マスコミ九条の会主催で討論集会が行なわれた。多くの人々が会場につめかけるなか、新聞・TV・雑誌などで活躍するジャーナリストや大学教授などがそれぞれ発言し、関心の高さをうかがわせた。
「トヨタ純利益、初の2兆円」!? 農業、保険などの産業を踏み潰してでも進めたいTPP、アベノミクスの正体 2014.11.7
「TPPの真の対立は国内にある」――。
リレートーク「いま言いたい!TPP交渉」と題した集会が11月7日、永田町で開催された。慶応大学の大西広教授は、トヨタなど、一部の輸出産業の利益のために農業などが見捨てられようとしていることを指摘。「ある産業、階級の利益を守るために、別のある人々の利益を踏みにじってでも、TPPを推進しようとする人たちがいる。このことが問題だ」と批判した。
「30年後、日本は100年間戦争のなかった国だと自慢できるように、僕はここにいる」 〜特定秘密保護法に反対する学生デモ FINAL@SHIBUYA 2014.10.25
「デモをしても世の中は変わらないと、人々は揶揄する。しかし、自分は自分の頭で考える道を選びたい。民主主義は国会議事堂の中に収まっているものではないし、さまざまな制度の中に埋もれているものでもない。
デモクラシーとは、自由に考え、判断し、行動する力のことだ。自分たちは、決してあきらめない、忘れない、終わらない」
【新宿区長選】区民は新しい区政を求めるか?!〜「憲法を壊す安倍政権と新宿区から対決する」岸まつえ候補インタビュー(聞き手:ぎぎまき記者) 2014.11.6
11月2日に告示された新宿区長選挙は、9日に投開票日を迎える。
候補者は、自公推薦で前都議会議員の吉住健一氏と、無所属・新人で弁護士の岸まつえ氏の二人。IWJは両候補にインタビューを申し込んだが、吉住候補については、選挙活動が多忙であることを理由にインタビューが実現しなかった。岸まつえ候補からは承諾を得て、11月6日、岸候補の選挙事務所でインタビューを行った。
川内原発、市民による異議申立ての緊急行動に規制委、敷居を上げて手続きをより大変なものにしようとする姿勢が浮き彫りに 2014.11.7
「未来に『脱原発』をつなぐ最後のチャンスではないでしょうか」
川内原発再稼働をめぐり、11月7日(金)15時から、市民らは原子力規制委員会へ異議申立ての緊急行動を行い、16時30分より、衆議院第二議員会館で報告記者会見が開かれた。
「鹿児島薩摩・川内原発建設反対連絡協議会」会長・鳥原良子氏、「原発避難計画を考える水俣の会」代表・永野隆文氏、福岡核問題研究会・北岡逸人氏ほか、異議申立ての緊急行動参加者がそれぞれ発言した。
同日、鹿児島県議会臨時本会議にて、議会と県知事が再稼働への同意を表明した。
シリア・イラク情勢とウクライナ危機を結ぶ線 中東の要衝・シリアをめぐり展開されるエネルギー地政学〜岩上安身によるインタビュー 第479回 ゲスト 元シリア大使・国枝昌樹氏 2014.11.6
特集 中東|特集 IWJが追う ウクライナ危機
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イラクとシリア北部で勢力を拡大しているイスラム武装集団「イスラム国」。9月下旬には、米国を主導とする有志連合がシリア領内での「イスラム国」に対する空爆を開始し、CNNやBBCなど欧米のメディアは、シリアとトルコの国境に位置するアインアルアラブ(クルド名コバニ)での攻防戦を連日のように報じている。
川内原発、最終的な認可が出る際に委員会で議論する方針~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.11.7
2014年11月7日(金曜)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原子力発電所は、申請のあった工事変更認可申請、保安規定変更を事務方で鋭意精査している段階で、最終的な認可が出る際には、委員会で改めて議論する方針が示された。
福島第一、4号機使用済燃料の移送が完了、小野所長「順調に作業が進められた」~東電定例記者会見 2014.11.6
2014年11月6日17時30分から、東京電力で小野明・福島第一原子力発電所長の記者会見が開かれ、福島第一の状況などについて、報告した。4号機使用済み燃料の全てが共用プールへ移送を完了したと報告があり、共用プールでの冷却期間、その後の運び出しの有無などについては、いまだ決まっていないとした。
舛添知事がロンドン五輪施設の後利用の状況を視察、東京五輪について「議論が十分でない」 2014.11.4
東京都の舛添要一知事は11月4日(火)、定例の記者会見を行ない、先月10月27日から今月11月2日まで出張していたベルリン・ロンドン視察の報告をした。ベルリンには、友好都市20周年を迎えるのを機に訪問。ロンドンには、2020年東京五輪の大会運営や、競技施設の後利用などの参考等のために訪問した。
目標、達成度を定量的に数値評価する方針を発表~東京電力原子力安全改革プラン進捗報告会見 2014.11.5
2014年11月5日(水)15時より、姉川尚史・改革特別タスクフォース事務局長による「原子力安全改革プラン進捗報告記者会見」が開かれた。改革目標や目標達成度の定量化、評価方法、安全文化醸成のための7原則を10特性に変更したことなどを報告した。
緊急時の運転炉からの燃料取り出し「通常5年は冷却」から一転、「3カ月でできる」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.11.5
2014年11月5日(水)14時30分から原子力規制庁庁舎にて、田中俊一規制委員会定例記者会見が行われた。運転中している炉からの燃料取り出し移送は、緊急時には、3カ月の冷却でできるという考えを示した。
半減期が長い低レベル放射性廃棄物関係規則を改正、パブコメ実施へ ~2014年度 第36回原子力規制委員会 2014.11.5
2014年11月5日(水)10時30分から、2014年度第36回原子力規制委員会が開催された。フランスから返還が予定されている半減期が長い低レベル放射性廃棄物(長半減期低発熱放射性廃棄物)の運搬に関して関係規則を改正、パブコメが実施されることが決まった。
安倍総理が慕う「ジャパン・ハンドラー」ルトワック氏が中国を「太った男」に例えて外交政策を解説 ~日本外国特派員協会の会見で 2014.10.29
11月1日と2日の2日間に渡って、日米の政府関係者や専門家が議論を行う「富士山会合」が開かれていた。アメリカから来日したのは、リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ジョセフ・ナイ・ハーバード大学特別功労教授、デニス・ブレア元米国家情報長官などである。この「富士山会合」の参加者のひとりである、ワシントンの大手シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のシニア・アドバイザー、エドワード・ルトワック氏は、10月29日に日本外国特派員協会で記者会見を行った。
国際社会の「敵国」であることを自ら望む日本の病〜岩上安身によるインタビュー 第478回 ゲスト 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏 第2弾 2014.11.2
- ※第1弾 矢部宏治氏インタビューはこちら
「戦後再発見双書」プロデューサーが語る、日米関係に隠された「闇の奥」~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー
孫崎享著『戦後史の正体』など「戦後再発見双書」を手がけた編集者の矢部宏治氏の新著『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』。本書で重要視されているのが、国連の「敵国条項」の存在である。
国連憲章第53条と第107条では、第2次世界大戦で枢軸国側に立って戦った7カ国(日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランド)が、「敵国条項」の対象国であるとされている。しかし、日本以外の国は、政変や善隣外交(旧西ドイツによる東方外交など)によって、事実上、「敵国条項」対象国の地位を脱していった。あらゆる国際協定の上位に位置する国連憲章において、日本は、いまだに国際社会の「敵国」であるとされているのである。
「本当の意味で社会のためになる本を出し続けることが我々の信念だ」出版社23社が右傾化に抗して即売会を開催 2014.11.1
「改憲、右傾化、戦争を許さない」。危機感を同じくした出版社23社が合同で11月1日、「戦争前夜 本の街で『平和』を考える」と題した書籍即売会を東京・神保町で開催した。
この日は雨天だったが、会場には大勢の来場者が訪れた。トークショーも三度行われ、のりこえねっとの辛淑玉氏や右翼団体「一水会」の顧問・鈴木邦男氏、元NHKのプロデューサー・永田浩三氏などが登壇。どの回も客席は満員となった。即売会に参加した出版社は次の23社。