シリーズ: 岩上安身インタビュー
北朝鮮の核実験問題や、尖閣問題で米国に翻弄される日本! 権力者は事実をねじ曲げ、国民は右傾化、日本は再び戦場に!?~岩上安身によるインタビュー 第275回 ゲスト孫崎享氏 2013.2.14

2013年2月14日(木)、北朝鮮の核実験をうけて、岩上安身が孫崎享氏へインタビューを行った。孫崎氏は、米国のターゲットである北朝鮮が、米国の思惑通りに動いてしまっていること、尖閣問題において日本が米国にうまく利用されていることに言及。さらに、安倍首相の歴史認識に対する姿勢や、自民党改憲案、エアシーバトルの状況などから、日本の右傾化に対する懸念と、戦争に巻き込まれる可能性も示唆した。領土問題において過去の欧州の歴史を遡ると、一度問題が起きれば、それが延々と続いていき、現状を変えようとすれば紛争に発展する。衝突を防ぐためには、現状を維持していくべき、と語った。
【地球温暖化と原発ルネッサンス 第一弾】「気候変動には温室効果ガス以外にも多くの要因がある」 岩上安身によるインタビュー 第274回 ゲスト 伊藤公紀氏(横浜国立大学教授) 2013.2.14

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IWJ特報第101~104号「地球温暖化と原発ルネッサンス~横浜国立大学・伊藤公則教授インタビュー」
2013年2月14日(木)15時30分から、神奈川県横浜市の横浜国立大学で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー」が行われた。伊藤公紀氏は横浜国大環境情報研究院教授で、環境物理化学、環境計測科学が専門である。地球温暖化について懐疑的な著作があり、太陽の気候変動に対する影響について述べている。伊藤氏は、気候測定方法の不備や気候変動の多元的要因の複雑性から、「CO2による地球温暖化、という単純化は認められない」とした。
岩上安身によるインタビュー 第272回 ゲスト 獨協大学教授古関彰一氏 2013.2.12

2013年2月12日(火)、埼玉県草加市の獨協大学で、憲法史の古関彰一(こせき・しょういち)教授への岩上安身によるインタビューが行われた。
「金融とは健全な未来を作ること」拝金主義に陥った現代社会の問題や脱原発への想いを語る~岩上安身によるインタビュー 第270回 ゲスト 城南信用金庫・吉原毅理事長 2013.2.7

※2015年3月3日テキストを更新しました。
東日本大震災、福島第一原発事故後に「脱原発」を広く訴え、社内での節電や被災地への寄付などを行なっている城南信用金庫の吉原毅理事長に、2013年2月7日、東京都品川区の城南信用金庫本店で、岩上安身がインタビューを行なった。吉原氏は、城南信用金庫の歴史や、脱原発に踏み切るまでの経緯、拝金主義に陥ってしまった現代社会の問題点などについて語った。
岩上安身によるインタビュー 第269回 ゲスト 国際ジャーナリスト・春名幹男氏 「日米中関係と安倍外交について」 2013.2.5

2013年2月5日(火)、東京都内のIWJ事務所で、国際ジャーナリストであり、早稲田大学および名古屋大学の客員教授でもある春名幹男氏へのインタビューが行われた。インタビューでは、春名氏と岩上安身の2人が、尖閣諸島問題や従軍慰安婦の問題、またヘリテージ財団や米国のリベラル化など、さまざまな切り口から、日米、日中、日韓などの関係を分析し、解説を行った。日本の外交政策に関して、春名氏は「日本が安定した基盤を築くためには、総理同士が、人間的な関係をどれだけつくれるがが非常に重要」と強調した。
岩上安身によるインタビュー 第266回 ゲスト 六辻彰二氏 2013.1.28

2013年1月28日(月)18時30分より、東京都内のIWJ事務所で、国際政治学者の六辻(むつじ)彰二氏(国際関係学博士・日本大学文理学部人文科学研究所研究員)のインタビューが行われた。アルジェリアでの人質事件やその背景、アフリカの情勢などについて、岩上安身が話を聞いた。
岩上安身によるインタビュー 第265回 ゲスト 内藤正典氏(同志社大教授) 2013.1.23

「『アル・カイダ』というのは呪文のような言葉」。2013年1月23日(水)、京都市上京区の同志社大学で行われた同志社大学教授の内藤正典氏へのインタビューで、氏はこう述べ、アル・カイダの関与が言われるだけで、思考停止してしまう欧米社会、日本のマスメディアに言及。アルジェリア人質事件においては、このことが一つの原因で、フランスのマリへの侵攻が正当化されたと内藤氏は解説した。
「表現の自由がなければ生存権を守れない。表現の自由は権利の最上位にあるもの」~岩上安身によるインタビュー 第264回 ゲスト 阪南大准教授・下地真樹氏 2012.12.30

大阪市による震災がれき受け入れに反対し、同志とともに市民運動を行ってきた阪南大学准教授の下地真樹氏は、威力業務妨害などの容疑で2012年12月9日に逮捕されるも、28日には処分保留で釈放された。下地氏は、同年12月30日(日)に岩上安身のインタビューに応え、逮捕からその後の取調べ、留置場での経験や、一連の出来事を振り返った上での自身の胸の内を語った。
「基地反対のデモや集会の弾圧を『憲法の規定に従って行う』、そんな世の中を危惧しています」~岩上安身によるインタビュー 第263回 ゲスト 福島出身の哲学者・高橋哲哉氏 2012.12.27

※全文文字起こしを掲載しました(2013年6月28日)
2012年12月27日(木)、東京都内のIWJ事務所で、高橋哲哉氏へのインタビューが行われた。福島県出身の哲学者である高橋氏は、2011年3月11日の東日本大震災以降、原発問題について精力的な発言を続けている。今回のインタビューでは、原発のこと、自民党政権のこと、憲法のこと、沖縄のこと、専門の哲学のことなど、幅広いテーマについてお話をうかがった。
「一票の格差」違憲問題について~岩上安身によるインタビュー 第262回 ゲスト 升永英俊弁護士 2012.12.21

2012年12月21日(金)19時過ぎより、東京都内のIWJ事務所で、升永英俊弁護士インタビューが岩上安身によって行われた。2009年から一人一票運動を行い、過去に違憲訴訟も起した経験のある升永弁護士は、小選挙区において、一票に大きな格差がある現行の選挙制度に対し、「これは一票の『格差』ではない、『差別』である」と指摘。違憲状態のまま行われた、今回の衆議院選挙に対し、「それは無効である」という訴訟を起した経緯を語った。
岩上安身によるインタビュー 第257回 ゲスト 日本未来の党 飯田哲也代表代行 2012.11.28

2012年11月28日(水)、神奈川県横浜市の飯田邸で、日本未来の党 飯田哲也代表代行へのインタビューが行われた。飯田氏は同日午後、新党の設立届を総務省に提出したばかり。約1時間のインタビューの中で、嘉田由紀子滋賀県知事との結党に至った経緯、維新の会や橋下大阪市長について、広域がれき処理問題、今後の第三極内での動き、日本未来の党としての政策などについて語った。また、自身の出馬の可能性については、「ゼロではないが、今回は自重して、応援にまわりたい」と述べた。