シリーズ: 岩上安身インタビュー
岩上安身によるインタビュー 第257回 ゲスト 日本未来の党 飯田哲也代表代行 2012.11.28
2012年11月28日(水)、神奈川県横浜市の飯田邸で、日本未来の党 飯田哲也代表代行へのインタビューが行われた。飯田氏は同日午後、新党の設立届を総務省に提出したばかり。約1時間のインタビューの中で、嘉田由紀子滋賀県知事との結党に至った経緯、維新の会や橋下大阪市長について、広域がれき処理問題、今後の第三極内での動き、日本未来の党としての政策などについて語った。また、自身の出馬の可能性については、「ゼロではないが、今回は自重して、応援にまわりたい」と述べた。
岩上安身によるインタビュー 第253回 ゲスト 郷原信郎弁護士 2012.11.20
特集 郷原信郎弁護士
2012年11月20日(火)、東京都港区の郷原総合コンプライアンス法律事務所で、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビューが行われた。陸山会の土地購入をめぐって、政治資金規正法違反の罪に問われていた小沢一郎氏は、12日に無罪判決が言い渡された。1週間後の19日に指定弁護士が上告を断念、小沢氏の無罪が確定した。一方、14日には、小沢氏の元秘書らに対する、控訴審の第一回公判が始まった。このような状況をもとに、郷原弁護士に、今回の裁判の問題点、元秘書らの控訴審の見通しなどを尋ねた。話は陸山会事件をめぐるマスコミの報道や、東電OL事件の裁判の問題にも展開していった。
岩上安身によるインタビュー 第252回 ゲスト 宇都宮健児氏 2012.11.15
2012年11月15日(木)、東京都港区の初沢スタジオで、東京都知事選に立候補表明をした宇都宮健児氏への、岩上安身によるインタビューが行われた。原発と東京電力、福祉・社会保障、生活保護バッシングとメディア、尖閣諸島問題、米軍基地と対米交渉、新銀行東京、築地市場移転問題、教育問題、TPPと司法の空洞化など、都政の範疇にとどまらず、国政にもまたがる幅広い話を伺った。反貧困ネットワーク代表、年越し派遣村に関わった経緯もある宇都宮氏は、貧困問題や社会保障に重きを置き、「人間にとって住みやすい、人間らしい生活ができる街、それが基本」と、『都市』ではなく『人』を大切にするという想いを強く語った。
「メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった」!原子力規制委有識者として大飯原発敷地内破砕帯調査に参加した渡辺満久教授が証言! 岩上安身によるインタビュー 第251回 ゲスト 東洋大学 渡辺満久教授 2012.11.13
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2012年11月13日(火)、東京都文京区の東洋大学白山キャンパス内研究室で、渡辺満久教授のインタビューを、岩上安身が行った。変動地形学の専門家としての観点から、大飯原発下だけでなく、全国各地の原発敷地内に存在するといわれる活断層について、話をうかがった。
岩上安身によるインタビュー 第250回 ゲスト 郷原信郎弁護士 2012.11.12
特集 郷原信郎弁護士
2012年11月12日(月)、東京都港区の郷原総合コンプライアンス法律事務所で、岩上安身が、郷原信郎弁護士に単独インタビューを行った。この日、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の控訴審判決が下され、無罪が言い渡された。インタビューでは、岩上と郷原弁護士が、小沢代表をめぐるこの一連の事件を振り返った。さらに前田恒彦元検事による大阪地検特捜部の証拠改ざん事件や、田代政弘検事による虚偽捜査報告書作成事件にも話は及び、2人は検察に対して厳しい批判を行った。
電力業界によるメディアコントロールの実態「広告代理店は企業の危機管理係」~岩上安身によるインタビュー 第248回 ゲスト 『電通と原発報道』著者・本間龍氏 2012.10.23
※2015年3月3日テキストを更新しました。
業界第2位の大手広告代理店・博報堂に17年間勤務し、優れた営業成績を記録してきた経験を持つ作家の本間龍氏に、2012年10月23日(火)、東京都港区の初沢スタジオで岩上安身がインタビューを行なった。
博報堂時代に優れた営業成績を残した「光」の面と、詐欺容疑で逮捕され、刑務所で服役するという「前科」や女性問題による離婚など、「影」の面もあわせ持つ本間氏。こうした経験をもとに、2012年1月、自身の紆余曲折の人生を赤裸々に綴る『転落の記』を刊行した。次いで6月には、偏向報道の実態を暴く『電通と原発報道』を刊行し、ベストセラーとなっている。
「ガレキ処理は放射能巡回社会をつくり再稼働を目指す一環だ」――岩上安身によるインタビュー 第247回 ゲスト 阪南大准教授・下地真樹氏 2012.10.21
特集 震災がれき問題
※2015年3月20日テキストを追加しました!
大阪市による震災がれき受け入れに反対し、同志とともに市民運動を展開している阪南大学准教授の下地真樹氏に2012年10月21日(日)、大阪市内のホテルで岩上安身がインタビューを行い、研究対象から抗議行動をすることに至った理由、大阪市ガレキ処理受け入れの行政と反対者たちの状況、橋下徹大阪市長や、TPPとガレキ処理のつながりなどを聞いた。
岩上安身が、ガレキ広域処理を行う理由がわからないと言うと、下地氏は、低レベル放射性汚染物質の出口政策だと応じる。
「これをキッカケにして、関東の低レベル放射能汚染物質のゴミ処理なども、環境汚染にして原発企業ではなく、国民負担にする。経済的にゆるい基準で処理できる既成事実をつくること。ガレキ処理は放射能巡回社会をつくり、再稼働を目指す一環だ」
「攻撃力ナシに『抑止論』当該せず」オスプレイ、ヘリと飛行機の「いいとこ取り」不可能と岩上安身のインタビューで指摘~岩上安身によるインタビュー 第246回 ゲスト 真喜志好一氏 2012.9.20
特集 空飛ぶ欠陥機オスプレイ
※2014年7月15日記事テキスト更新
2014年7月10日、小野寺五典防衛大臣(当時)はワシントン近郊の国防総省で、米新型輸送機オスプレイに試乗した後、同輸送機の購入費を来年度予算の概算要求に計上すると記者団らに言明。それから10日後の20日には、佐賀空港(佐賀市)へのオスプレイ配備を目指す意向を表明した。
岩上安身によるインタビュー 第244回 ゲスト 原口一博議員 2012.9.14
特集 TPP問題
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2012年9月14日(金)、東京都千代田区紀尾井町ホテルニューオータニで行われた原口一博議員インタビューの模様。民主党代表選に立候補した理由に対して原口氏は、「亡くなった日隅一雄弁護士も指摘していた通り、“主権者は誰か”という民主主義の基本が疎かにされていると感じた。元々の約束や原則を守る人間が出ていくのはおかしな話で、このままでは民主党が痩せ細ってしまう」と説明。「税には義務だけでなく“権利”がある。デフレが続く状況下での増税はデフレの加速を招く恐れがあり、凍結するべき」と厳しく批判した。話題は原発ゼロ政策への姿勢、原子力規制委員会人事案問題、ACTA、TPPなど多岐に及び、約1時間30分のインタビューとなった。
ACTA、その先にあるTPPでネットの自由が奪われる ~岩上安身によるインタビュー 第243回 ゲスト 福井健策弁護士 岩上安身のインタビューで警鐘「米国の狙いは知的財産の支配」 2012.9.13
特集 TPP問題
2012年9月6日、衆議院本会議で、知的財産権の保護強化を目指す国際条約「ACTA」を批准することが、賛成多数で可決された。ACTAには、著作権侵害をの非親告罪化など、言論の自由を縛るとの懸念がインターネット上でわき上がっており、同年7月にはEUの欧州議会がACTAの批准を否決した。
現在、批准国は日本だけである。なぜ、日本だけがここまで前のめりにACTAを進めようとしているのか。専門家のあいだでは、TPPによる知財強化の「地ならし」として、ACTAを通して国内の法整備を先に進めようとする思惑があるのではないか、との指摘があがっている。