日本外国特派員協会主催 松原実穂子サイバーセキュリティ・アナリスト、 パシフィックフォーラムCSIS客員研究員 記者会見 2013.4.18

記事公開日:2013.4.18取材地: テキスト動画

 2013年4月18日(木)、東京都千代田区の日本外国特派員協会で、日本外国特派員協会主催「松原実穂子サイバーセキュリティ・アナリスト、 パシフィックフォーラムCSIS客員研究員 記者会見」が開かれた。

 冒頭松原氏は、前月韓国の銀行やテレビ放送局で起こったサイバー攻撃に触れ、ATMなどに物理的な障害を与えたことや、異なるオペレーションシステムにわたって被害が発生したこと、諜報活動だけでなく妨害行為を目的とした攻撃であったことなど、事件の特質を明らかにした。


天皇を政治利用する安倍総理は「首相失格」。高橋哲哉氏、「主権回復の日」式典を批判―院内集会「4.28主権回復の日」を問う ~繰り返される「沖縄切り捨て政策」~ 2013.4.17

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 「サンフランシスコ講和条約が結ばれた4月28日は、沖縄県民にとって屈辱の日である」。

 哲学者の高橋哲哉氏は、4月17日(水)午後、東京都千代田区の参議院議員会館で行なわれた、院内集会「『4.28主権回復の日』を問う ~繰り返される『沖縄切り捨て政策』~」で、このように述べた。


東京電力 記者会見 17:30 2013.4.17

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 2013年4月17日(水)、東京電力本社で、定例記者会見(17:30、1:28’)が行われた。

 地下貯水槽からの汚染水漏洩の対策状況について説明、Jビレッジで13:00から行われた社長会見の資料をもとに説明した。RO処理水の受け入れに支障のないよう、全力をつくしたいと述べた。


「漏洩の可能性がないか何度も事前に確認しなかったのは、本当に反省している」~汚染水が漏洩する可能性の事前認識について東京電力廣瀬社長が謝罪 2013.4.17

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 福島第一原発での汚染水漏えいについて、東京電力の廣瀬社長が改めて謝罪した。

 2013年4月17日(水)13時より福島第一原子力発電所の対応拠点となっているJヴィレッジにて、東京電力廣瀬社長による記者会見が行なわれ、会見の冒頭で頻発する汚染水漏洩問題について謝罪。処理状況の現状と今後の対応策を報告した。先日報道された地下貯水槽シートの信頼度に関する事前認識の有無について改めて問われると「漏洩の可能性がないか何度も事前に確認しなかったのは、本当に反省している」と述べた。


【IWJブログ:スラップ訴訟に迫られた経産省前脱原発テント 土地の明け渡しをめぐり、国と裁判へ突入】 2013.4.23

記事公開日:2013.4.16 テキスト

 経産省前脱原発テントは、ついにスラップ訴訟にかけられた。

 脱原発を訴える市民らが経済産業省前にテントを設置してから、約1年と半年。テントは、毎日24時間体制で市民らが管理し、脱原発を訴える市民の交流の場として、また、脱原発アクションの拠点として運営されてきた。この間、さまざまな存続の危機を迎えながらも維持されてきたテントだが、ついに、本格的に立ち退きを迫られることとなった。2013年4月6日(土)、テントの代表者である正清太一、渕上太郎両氏の自宅に、東京地方裁判所から、経産省前テント撤去と土地明渡しを求める国の訴状が送られてきたのだ。


「今後も闘っていく」即時抗告を明言 ~大飯原発3、4号機再稼働差し止め訴訟判決を受けて緊急集会 2013.4.16

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 2013年4月16日(火)18時30分、大阪市中央区の大阪市中央公会堂において「大飯原発3、4号機再稼働差し止め訴訟判決を受けて」と題した緊急集会が開かれた。

 2012年3月に、関西や福井などの住民約260名が大阪地裁に申し立てていた、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを求める仮処分申請について、大阪地方裁判所が同日午後、申請を却下したことを受けて、裁判の経過や地裁から出された決定の内容、今後の方針などを報告した。


県が「非常事態宣言」~風しんの患者数の増加に対して―黒岩祐治神奈川県知事 定例記者会見 2013.4.16

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 2013年4月16日(火)14時から、神奈川県横浜市中区の神奈川県庁で、黒岩祐治神奈川県知事の定例記者会見が開かれた。

 冒頭、知事から「風しん非常事態」宣言があった。これは県内の風しんによる患者の累積報告数が503件に上ったことから宣言されてもので、昨年の同時期の5件と比べて約100倍になっている。

 大流行の原因はわからないが、かって予防接種を受ける機会のなかった20代から40代の男性の患者が多く見られるとのことである。


「具体的な危険性があるとはいえない」大飯原発3、4号機運転差し止め申請を大阪地裁が却下 ~大飯原発3、4号機再稼働差し止め訴訟判決の受け取り、および記者会見 2013.4.16

記事公開日:2013.4.16取材地: テキスト動画

 関西や福井などの住民約260名から出されていた、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求める仮処分申請について、大阪地方裁判所(大阪市北区)は2013年4月16日午後、請求を退ける決定を原告側に通知した。

 仮処分申請は2012年3月に出されていたもので、原告側は「大飯原発の周辺には、三連動地震を起こす活断層が存在する可能性が高い」「福島第一原発事故により、従来の安全設計審査指針には重大な瑕疵があることが明らかになった」「大地震によって、炉心に制御棒を挿入するための所要時間が、関西電力が規定する2.2秒以内には間に合わない」「免震重要棟や防潮堤設置などの地震・津波対策が済んでいない」などの点を挙げ、「運転を認めるべきではない」と主張していた。


「脱原発社会構築」に向けて市民参加の出来る場を ~「原子力市民委員会」設立発表記者会見 2013.4.15

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 2013年4月15日(月)14時から、東京都千代田区の主婦会館プラザエフにおいて「『原子力市民委員会』設立発表記者会見」が行われた。原子力市民委員会は、脱原発社会の構築に向けた広範な議論の場を設け、幅広い英知を結集した意見発信を目指すために、高木仁三郎市民科学基金が設立した。今後、委員会が取り組む課題として、被災地・被災者支援、使用済み燃料や核廃棄物の管理・処分、原発ゼロ社会構築の具体的行程、脱原発を前提とした原子力規制、の4つを挙げた。質疑応答では、過酷事故時の委員会としての対応、また、政府への対応などが問われた。


渡辺満久氏講演「青森県の核燃・原子力施設と活断層問題」 2013.4.15

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 2013年4月15日(月)18時30分、青森県弘前市の弘前大学50周年記念会館(みちのくホール)において、東洋大学教授の渡辺満久氏が「青森県の核燃・原子力施設と活断層問題」と題した講演を行った。渡辺氏は「変動地形学」の専門家で、原子力規制委員会の外部有識者として、原発直下の活断層判断において重要な指摘を行っていることで知られる。

 講演で、渡辺氏は「活断層とは何か」「活断層があると何が困るのか」「下北半島周辺の海底活断層」というテーマに分け、活断層の基礎的知識から、下北半島に林立する核関連施設への影響に至るまで、詳細に解説した。


改憲論者・鈴木邦男氏が警鐘「安倍政権が改憲するなら現行憲法のほうがマシ」―「右傾化する日本」を新右翼としてどう見るか──改憲、愛国心強制、排外主義を乗り越えて 2013.4.15

記事公開日:2013.4.15取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 「個人の自由や権利が束縛され、自民党が支配しやすい国家になる」。

 右翼団体・一水会顧問の鈴木邦男氏は、2013年4月15日(月)、「『右傾化する日本』を新右翼としてどう見るか ──改憲、愛国心強制、排外主義を乗り越えて」と題した講演会でこのように述べ、「アメリカに追随する憲法になるより、今の方がいい」とし、改憲論者でありながらも、現在の安倍政権による改憲は危険であると警鐘を鳴らした。


オーガニックフェスタ四国~大ホール 講演会 2013.4.14

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 2013年4月14日(日)、香川県丸亀市の綾歌総合文化会館アイレックスで開かれた「オーガニックフェスタ四国」より、大ホールでの講演会「大人から子どもに伝えておきたいこと〈未来の食と環境〉」の模様を中継した。以下、岩上安身の講演部分の要約を掲載する。


公開シンポジウム「自然と共存するエネルギーのまちへ」 2013.4.14

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 2013年4月14日(日)13時から、三重県伊勢市のハートプラザみそので、「公開シンポジウム『自然と共存するエネルギーのまちへ』」が行われた。講演では、自然エネルギーへの転換を掲げるドイツの事例を紹介しながら、エネルギーシフトを実現するための政策、地域コミュニティの重要性が語られた。


オスプレイ配備撤回・米軍基地問題を考える全国集会 2013.4.13

記事公開日:2013.4.13取材地: テキスト動画

 2013年4月13日(土)14時から、東京都渋谷区千駄ヶ谷の津田ホールで「オスプレイ配備撤回・米軍基地問題を考える全国集会」1日目の全体会合が開かれた。主催は平和フォーラムなど4団体。沖縄等米軍基地問題議員懇談会の事務局長を務める近藤昭一氏(民主党・衆議院議員)が、客席に向かって「みんなで連帯して、沖縄を中心とした在日米軍基地の問題を一刻も早く解消しよう」と呼び掛けた。


「被曝後のこれからを考える『あなたはどう生きますか?』」 2013.4.13

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 2013年4月13日(土)14時30分より、福島県いわき市の総合保健福祉センターで、おしどりマコ氏講演会「被曝後のこれからを考える『あなたはどう生きますか?』」が開かれた。 東京電力の記者会見や現地取材に積極的に足を運ぶマコ氏が、独自に入手した情報などを報告、放射能対策で心労が絶えない母親たちにエールを送った。


福島第一原発の汚染水漏洩問題を受け、13日、原子力規制委員会・田中俊一委員長が現場視察へ-原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.4.12

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 2013年4月12日(金)14時から原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。会見の冒頭、規制庁からの報告の中で、13日に田中委員長が汚染水漏洩問題に揺れる福島第一原発を視察することが発表された。


「イラク戦争はまだ終わってない」現地の映像と共にイラクの被害実態を明かす ~岩上安身によるインタビュー 第300回 ゲスト 高遠菜穂子氏 2013.4.12

記事公開日:2013.4.12取材地: テキスト動画独自

特集 中東

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 2013年4月12日(金)15時から、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子氏が、岩上安身のインタビューに応えた。イラク戦争で米軍が使用した劣化ウラン弾や白リン弾などについて、実際に撮影された現地の生々しい映像と写真を交えながら、その被害実態を語った。

 白リン弾とは、煙や光を発生させる砲弾の1種で、一般的には煙幕や照明弾として使用されると言われている。しかし、白リンは自然発火性物質であり、空気に触れると些細なことで発火し、物質そのものが無くなるまで燃え続けるという性質を持つ。そのため、人が白リン弾の被害を受けると、皮膚の火傷だけにとどまらず、身体の内部までも焼かれるため、白リン弾は「非人道兵器」だとして国際的な批判も強い。

 インタビューの中で、高遠氏は、2004年11月のイラク・ファルージャで撮られた映像を紹介した。そこには、米軍の掃討作戦によって殺害された全身黒焦げの遺体や、白旗を持った少年の遺体、皮膚がずる剥けになった遺体や全身が青白くなっている遺体など極めて酷い映像が映し出された。


東京電力 記者会見 17:40 2013.4.12

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 2013年4月12日(金)、東京電力本店で、定例記者会見(17:40、2:23’)が行われた。

 移送水が漏洩した地下貯水槽No.3の配管接続部(フランジ部)を分解調査した結果、ガスケットのヤセ劣化により、接続部の密着圧が低下したことが原因だと判明した。ガスケットを新品に交換し、現地保安検査官立ち会いでリークテスト、問題なければ本日中に移送再開する予定。(23:00に復旧を確認した)


猪瀬知事、「お台場がいいんじゃないの」カジノ構想で 〜猪瀬直樹東京都知事 定例記者会見 2013.4.12

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 2013年4月12日(金)15時から、東京都新宿区の東京都庁で「猪瀬直樹東京都知事 定例記者会見」が開かれた。猪瀬知事は、年間100万人の求人が寄せられる東京のハローワークについて「8割の求人情報が眠ったままになっているのが現実」と述べ、東京都が民間とタッグを組んで就職支援策を打ち出すことを表明した。また、以前に意欲を示していたカジノ構想の候補地についても「お台場がいいのではないか」と言及した。


「ISD条項はクーデターに近い」―TPPの危険性について、その本質を議論する~岩上安身によるインタビュー 第299回 ゲスト 岩月浩二氏 2013.4.11

記事公開日:2013.4.11取材地: テキスト動画独自

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特集 TPP問題

 4月11日(木)、岩月浩二弁護士(愛知県弁護士会 司法問題対策委員会TPP部会長)が岩上安身のインタビューに応え、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、特にISD条項が持つ危険性を強く訴えた。

 ISD条項は、「国家と投資家間の紛争解決条項」と訳され、ある企業が投資先の国で損害を被った場合、国連や世界銀行傘下の投資紛争解決国際センターなどの仲裁裁判所を通じて、その国の政府を相手取り、訴訟を起こすことができるという条約のことで、これはTPPに含まれる。