地域: 福島県
百人百話「第十一話」志田守さん 2011.9.1
「なんでもないことを奪われている」
郡山市在住。60歳。学習塾経営。妻と子ども2人の3人家族。福島の子どもたちを疎開させようと、「ハーメルン・プロジェクト」を立ち上げる。妻子の避難先である岡山県と郡山を往復しながら、事故により家族が分断されたことに怒りを覚える。原子炉を作っている会社の製品は買わない、原発を推進する政治家には1票を投じない。ささやかだが、意識して判断することが必要だと、機会あるごとに人に話す。いま、ひとりひとりの考え方、生き方が問われていると思う。
百人百話「第十話」遠藤浩二(DJ mambow)さん 2011.9.1
特集 百人百話
「気がついたら20km圏内にいた」
郡山市在住。35歳。DJ、東北関東大震災支援隊本部“BOND&JUSTICE”のメンバー。妻と子ども3人の5人家族。事故直後、いわきを中心に炊き出しや物資の配達に音楽仲間と走り回る。5月末、子どもが通う郡山の小学校に掛け合い、線量測定を実施したところ、「はかるくん」と持参した最新鋭のガイガーカウンターとの数値の違いに驚く。避難は自分で判断するしかない。子どもの将来を思い、後悔だけはしたくないと妻子を新潟に避難させた。
野呂美加さんを囲んで 於 福島 2011.11.14
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2011年11月14日(月)、福島市音楽堂で野呂美加(NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表)さんのお話し会が開催された。
水俣病から福島原発事故を考える~講師 緒方正人(水俣病患者)、澤地久枝(作家)、森達也(映像作家)、司会 竹下景子(女優) 2011.11.13
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11月13日、福島県白河市のホテルサンルート白河にて、講師 緒方正人(水俣病患者)、澤地久枝(作家)、森達也(映像作家)、司会 竹下景子(女優)によって「水俣病から福島原発事故を考える」が開催された。
百人百話「第五話」アンナさん 2011.8.25
特集 百人百話
「自分が夢を捨てられないんです」
福島市在住。29歳。小学生と園児、4人の子どもをもつシングルマザー。現在職業訓練中。子どもたちの将来を考えると、すぐにでも避難したほうが良いと思う。けれど知らない土地で、ひとり育てていけるのかと考えると、不安が先に立つ。避難することで県の援助が打ち切られ、学校に通えなくなれば、就職のチャンスも失う。自分の夢を捨てたくないという思いと、親としての責任が果たせていないのではという思いに、自分を責めてしまう。
南向台地区の放射線量 詳細調査結果等に係わる説明会 2011.11.5
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2011年11月5日(土)、福島県福島市の(渡利)南向台地区の放射線量など詳細調査結果等に係わる説明会が行われた。
「チェルノブイリの教訓から学ぶ」河田昌東さん 南相馬市 2011.11.5
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2011年11月5日、チェルノブイリ原発事故の被災者救援にとり組んできた河田昌東(まさはる)氏の講演会が、南相馬市で催された。
第3回フクシマの命と未来を放射能から守ろう‼ デモ 2011.11.5
2011年11月5日(土)11時より、福島県南相馬市の南相馬市役所前より、第3回フクシマの命と未来を放射能から守ろう‼ デモが行われた。
福島県飯舘村 住民説明会 2011.11.4
2011年11月4日(金)、飯舘村住民に対する説明会が、飯野出張所2階会議室で行われた。
行政と国から、放射能汚染物質の仮置き場を3年を目途に移動する予定であると説明がなされた。住民側は、移動時の安全性、また、仮置き場としての安全性の担保を強く求め、政権交代が行われても3年で移動する確約を求めた。
日弁連原発シンポジウム「脱原発から廃炉への道筋~『福島』の再生に向けて」 2011.11.3
2011年11月03日、日本弁護士連合会主催のシンポジウム「脱原発から廃炉への道筋ー『福島』の再生へ向けてー」が行われた。
日本弁護士連合会が行ってきた活動報告と主旨説明が行われた後、青山貞一東京都市大学教授より、汚染の実態、除染、瓦礫処理に対する考え方など、汚染シミュレーションの専門家としての立場から発言があった。
阪上武・福島老朽原発を考える会(フクロウの会)代表は、子どもや妊婦だけでも避難できる政策が必要だとと訴えた。飯田哲也環境エネルギー政策研究所所長は、官邸発表とメディア発表の違いを指摘し、発表内容に対する責任問題を追求するべきと述べた。植民地型エネルギーシフトではなく地域の主動でエネルギー政策を行うべきとした。
矢ヶ崎克馬教授記者会見in福島 2011.10.30
2011年10月31日、矢ヶ崎克馬教授の記者会見とインタビューが行われた。福島市の汚染状況とその影響について話し、除染や食糧問題への問題提起を行った。
なくせ!原発10.30大集会inふくしま 2011.10.30
2011/10/30(日)、 福島県福島市・四季の里で開催された、「なくせ!原発10.30大集会inふくしま ~安心して住み続けられる福島を!~」 の模様。
飯舘村住民懇親会 川俣町体育館合宿所とれんぴあ 2011.10.25
2011年10月25日(月)、川俣町体育館合宿所とれんぴあ で行われた、飯舘村住民懇親会の模様。
福島市(飯野・松川町周辺)に避難中の住民懇談会 2011.10.24
2011年10月24日(月)、福島市(飯野・松川町周辺)に避難中の住民懇談会が福島市飯野学習センターにて開かれた。
百人百話「第三十四話」ヨシダさん(仮名) 2011.10.23
特集 百人百話
「原発の話をすると帰るお客さんが多い」
原発関連で働く父と専業主婦の母、姉と妹の5人家族。浪江町の自宅は現在立ち入り禁止。周囲は原発推進派に入れば安泰というような環境で、安全神話をすり込まれたが、情報漏洩もあり、ずっと不信感を抱いていた。原発マネーで育ったことが後ろめたくもあった。けれどその原発のために、故郷や多くのモノを失った。事故は現実だが、何となく夢のなかの出来事のような気がする。今後は世の中の動向を見つつ、自分の心のなかも、ゆっくりと整理していきたい。
岩上安身によるインタビュー 第165回 ゲスト 川俣町の東電住民説明会主催者 佐久間忍氏 2011.10.21
2011年10月21日(金)、福島県伊達郡川俣町の東電住民説明会を主催した、佐久間忍氏に岩上安身がインタビューをした。佐久間氏は、知り合いの元原発労働者から知りえた被曝労働の実態などについて語った。@kenbor さんによる実況まとめを掲載。