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━◆ 収支報告
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事務所の移転が完了し、ひと区切りつきましたので、2012年度(2011年11月1日〜2012年10月31日)決算収支のご報告ならびに、本年度収支予測をさせていただきます。
IWJの配信本数は、2011年度(2010年11月1日〜2011年10月31日)1,524本から、2012年度(2011年11月1日〜2012年10月31日)には3,498本へと、配信規模は約2.3倍に急拡大しました。また、それとほぼ比例する形で、IWJの収入は2011年度と比較して1.8倍に成長いたしました。動画の配信だけでなく、速報、サマリー、ブログ、メルマガなどテキストの配信も精力的に行い、10人に満たなかった常勤のコアスタッフも、23人になりました。
これには、会費(2012年1月より会費制を導入)、寄付・カンパ、オンデマンドでの番組配信、DVD販売、イベントへの参加費も売上として計上しております。IWJをご愛顧くださった皆様、応援して下さった皆様に心から御礼申し上げます。
また、2012年度におきましては1,000万円を超える大口の寄付を一件、頂戴いたしました。個人の方からで、一切の条件は無く、「IWJの報道によって助けられたから感謝の気持ちです。活動の一助としてお役立てください」とのことでした。心から感謝するとともに、IWJの基礎づくりのための費用として活用させていただきました。
しかしながら、今後このような高額の寄付があるとは想像できませんので、今期の収入は、2012年度より大幅に下回ると予測しております。
また、事務所の移転を行い、これまでは複数の事務所に分かれて作業をしていた各班のスタッフが、新オフィスへの統合により全員が同じフロアで仕事を行い、スタッフ間の意思の疎通、日々の仕事の効率化、そして機動力UPを実感しております。御支援下さった方々には、心から御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
2012年度のRe-bornプロジェクト等として皆様にお知らせした「トップページのリニューアル、アーカイブの充実、撮影編集機材の充実、自動車・自転車の導入による機動力UP、記者、テキストライターの育成/養成、新オフィスへの統合」などの目標はほぼ達成できたのではないかと思っております。
また、アルバイトを含めた本部スタッフ(常勤、ほぼ常勤を含む)は23人となり、同時に協力いただいた120名を越える外注スタッフの方々に対しても、ささやかながらお支払いできるようになりました。
しかしながら、今年に入って会員数が5000人前後で足踏みを続けており、このまま推移しますと、今年の末には当期の純損益額が大きくマイナスに転じる可能性があります。
スタッフ一同、気を引き締めて努力し続けていきたいと思います。が、市民に直接支えられるメディアであるIWJには、会員・サポーターの皆様の御支援が欠かせません。どうぞ、今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、IWJは、株式会社として、税理士法人西川会計の監査を受けています。
IWJ代表 岩上安身拝
2012年実績
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収入 (単位:千円)
会費 53,764
カンパ 61,017
物販等・イベント 9,621
その他 756
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収入合計 125,158
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支出
スタッフ/外注報酬 73,145
役員報酬 3,600
販売管理費計 47,163
その他 493
税金 500
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支出合計 124,901
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(収入125,158 – 支出124,901)=257
当期純損益金額 257
※IWJ通信での報告では、第三期の予測をここにあわせて記載しました。
表記順などがわかりづらかったので、ここでは第二期のみ報告します。
内容に変更はありません。