日刊IWJガイド・非会員版「フジ・メディア・ホールディングスの株式の7%超を保有するダルトン・インベストメンツが、3回目の書簡で日枝久・取締役相談役の辞任を要求!」2025.2.4号~No.4446


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~フジ・メディア・ホールディングスの株式の7%超を保有する「アクティビスト(物言う株主)」、ダルトン・インベストメンツが、3回目の書簡で日枝久・取締役相談役の辞任を要求! 放送法の「マスメディアの集中排除原則」をあげ、「なぜ1人の独裁者が巨大グループを40年近くも支配することが許されてきたのか」と厳しく非難!

■2月です! 1月のご寄付・カンパ額は、85万4800円、月間目標額350万円の24%にとどまりました! IWJの財政は大ピンチです! IWJが2月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 現在、「真実を隠す腐敗したオールドメディア」から、「信頼できる真実を伝えるウェブメディア」へ、社会はメディア変動期にあります。IWJは、10年以上、このメディア変動期をリードしてきました。現在、ますますIWJしか報道しない情報が増えています! 緊急のご支援をよろしくお願いします!!

■【中継番組表】

■フジテレビ元アナウンサーの渡邊渚氏が、初のフォトエッセイ『透明を満たす』を講談社から出版! アマゾンで「ベストセラー1位」となり、即、初版が完売!「一時的に在庫切れ、入荷時期は未定」! 電子版の売れ行きも「ベストセラー」と好調! 事件について「2023年6月のある雨の日、私の心は殺された」「仕事の延長線上で起きた出来事だった」と明言!! 中嶋優一氏の関与はもはや否定不可能! PTSDを乗り越えていく体験を赤裸々に描き、取材を担当するはずだったパリ五輪のバレーボールを観戦したことも明かし、「生きていてよかった!」!

■フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊氏が、明らかにしたフジテレビの内情!(その1) 日枝久氏は編成制作局長時代、河野景子・有賀さつき・八木亜希子という3人の女性アナウンサーを自分の思い通りに動かすために、「編成政策局」の配下に置いた!? フジテレビに入社して急に勢いづく「フジテレビ・デビュー君」が威張っている社風! フジの女性アナウンサーは接待要員でキャバ嬢だから「女子アナ」でいい!? 神奈川県知事になった黒岩祐治氏は「下ネタ大魔王」!! 長谷川氏自身もおすぎ氏に「上納」されて、エレベーター内で猛烈「チュー」被害!

■堀江貴文氏のYouTubeで長谷川豊氏が語った、笠井信輔氏と佐々木恭子氏によって「おすぎさんに『上納』された」という発言が炎上!「記憶にない」という笠井氏は「15年以上前のことで、食事会がなかった可能性が0とは言い切れません」としながらも、「上納」自体は完全否定!「話が本当のものとなっていく恐怖を感じています」と表明! しかし長谷川氏は「16歳からずっと毎日日記をつけてます」「要は『やった方ってこんなに忘れてる』ってこと」と反論!
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■はじめに~フジ・メディア・ホールディングスの株式の7%超を保有する「アクティビスト(物言う株主)」、ダルトン・インベストメンツが、3回目の書簡で日枝久・取締役相談役の辞任を要求! 放送法の「マスメディアの集中排除原則」をあげ、「なぜ1人の独裁者が巨大グループを40年近くも支配することが許されてきたのか」と厳しく非難!

 IWJ編集部です。

 フジ・メディア・ホールディングスの株式の7%超を保有する「アクティビスト(物言う株主)」、ダルトン・インベストメンツが、2月3日付けで、日枝久フジサンケイグループ代表が、フジ・メディア・ホールディングスと、子会社のフジテレビの取締役から辞任することを求める書簡を送ったことが明らかになりました。

 ダルトンは、中居正広氏の性加害事件に対するフジテレビの対応について、これまでに2回、書簡を送っていることが明らかにされています。

※『事実の報告と、その後の許しがたい対応の不備』に『私達は激怒している』! フジ・メディア・ホールディングスの株式を7%保有する投資会社「ダルトン・インベストメンツ」が、中居正広氏のスキャンダルについて、フジMHの取締役会に第3者委員会の設置を求める!! この怒りの書簡をIWJが全文仮訳! 海外メディアも中居氏のスキャンダルを、「ジャニーズ事務所」や「松本人志」と結びつけて報じ始めている! 調査する気もない無気力な総務大臣、事実を明らかにする気もないマスメディア、身内の記者クラブ加盟社しか入れない「同じ穴のムジナ」の記者会見! 日本の「異常」さが世界にさらされ、指弾される!
(日刊IWJガイド、2025年1月17日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250117#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54332#idx-1

※【フジ・メディア・ホールディングスの大株主である米国のダルトン・インベストメンツが、フジ・メディア・ホールディングスに2度目の書簡! 先週開催された港浩一社長の記者会見は「真相隠蔽」と批判!】フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役7人全員が、フジ・メディア・ホールディングスに臨時取締役会の開催を求める! 自浄能力のなさを国内外にさらすフジテレビ!(日本経済新聞、2025年1月22日ほか)(日刊IWJガイド、2025年1月23日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250123#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54349#idx-5

 2月4日付『日本経済新聞』は、「ダルトンによると、米東部時間3日朝(日本時間3日夜)に新たな書簡をフジ側に送った。書簡のなかで、フジHDとフジテレビの取締役相談役を兼任する日枝氏の辞任を求めた」「今回はフジHDとフジテレビの取締役会の刷新が不十分と指摘した」と報じています。

※米ファンド、日枝久氏のフジHD取締役など辞任を要求(日本経済新聞、2025年2月4日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN03C0L0T00C25A2000000/

 この『日経』の記事によると、ダルトンは、フジ・メディア・ホールディングスの嘉納修治・代表取締役会長兼フジテレビ会長と、フジテレビの港浩一社長の2人の辞任だけでは、「取締役会の改革は進まない」と指摘しているとのことで、以下のように報じています。

※ここから先は【会員版・中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

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 以下の記事も、ぜひあわせてご一読ください。

※フジメディアHD最高権力者の日枝久氏の権力基盤は、人事権。バラエティの成功と社内クーデター、堀江貴文氏の「敵対的な買収」からの防衛、そして不動産事業だった! 日枝体制は、それでも盤石!?(日刊IWJガイド、2025年1月28日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250128#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54360#idx-2

※フジサンケイグループの「独裁者」日枝久氏の「正体」! フジテレビを筆頭とするグループ会社の持ち株会社であるフジ・メディア・ホールディングスという上場企業がありながら、その上に「フジサンケイグループ」という任意団体がある! 企業ではなく、法人格もなく、所在地もない精神共同体! その代表が日枝氏! 法的に、彼が、フジテレビをはじめ、フジ・メディア・ホールディングス傘下の企業を統治する権力はない! にもかかわらず、対外的には、一取締役として責任を小さく見せ、グループ内部には最高権力者として人事権をはじめとする絶大な権力をふるう! IWJは、日枝氏の正体に迫るべくフジメディアHDに直撃取材!
(日刊IWJガイド、2025年2月1日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250201#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54372#idx-2

※【特集】記者クラブ問題
https://iwj.co.jp/wj/open/%E8%A8%98%E8%80%85%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96

■2月です! 1月のご寄付・カンパ額は、85万4800円、月間目標額350万円の24%にとどまりました! IWJの財政は大ピンチです! IWJが2月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 現在、「真実を隠す腐敗したオールドメディア」から、「信頼できる真実を伝えるウェブメディア」へ、社会はメディア変動期にあります。IWJは、10年以上、このメディア変動期をリードしてきました。現在、ますますIWJしか報道しない情報が増えています! 緊急のご支援をよろしくお願いします!!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 2月です! 財政が危機的状況です! IWJがこの2月も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

 1月は、1日から31日までの31日間で、72件、85万4800円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! しかし、この額は、単独月間目標額350万円の24%でしかありません。たいへん厳しい数字です。

 IWJの今期第15期は、8月にスタート、7ヶ月目に入りました。8月からの今期第15期は、6ヶ月連続で一度も、目標額に達していません。

 11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、活動を続けてゆくことが困難になります!

 第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。11月、12月と、続々とインタビューを収録・配信しています! 1月27日の、フジテレビ本社で行われた約10時間にわたるロングラン記者会見も乗り切りました。全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください!

 また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!

 サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます!

 皆さま、会員登録をよろしくお願いします!

※会員登録のご案内
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 1月末現在、IWJ会員の総数は2005人、このうちサポート会員の方は773人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身 拝

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◆中継番組表◆

**2025.2.4 Tue.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2025.2.5 Wed.**

調整中

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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

【第668号-671号】岩上安身のIWJ特報!「『パンデミック合意』の中身は、遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!? 岩上安身による立憲民主党・原口一博衆議院議員インタビュー 2025.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526342

◆「2025年2月28日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆

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米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241007#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53982#idx-6

米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241008#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53987#idx-7

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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

※マスメディア内で横行する性暴力。ぜひ、フジテレビの性スキャンダルにご関心をおもちの方は、以下の大新聞内部での性暴力の実態を御覧になってください。「女を丸め込んだのは女」という点も、そっくりなことがよくわかります。

性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919

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■フジテレビ元アナウンサーの渡邊渚氏が、初のフォトエッセイ『透明を満たす』を講談社から出版! アマゾンで「ベストセラー1位」となり、即、初版が完売!「一時的に在庫切れ、入荷時期は未定」! 電子版の売れ行きも「ベストセラー」と好調! 事件について「2023年6月のある雨の日、私の心は殺された」「仕事の延長線上で起きた出来事だった」と明言!! 中嶋優一氏の関与はもはや否定不可能! PTSDを乗り越えていく体験を赤裸々に描き、取材を担当するはずだったパリ五輪のバレーボールを観戦したことも明かし、「生きていてよかった!」!

 元フジテレビ・アナウンサーの渡邊渚氏が、1月29日に初のフォトエッセイ『透明を満たす』を講談社から出版しました。

 タレントの中居正広氏による性加害を受けた被害女性X子さんが、渡邊氏であるとほぼ推定されていることから、同氏のフォトエッセイの出版は、大きな注目を集めていました。

※渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす(講談社BOOK倶楽部)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000409132

 『透明を満たす』は、アマゾンでは早速「ベストセラー1位」に入り、「一時的に在庫切れ、入荷時期は未定」となっています。元々本体は1800円(税込1980円)ですが、転売されている値段は、3280円から1万6580円までと、大幅に高騰しています。また、「直筆サイン入り初版本 渡邊渚さんフォトエッセイ 透明を満たす」は、4万5380円で販売されています。

・全国書店ネットワークe-hon「現在ご注文できません」
・HMV&BOOKS「注文不可 申し訳ございませんが現在ご注文いただけません。」
・紀伊国屋書店「※会員お一人様1点まで ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません」
・7net「在庫切れ」
・楽天Books「入荷予約 2025年02月下旬発送予定」

 などといった状況です。

 『透明を満たす』は、紙媒体の在庫が払底していることから、電子版の売れ行きが好調となっています。アマゾンキンドルで「【電子版だけの特典20カット付き】渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす」が「ベストセラー」になっています。特典付きの電子版は、税込1980円なので、多くの人が電子版を買い求めたものと思われます。

※【電子版だけの特典20カット付き】渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす(Amazon、2025年2月3日閲覧)
https://x.gd/SiNah

 渡邊氏は、「まえがき」で、フォトエッセイを出版した動機を、PTSDを乗り越えてきた経験が少しでも役に立ったら」という思いがあったと、語っています。

 「PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、1年半ほど何の気力も湧かず、生ける屍のような日々を過ごしました。(中略)

 私がこの本を書いた理由の一つは、私の経験を残すことがPTSDをはじめとする精神疾患への偏見や間違った知識が正される一助になるかもしれないと思ったからです。(中略)

 拙文ではありますが、休んでいた間に溜まったもの、あの経験があったからこそ見えた世界を、限りなく透明に、素直に言葉にしてみます」(「まえがき」より抜粋)

 冒頭は、自分の生い立ちや家族のこと、高校時代にバレーボールに熱中したこと、フジテレビに入って、「アナウンサーは常に完璧でいなければならない」というプレッシャーに押しつぶされそうだったことなどから始まります。

 新入社員時代に、「入社して3年は恋愛するな。しても絶対にバレるな。アナウンサーは人気勝負。現場のスタッフから好かれることが大事だから、もし恋愛が週刊誌とかにバレたら、あなたを好んで起用したおじさんたちが拗ねちゃうよ」と説論されて衝撃を受けた、とあります。

 「アナウンサーは人気商売」は、まだしも、「あなたを好んで起用したおじさんたちが拗ねちゃう」などというのは「異様」な理屈ファンが離れる、ということよりも、「起用したおじさん」の機嫌が第一となっているのです。渡邊氏は、嫌われたら使ってもらえなくなるという恐怖を感じ、「多少のハラスメントのようなことにも目をつぶった」と振り返っています。

 アナウンサー時代は多忙を極め、「恋愛をする余裕なんて微塵もなかった」し、「一度もその類(どこかの社長とかエリートサラリーマンとの合コンなど)の会に行ったことがなかった」とも書いています。

 そして、事件の日が訪れます。

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■フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊氏が、明らかにしたフジテレビの内情!(その1) 日枝久氏は編成制作局長時代、河野景子・有賀さつき・八木亜希子という3人の女性アナウンサーを自分の思い通りに動かすために、「編成政策局」の配下に置いた!? フジテレビに入社して急に勢いづく「フジテレビ・デビュー君」が威張っている社風! フジの女性アナウンサーは接待要員でキャバ嬢だから「女子アナ」でいい!? 神奈川県知事になった黒岩祐治氏は「下ネタ大魔王」!! 長谷川氏自身もおすぎ氏に「上納」されて、エレベーター内で猛烈「チュー」被害!

 2005年にフジテレビの買収を試みて失敗した、ホリエモンこと堀江貴文氏のYouTube番組(2月1日公開)に、フジテレビ元アナウンサーで、2012年にフジテレビを退社した長谷川豊氏が登場し、中居正広・フジテレビ問題にいて、「フジテレビに上納文化はあります」と明言しました。

 長谷川氏は、フジテレビ特有の社風や、女性アナウンサーの位置付け、自分自身がタレントのおすぎさんに「上納」された体験、港浩一元社長とA氏だとされている中嶋優一プロデューサーの特別な絆、フジテレビ取締役相談役の日枝久氏と森喜朗元総理の関係などについて、赤裸々に語りました。

※【緊急対談】「フジテレビに上納文化はあります」日枝久が作った“歪な構造”を元フジアナウンサー・長谷川豊が猛烈批判(堀江貴文 ホリエモン、2025年2月1日)
https://youtu.be/V7xXAJ7upeQ

 2005年2月、当時ライブドアCEOであった堀江貴文氏が、ニッポン放送株を35%以上取得したことを突然、発表しました。ライブドアは、ニッポン放送の最大の株主となりましたが、堀江氏の真の狙いはフジテレビにありました。フジテレビの筆頭株主であるニッポン放送を抑えることで、フジテレビに影響を与えることを目論んだのです。フジテレビよりも、企業として資産規模のはるかに小さなニッポン放送がフジテレビの筆頭株主であるという「ねじれ」に目を付けた試みでした。

 フジテレビ側も、対抗策としてニッポン放送株の3分の1を取得しましたが、ライブドアはさらに、ニッポン放送株を買い増しし、過半数を取得し、事実上、経営権を手に入れました。2ヶ月余りの攻防戦の結果、4月18日、ライブドアはニッポン放送株をフジに売り渡すことで合意、1400億円を受け取ることで、フジテレビを支配する試みを諦めました。

 翌年の2006年、1月、ライブドアの2004年9月期年度の決算報告として提出された有価証券報告書に虚偽の内容を掲載したとする証券取引法違反容疑で、東京地検特捜部が、ライブドア本社などに強制捜査を行いました。捜査と裁判の結果、堀江氏は懲役2年6ヶ月など、ライブドア幹部は軒並み有罪とされました。

※【堀江貴文氏がフジ・メディア・ホールディングスの株を購入! 株主総会で『フジテレビ』の経営陣全員の退陣要求の議案が出されれば、議案に賛成する議決権が行使できると表明!】日枝久相談役が院政を敷いていることが「『フジテレビ』の諸悪の根源」と指摘し、Xで「#日枝久出てこい」と訴えると提案! フジの元旦の爆笑ヒットパレードで、爆笑問題が漫才の最中に炸裂させた「日枝出てこい」というフレーズがそのままハッシュタグに!(『堀江貴文ホリエモン』、2025年1月18日)(日刊IWJガイド、2025年1月20日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250120#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54339#idx-5

※フジメディアHD最高権力者の日枝久氏の権力基盤は、人事権。バラエティの成功と社内クーデター、堀江貴文氏の「敵対的な買収」からの防衛、そして不動産事業だった! 日枝体制は、それでも盤石!?(日刊IWJガイド、2025年1月28日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250128#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54360#idx-2

 長谷川豊氏は、立命館大学を卒業後、1999年フジテレビに入社、男性アナウンサーとして、活動。2000年には、岩上安身がコメンテーターとしてレギュラー出演していた朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』のプレゼンターを担当しました。2010年に、フジテレビのニューヨーク支局に赴任しました。

 2012年6月、フジテレビは「業務の規定に違反」したとして長谷川氏を降格し、長谷川氏はフジテレビを辞職しました。

 長谷川氏は堀江氏との今回の対談で、以下のように述べています。

長谷川氏「僕、だって、ずっと言ってましたからね。『アナウンス会』っていうのがあってね。そのアナウンス会でも『大問題になりますよ』と。『こんなこと続けてたら、もうどっかで大変なことになるから、変えなきゃ、変えなきゃ』って言い続けて、最終的に嫌われて干されて、いじめられて嫌になってニューヨークに行った人間ですから」

 長谷川氏は「(ニューヨークには)2014年に行きました。2007年、2008年ぐらいから、堀江さんの騒動の後ぐらいからですよ。(フジテレビが)どんどんおかしくなっていっちゃって」と付け加えています。

※本気論 本音論(長谷川豊公式HP)
http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/

 堀江氏と長谷川氏、フジテレビとは因縁浅からぬ2人の対談は、中居正広・フジテレビ問題だけではなく、堀江氏によるフジテレビ買収失敗、長谷川氏のフジテレビ辞職問題、堀江氏のフジテレビ社長就任の可能性などに及び、中居正広・フジテレビ問題の背景を浮きぼりにする内容となっています。

 1時間近くにわたる堀江・長谷川対談を、数回に分けて抜粋でご紹介します。

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<日枝久氏は編成制作局長時代、河野景子・有賀さつき・八木亜希子という3人の女性アナウンサーを自分の思い通りに動かすために、「編成政策局」の配下に置いた>

堀江氏「女子アナ。アイドル女子アナっていうフォーマットを作ったのってフジテレビじゃないですか」

長谷川氏「日枝さんです」

堀江氏「鹿内さんがいたときって、まだ入社していなかった?」

長谷川氏「僕はいなかったです。僕は、日枝さんが採った最後の男性アナウンサーです」

堀江氏「え? ああ、そういうこと」

長谷川氏「はい。日枝さんは2001年に会長になるんですよ。会長になってから、確かに日枝さん、ちょっと退くんですよ、本当に。

 ちょっと退いてからですね、むちゃくちゃになっていったのは。とにかく当時、フジテレビってああいう状況じゃないですか。もう、この世の春という感じだったので、そのフジテレビの社長は『俺だ』『俺だ』、『俺だ』、『俺だ』ということになって。

堀江氏「とりあえずアイドル女子アナって、そもそも鹿内春雄さんの奥さん、3人目の奥さん」

長谷川氏「よく知ってますね!」

堀江氏「それは調べましたから。3人目の奥さんの頼近さん(頼近美津子氏、NHK・フジテレビの元アナウンサー、本名鹿内キャサリーン美津子、2009年死去)」

長谷川氏「そうです、そうです」

堀江氏「彼女をフジテレビが引き抜いたんですよね。NHKのアナウンサーだったのを」

長谷川氏「結構厳しい方だったという風にも聞いていますけれども。

 その後、日枝さんが編成局長だった時に。日枝さんって結構強めの活動家だったので、身内に懐柔するために、最重要ポジションである編成制作局長というテレビ局の頭脳に、42歳で抜擢されるんですよ。

 で、その後を取ったのが『3人娘』って言って、河野景子、有賀さつき、八木亜希子という」

堀江氏「有賀さつきさん。懐かしいですね」

長谷川氏「めちゃくちゃきれいで、画面に出してるだけで視聴率取れるという。この3人を、(当時編成制作局長だった)日枝さんが自分の思い通りに動かしたかったんですよ。

 で、今、フジテレビの問題だとか、テレビ局全体の問題だとか言われてるんですけど、あれ、全然違って。完全にフジテレビだけの問題なんですけど。

 なぜかというと、フジテレビだけのある特殊な事情があって。『編成制作局アナウンス室』っていうのを作ったんです。

 僕達は違う試験を受けてるんで、技術もカメラマン達も違う試験を受けてるんで、技術は技術局があって。

 他局は、アナウンス局があって。一般試験を受けた人間は、編成局とか広報局とか人事局とか、いろいろあるんですけど、同列であるんですよ。

 だから、TBSとかは、吉川美代子アナや長峰由紀アナといったところが、他の人間がですよ、『あの女子アナ、ちょっとこの飲み会に連れて行きたいんだけど』って言ったら、『それは女性アナウンサーの仕事(ではない)ですから、お帰りください』と言って、ぴしっと切り返してるんです。同じ(アナウンス)局だから。

 ところが、フジテレビは『編成制作局の部下』なんですよ、アナウンス室が。だから、アナウンス試験という全然別の試験を受けて入ってるのに、なぜか突然一般職(試験を)受けた編成局員の言うことを、全部業務命令で聞かなきゃいけないっていうポジションに置かれてるんです。

 ものすごく特殊なポジションで。『一般社員なんだから』って言われて、高島(高島彩氏、愛称は『アヤパン』。現在はフリーアナウンサー)だろうが、加藤(加藤綾子氏、愛称は『カトパン』。現在はフリーアナウンサー)だろうが、僕の同期の内田恭子だろうが、全員、電車通勤させられるんですよ」

堀江氏「その話、聞きますね」

長谷川氏「一人残らずストーキングされて。『ファンに追い詰められて』っていうことを言っても、『お前ら部下だろ』って言われて。

 『飲みに来い』って言われたら、業務命令で絶対にそこはやらなきゃいけないし、『月から金で番組付いているから、土曜日厳しいです』って言っても、『いや、お前ら従えよ』って言われたら、断れないっていう。いびつな構造があるんですよ」

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■堀江貴文氏のYouTubeで長谷川豊氏が語った、笠井信輔氏と佐々木恭子氏によって「おすぎさんに『上納』された」という発言が炎上!「記憶にない」という笠井氏は「15年以上前のことで、食事会がなかった可能性が0とは言い切れません」としながらも、「上納」自体は完全否定!「話が本当のものとなっていく恐怖を感じています」と表明! しかし長谷川氏は「16歳からずっと毎日日記をつけてます」「要は『やった方ってこんなに忘れてる』ってこと」と反論!

 前項でお伝えした、堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで配信された、堀江氏と長谷川豊氏の対談動画は、4日朝の段階で、再生回数約563万回を超えています。

 この動画で長谷川氏が、先輩アナウンサーの笠井信輔氏(現在はフリー)と佐々木恭子氏によって、タレントのおすぎ氏に「上納された」という発言について、笠井氏が2日、自身のブログで「今1番お伝えしたいこと」と題し、以下のように否定しました。

 「果たして、このようなメッセージを出すことが良いことなのか、かえって状況を悪化させることなのか、悩みましたが、このままでは、自分が前に進めないのであえて発信させていただきます。

 フジテレビの『上納文化』に関して私の名前が上がりました。

 私は、これまで周囲の人に対して『アナウンサーに関して、上納システムといったものをこの35年間見たことも聞いたこともない』と話してきました。

 自分自身がやっていれば、そんなこと言えません。

 しかし、いま、私が15年以上前の飲み会において、元後輩男性アナウンサーを、おすぎさんに献上したと言う話が『既成事実化』されて拡散されております。

 Xや私のInstagramにも、炎上と言う形でたくさんのコメントが寄せられています。

 ここで私は、今回取り上げられたようなことはなかったとはっきり表明させて頂きます。

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