┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~トランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で直接対決! 討論会直後の世論調査では、ハリス氏が圧倒的に有利! 人気歌手のテイラー・スイフト氏もハリス氏支持表明! シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、バイデン氏やハリス氏やトランプ氏が大統領候補者として出てくるのは、米国の政治システムが壊れているからだと本質的な洞察を投げかけている!
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┠■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 岩上安身の体調不良も、7月、8月と続き、たいへんご迷惑をおかけしました! 8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! 岩上安身のコロナ感染以降、続く体調不良もあり、この週末も、岩上安身の体調不良で、発行が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■ウクライナ軍によるロシア領内のクルスク侵攻から1ヶ月余、クルスク方面ではウクライナ軍の投降兵が続出、2000人いた外国人兵士は撤退、残留しているウクライナ兵はロシア軍によって、長い戦線に分散されて動きがとれず大苦戦! 他方、ウクライナ東部戦線のロシア軍は、ハリコフ州のウクライナ軍の司令部を、誘導装置を付けた滑空爆弾で精密攻撃! クルスク侵攻の失敗と東部戦線の崩壊で敗色が濃厚となったウクライナですが、「窮鼠猫を噛む」べく、ゼレンスキー大統領は長距離ミサイルでロシア領内を攻撃する許可要請を、米英等に求め、外交防衛茶番劇を経て、13日に承認する方向へ! 戦争の拡大、エスカレーションはとまらず!!
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■はじめに~トランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で直接対決! 討論会直後の世論調査では、ハリス氏が圧倒的に有利! 人気歌手のテイラー・スイフト氏もハリス氏支持表明! シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、バイデン氏やハリス氏やトランプ氏が大統領候補者として出てくるのは、米国の政治システムが壊れているからだと本質的な洞察を投げかけている!
おはようございます。IWJ編集部です。
9月10日の夜、米東部時間の午後9時(日本時間、9月11日の午前10時)から、フィラデルフィアの国立憲法センターで、トランプ前大統領とハリス現副大統領の2人の大統領候補による、約1時間45分のテレビ討論が行われました。
ホストは、ABCニュースで、司会者は2人でした。
このテレビ討論会のルールは、両候補は、司会者の質問に答えるのに2分、反論に2分が与えられ、さらに追加で1分ずつが与えられ、追加説明を行うことができます。
観客は入場できず、両候補は討論会の間、立ちっぱなしとなります。
※These Are the Rules of the ABC Presidential Debate(タイム、2024年9月5日)
https://time.com/7018380/harris-trump-debate-rules-microphones-abc-2024/
司会者から両候補者に出されて、議論になったテーマは、経済、中絶問題、公衆衛生問題、移民問題、ウクライナ問題、パレスチナ・イスラエル問題などです。
まず、このテレビ討論会直後に行われた、視聴者605人へのCNNの世論調査の結果、「どちらを支持しているかに関係なく、討論会では、どちらがより良い仕事をしましたか」という質問に、ハリス氏が63%、トランプ氏は37%でした。
6月27日に行われたバイデン氏とトランプ氏のCNNのテレビ討論会では、同じ質問に、バイデン氏が33%、トランプ氏が67%でした。今回のテレビ討論会での評価は、このときとちょうど逆になります。
※CNN Flash Poll: Majority of debate watchers say Harris outperformed Trump onstage(CNN、2024年9月11日)
https://edition.cnn.com/2024/09/11/politics/election-poll-trump-harris-debate/index.html
人気歌手のテイラー・スイフトさんは、討論会後にインスタグラムに次のようにポストし、カマラ・ハリス氏を支持すると表明しました。
「多くの皆さんと同じように、私も今夜の討論会を見ました。まだ見ていない方は、今こそ、2人の候補者が、重要な問題についてどのような立場を取っているのか、そして自分にとって最も重要なテーマに関する彼らの政策をしっかり調べる時です。
有権者として、私は候補者たちがこの国に対して提案している政策や計画について、できる限りの情報を見て、読んでいます。
最近、AIによって、私がドナルド・トランプの大統領選への支持を虚偽に表明したものが、彼のウェブサイトに投稿されたことを知りました。
この出来事は、AIの危険性や偽情報の拡散に対する私の不安を引き起こしました。それが、今回の選挙において有権者としての私自身の計画を非常に透明に示す必要があると感じた理由です。
偽情報に対抗する最もシンプルな方法は、真実を明らかにすることです。
私は2024年の大統領選挙で、カマラ・ハリスとティム・ウォルツに投票します。私は@kamalaharrisに投票します。彼女は、私が信じる権利や大義を守るために戦っているからです。
彼女は冷静で才能あふれるリーダーであり、混乱ではなく落ち着いた指導によって、この国でさらに多くの成果を達成できると信じています。
彼女が副大統領候補に選んだ@timwalzには非常に感銘を受けました。彼はLGBTQ+の権利、体外受精(IVF)、そして女性の自己決定権を守るために何十年も戦ってきた人物です。
私は自分の調査を行い、自分の選択をしました。あなたにとって大切なことを調べるのはあなた自身の責任であり、選択もあなたのものです。
また、特に初めて投票する方々にお伝えしたいのは、投票するためには登録が必要であるということです。早めに投票する方が簡単だと感じることも多いので、登録方法や期日前投票の日程や情報をストーリーにリンクします。
愛と希望を込めて」。
スイフトさんのインスタグラムのフォロワー数は、2億8000万人です。スイフトさんのハリス氏支持の態度表明は、非常に大きな力をもつと思われます。
※テイラー・スイフト氏のインスタグラムへのポスト(2024年9月11日)
https://www.instagram.com/p/C_wtAOKOW1z/
肝心のトランプ氏とハリス氏の討論の内容は、どんなものだったのでしょうか。
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■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 岩上安身の体調不良も、7月、8月と続き、たいへんご迷惑をおかけしました! 8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! 岩上安身のコロナ感染以降、続く体調不良もあり、この週末も、岩上安身の体調不良で、発行が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!
連日、お伝えしているように、ウクライナ兵の投降が激増しており、その一部はウクライナ軍と戦うために、義勇兵の部隊を結成している現実もあります!
他方、ウクライナの徴兵官が、路上でもどこでも、ウクライナ人男性を強制的に拉致して徴兵する際、逃亡したり、抵抗されたら、射殺することが許可された、ムチャクチャな現実もあります!
しかし、日本をはじめ西側メディアでは、情報統制されて、まったく事実が報じられません! むしろ、ウクライナ軍のクルスク侵攻が成功し、快進撃を続け、モスクワは追い込まれている、などという「デマにもほどがある」情報すら、日々、たれ流されています!
この情報統制の現実は、記者クラブという情報カルテルに属するマスメディアによる「金太郎アメ」的な日々のプロパガンダだけでなく、SNSのプラットフォームの自主規制や、グーグルのような検索エンジンによる不透明な情報操作にも疑いがもたれています。ネットの情報であっても、統制されてそのまま伝達できなくなりつつあるのです。
IWJは、ネットメディアではありますが、そのインターネットの仕組みによって情報空間が歪められたり、統制されたり、検閲されてゆく模様について、素知らぬ顔はできませんし、そうした自分達の足もとにも光をあててゆきたいと思っています。
※はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「情報統制」(その1)>2024米大統領選挙まであと2ヶ月! Meta(旧Facebook)ザッカーバーグ氏が、バイデン政権から圧力を受けていたと告白、「政府からの圧力は間違っていた。従うべきではなかった」と遺憾の意を示し、今回は、政治的に「中立」であり続けるつもりだと表明!(日刊IWJガイド、2024年9月2日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240902#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53869#idx-1
※はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その2)>フランスで、暗号化メッセージング・アプリ「テレグラム」創設者パーヴェル・ドゥーロフ氏が、逮捕起訴される! 動画共有サイト「ランブル」の創始者クリス・パヴロフスキー氏は「越えてはならない一線を越えた」と非難! Xのイーロン・マスク氏は「『モデレーション(管理者が投稿内容をチェックし、不適切な投稿を除外すること)』とは検閲を意味する『プロパガンダ用語』だ」と批判し、ドゥーロフ氏を解放するように求める!(日刊IWJガイド、2024年9月3日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240903#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53877#idx-1
※はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その3)>フランスで逮捕起訴される直前に行われた、『テレグラム』創設者パーヴェル・ドゥーロフ氏への、タッカー・カールソン氏によるインタビュー抄録! ロシア政府から反体制派メンバーや、2014年ユーロマイダン・クーデターに関与した人々の情報提供を求められ、ドゥーロフ兄弟はロシアを離脱! 欧米に活動拠点を求めるも、官僚主義に阻まれ、FBIの圧力を受ける! スコット・リッター氏の自宅家宅捜索、バイデン政権に批判的なトゥルシ・ギャバード元民主党議員に対する監視を見ても明らかなように、米国もまた「自由」の国ではなくなってしまった!
(日刊IWJガイド、2024年9月5日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240905#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53881#idx-1
※<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その4)>バイデンに不都合なら外国メディアにも強権発動!? 米バイデン政権が「米大統領選に影響を与えるロシアのプロパガンダ」の32のウェブドメインを押収、『RT』などロシア4メディアに制裁を発表! FBIが明らかにした容疑は、「『米国はウクライナやその他の「問題」地域に資金を浪費するのではなく、国内問題への取り組みに力を注ぐべきである』という当たり前のことを、ロシアメディアが指摘し、米国民の間に広げたから」!? 倒錯し、言論を歪める米国政府に対し、ロシア外務省のザハロワ報道官は「米国は全体主義的新自由主義独裁国家へと変貌した」と断言!
(日刊IWJガイド、2024年9月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240908#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53892#idx-4
※<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その5)>ブラジルがSNSのX(旧ツイッター)を禁止! ブラジルのアレクサンドル・デ・モラエス最高裁判事対イーロン・マスク氏の戦いの背後に何があるのか? ルラ大統領派がボルソナロ前大統領派の勢力拡大を阻止!?(日刊IWJガイド、2024年9月11日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240911#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53897#idx-4
しかし、西側諸国における、見事なまでの言論の統制状態と、グローバルサウスの国々では事情が違います!
各国それぞれに問題はありますが、米国という帝国に従属し、おこぼれを米国から搾取されながら、そのおこぼれをもらおうとする、従属国とは違う視界がひらけています。
ウクライナ紛争の事実・真実が報じられている、地球の4分の3の国々では、対露制裁には加わらず、ウクライナ紛争の本質を、「米英等特定の軍産複合体」の利益のための戦争であり、同時に、「米国主導の西欧の一極覇権主義の死守」が目的であると見極めたうえで動いています! しかし、そうした事実さえも、まったく日本の大手メディアは、伝えることができません!
日本においては、「IWJしか伝えていない事実」がたくさんあります! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして、真実を皆さまにお伝えする報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!
9月に入り、IWJの第15期も2ヶ月目を迎えました。
9月は1日から9日までの9日間で、17件、23万1000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。
8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。
第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまりであるとわかります。かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。
この8月1日から始まった今期・第15期の見通しは、7月中に立案するはずでしたが、岩上安身の体調不良と入退院を繰り返したことで、経理とのミーティングが十分にできておらず、ご寄付の月間目標額を今すぐただちにお示しすることができません。もう少しお待ちください! 皆さまのご理解とご容赦のほど、よろしくお願いいたします!
第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
8月末現在、IWJ会員の総数は2254人、このうちサポート会員の方は860人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆さま、欧州と同じく、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、リスクを負い、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
よろしくお願いします!
岩上安身拝
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◆中継番組表◆
**2024.9.12 Thu.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2024.9.13 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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◆「2024年9月24日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
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「食」を軽視し、米国・多国籍企業の「奴隷」となった「セルフ兵糧攻め」の日本を「飢餓」が襲う!~岩上安身によるインタビュー第1116回 ゲスト 東京大学大学院農学生命科学研究科・鈴木宣弘教授 2023.4.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515121
「有事」を前提とした、食料安全保障に関わる法案が相次いで成立するも、食料自給率上昇を諦めるというチグハグさ! このままでは戦争時に増産など不可能!?(日刊IWJガイド、2024年6月20日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240620#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53608#idx-4
はじめに~ロシアのプーチン大統領が、BRICSビジネス・フォーラムでビデオ演説、西側による経済制裁が世界経済を悪化させたと非難、「重要なことは、我々の協力が、平等、パートナー支援、相互の利益の尊重という原則にもとづいている」ことだと主張!「我々の経済関係の脱ドル化という、客観的かつ不可逆的なプロセスは、加速している」、「BRICS内の輸出入業務に占める米ドルの割合は低下しており、昨年はわずか28.7%にとどまった」と報告!(日刊IWJガイド、2023年8月26日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230826#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52672#idx-1
はじめに~ロシア中央銀行総裁エルヴィラ・ナビウリナ氏が『スプートニク』の独占インタビューに登場!「購買力平価ベースの世界GDPに占めるBRICS諸国の割合は31%から35%に増加し、2023年末にG7を超えた」!「BRICSとの貿易に占める自国通貨の割合は現在約85%」!「ロシアの輸出に占める人民幣の比率は過去2年間で86倍の34.5%、輸入では8倍以上の36.4%に」! 欧米日による対露制裁に対する、「グローバル・マジョリティー」の勝利宣言!(日刊IWJガイド、2024年2月1日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240201#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53168#idx-1
はじめに~タイに続き、マレーシアがBRICSに加盟申請を決定!『アジアのルネッサンス』の著者でもあるマレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、中国メディアの取材に、西側諸国の「二重基準と偽善」を批判!「(西側諸国は)言説をコントロールしたがるが、我々はもうそれに耐えられない」マレーシアはチョークポイントである「マラッカ海峡」の沿岸国! 米国の軍事戦略家はマラッカ海峡を締め上げれば、中東からの石油に頼る中国は降参すると述べたが、逆にBRICS側が封鎖したら日本や韓国はどうなるのか?(日刊IWJガイド、2024年6月21日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240621#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53610#idx-1
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!? 「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522485
「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670
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■ウクライナ軍によるロシア領内のクルスク侵攻から1ヶ月余、クルスク方面ではウクライナ軍の投降兵が続出、2000人いた外国人兵士は撤退、残留しているウクライナ兵はロシア軍によって、長い戦線に分散されて動きがとれず大苦戦! 他方、ウクライナ東部戦線のロシア軍は、ハリコフ州のウクライナ軍の司令部を、誘導装置を付けた滑空爆弾で精密攻撃! クルスク侵攻の失敗と東部戦線の崩壊で敗色が濃厚となったウクライナですが、「窮鼠猫を噛む」べく、ゼレンスキー大統領は長距離ミサイルでロシア領内を攻撃する許可要請を、米英等に求め、外交防衛茶番劇を経て、13日に承認する方向へ! 戦争の拡大、エスカレーションはとまらず!!
8月6日に、ウクライナ軍がロシア領内のクルスク州に侵攻してから、1ヶ月余りが経過しました。
ロシア国防省は、10日、『テレグラム』に、「クルスク方向での戦闘で(8月6日以降)、敵は合計で1万1800人以上の軍人、戦車93台、歩兵戦闘車42台、装甲兵員輸送車74台、装甲戦闘車両649台、自動車382台、大砲89門、多連装発射装置24基を失った」と発表しました。
破壊された装備の中には、米国製ハイマースとその系列の多連装ロケットランチャー12基のほか、対空ミサイルシステムの発射装置8基、輸送積載車両2基、電子戦ステーション22基、対バッテリーレーダー7基、防空レーダー2基などが含まれます。
10日の報告によると、この日、4名のウクライナ兵が投降しています。
※クルスク地域におけるロシア連邦領土へのウクライナ軍の侵入未遂に対する撃退の進捗状況に関するロシア国防省の概要(2024年9月10日現在)(ロシア国防省、Telegtram、2024年9月10日)
https://t.me/mod_russia/43197
11日には、クルスク方面で、包囲され撤退するウクライナ部隊の「過激派集団(ストームトルーパー)」の6名が、黒海艦隊第810旅団の海兵隊によって捕えられたと、『RIAノーボスチ』が同日、報じました。
『RIAノーボスチ』によると、6名の兵士は捕えられた時、「物資も弾薬も」持っていませんでした。ある兵士は「部隊との連絡が途絶え、迷子になり、自分の部隊に退却しようとした」と述べています。無理で無謀な作戦計画によって、乏しい戦力を自ら2分し、結局、どちらの戦線でも敗れ、敗走しつつあるウクライナ軍の兵士の実際の姿は、このようなものです。
※Морпехи взяли в плен при контрнаступлении в Курской области боевиков ВСУ(クルスク地方での反攻戦中に、海兵隊がウクライナ軍の過激派を捕らえた)(RIA、2024年9月11日)
https://ria.ru/20240911/plennye-1971975736.html
ロシア国防省は10日、クルスク方面で、ロシア軍のヘリコプターKa-52M攻撃機(通称:ワニ)2機が、ウクライナ軍の兵士と装甲車を破壊したとする映像を公開し、「『ワニ』から逃れることはできない」とコメントしました。
クルスク方面での、ウクライナ軍の苦戦ぶりは明らかです。
※Russian ‘Alligators’ pound Ukrainian positions in Kursk Region – MOD (VIDEO)(RT、2024年9月10日)
https://www.rt.com/russia/603777-russian-alligators-pound-ukrainian-positions/
また、ウクライナの東部戦線に目を転じてみても、こちらも、戦力を間引かれたため、持ちこたえていた接触戦で急速にほころびが広がり、ロシア軍の進撃を許してしまっています。
ロシア国防省は10日、前日の主要な出来事として、「ハリコフ州グルシェフカの集落地域でウクライナ軍の部隊の1つの司令部が破壊された映像」を紹介しました。
グルシェフカは、ハリコフ市から100キロほど南西、ルガンスク州(ルガンスク人民共和国)から30kmほどに位置しています。ロシア領ベルゴロド州との国境までは50km弱です。
※Главное за день(その日の主な出来事)(ロシア国防省、Telegram、2024年9月10日)|
https://t.me/mod_russia/43170
リンクされた映像には、集落地域の大きな建物に爆弾が投下され、建物がほぼ全壊し、救急車両などが動き回っている様子が映し出されています。
「我々は武装勢力を偵察した。
ロシア軍による偵察活動の結果、ハリコフ州グルシェフカ村付近でAFU(ウクライナ軍)部隊の司令部が発見された。
AFUの要員が最も集中している地点へ、汎用補正誘導モジュールを搭載したFAB滑空爆弾を使用して空爆を行うことが決定された。
FAB滑空爆弾が(ウクライナ軍の)司令部を正確に爆撃した結果、ウクライナの民族主義者80人と装備8ユニットが破壊された。
空爆の有効性と破壊された多数の武装勢力は、AFUの避難車両が攻撃現場に迅速に到着したことを記録した客観的な管制映像によって確認されている。
ロシア国防省」
FAB滑空爆弾は、破壊力は高いものの、精度には難あり、とされていましたが、「汎用補正誘導モジュール」を搭載することで、より精度の高い攻撃が行えるように改造されているとみられます。
※Накрыли боевиков(我々は武装勢力を偵察した)(ロシア国防省、Telegram、2024年9月9日)
https://t.me/mod_russia/43156
グルシェフカのウクライナ軍の司令部に、NATO諸国から派遣された「顧問」や「指揮官」「教官」らがどれほどいたのか、いなかったのかについては、発表されていません。
ロシア軍は9月3日に、ウクライナ中部のポルタヴァ州ポルタヴァ市にあるウクライナ軍第179合同訓練センターを精密攻撃し、ロシア国防省はそこにNATOの外国人教官が駐留していた、と発表しています。
言い換えれば、ロシア国防省は、「NATOの外国人教官」が駐留する施設、訓練所や指揮所、司令部なども、所在を捕捉しており、今後は攻撃対象とする、と宣言したことになります。詳しくは、『日刊IWJガイド』9月6日号をお読みください。
※はじめに~ロシア軍によるNATOの重要拠点直接攻撃の開始か!? ロシア軍がウクライナ中部ポルタヴァの「事実上のNATO教官の基地」ウクライナ軍第179合同訓練センターを、極超音速のイスカンデル弾道ミサイル2発で爆撃! 約50人の死者を含む約300人が死傷! 訓練センターには、通信・電子戦の訓練を行うNATO教官が駐留! NATO側は、通信・電子戦でのロシア側優位を認識!(『RT』、2024年9月4日)(日刊IWJガイド2024.9.6号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240906#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53884#idx-1
ロシア領内ベルゴロド州などへの攻撃を担うグルシェフカの司令部に、「NATOの外国人教官」や「顧問」などがいたとしても不思議ではありません。
ロシア領内へのクルスク侵攻にも、2000人ほどの外国人兵士が参加していた、とされています。
今や、ロシアと戦っているのは、ウクライナ軍将兵だけではありませんし、参戦している外国の軍人、将兵も、単なる個人的な志願兵やボランティアではありません。規模、行動、装備などから、組織だった部隊であることがわかります。おそらく大半はNATO諸国の将兵でしょう。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
ご支援のほども、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240912
IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)
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