┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「情報統制」(その1)>2024米大統領選挙まであと2ヶ月! Meta(旧Facebook)ザッカーバーグ氏が、バイデン政権から圧力を受けていたと告白、「政府からの圧力は間違っていた。従うべきではなかった」と遺憾の意を示し、今回は、政治的に「中立」であり続けるつもりだと表明!
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┠■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 8月は1日から27日までの27日間で、53件、76万9860円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、まだ19%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! ご支援をお願いします!
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┠■【中継番組表】
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┠■101年目の関東大震災、小池百合子東京都知事は、8年連続、今年も朝鮮人犠牲者追悼式に追悼文を送らず! 墨田区の都立横網町公園では、朝鮮人犠牲者追悼式と同時刻にすぐそばで、朝鮮人虐殺の史実を否定する、在特会と関係の深い排外主義団体「そよ風」が集会! 関東大震災朝鮮人虐殺関連コンテンツを、9月8日まで1週間フルオープンで公開します!!
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┠■7月に行われた総合格闘技「超RIZIN.3」のメイン朝倉未来vs平本蓮で、1R2分18秒でTKO勝ちの平本に持ち上がったドーピング疑惑! 総合格闘家の赤沢幸典が、平本から「RIZINの尿検査で陽性が出ないドーピングの方法を教えてほしい」と依頼された通話の動画や、薬物の見積もりと同額の平本からの入金明細を公開し、平本の「黒」はほぼ確定! RIZINの榊原信行CEOが、ドーピング検査の結果発表を先延ばしする中、平本は本日記者会見を行うと表明!
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┠■<本日の撮りおろし初配信>本日午後6時から、「神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの『超大国神話』と『悪』を真正面から暴く!(第2回)~岩上安身による評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏インタビュー」を、前半はオープンで、その後は会員限定で撮りおろし初配信します! 民主党の米大統領候補のカマラ・ハリス氏が、どのようにして政界を登りつめていったのか、仰天の真相を明らかにします!必見です! 会員登録をして、ご視聴ください!
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┠■8月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、自民党裏金問題について、2024年4月5日収録の「岩上安身による神戸学院大学法学部・上脇博之教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「情報統制」(その1)>2024米大統領選挙まであと2ヶ月! Meta(旧Facebook)ザッカーバーグ氏が、バイデン政権から圧力を受けていたと告白、「政府からの圧力は間違っていた。従うべきではなかった」と遺憾の意を示し、今回は、政治的に「中立」であり続けるつもりだと表明!
おはようございます。IWJ編集部です。
8月26日、『メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)』の最高経営責任者(CEO)、マーク・ザッカーバーグ氏は、米下院共和党のジム・ジョーダン下院議員宛の書簡で、ホワイトハウスが特定のパンデミック関連コンテンツを削除するよう会社に圧力をかけたことを明らかにしました。
書簡は、下院司法委員会共和党幹部会で共有されました。8月27日付『RT』が報じました。
下院司法委員会共和党幹部会は、ザッカーバーグ氏の手紙を「言論の自由のための大きな勝利」だとアピールしています。
※Biden demanded Covid censorship – Zuckerberg(RT、2024年8月27日)
https://www.rt.com/news/603142-biden-demand-covid-censorship-zuckerberg/
ザッカーバーグ氏は、新型コロナウイルス・パンデミックのさなか、コロナ関連のコンテンツを「検閲」するよう、米国政府から「圧力」を受けたことを明かにしました。ザッカーバーグ氏は、要求に応じた『メタ・プラットフォームズ』社の決定を後悔しているとも述べています。『ブルームバーグ』が8月27日付で報じています。
※メタCEO、コロナ巡る投稿でバイデン政権からの「圧力」明かす(ブルームバーグ、2024年8月27日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-27/SIUU9AT0AFB400
『メタ』社は、わずか1年程度の間に、「ウイルスに関する誤った情報」や「運営方針に反する」ことを理由に、2000万以上ものコンテンツを削除したということです。ザッカーバーグ氏は、米下院司法委員会に宛てた書簡で、以下のように述べています。
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■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 8月は1日から27日までの27日間で、53件、76万9860円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、まだ19%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! ご支援をお願いします!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
連日、お伝えしているように、ウクライナ兵の投降が激増しており、その一部はウクライナ軍と戦うために、義勇兵の部隊を結成している現実もあります!
他方、ウクライナの徴兵官が、路上でもどこでも、ウクライナ人男性を強制的に拉致して徴兵する際、逃亡したり、抵抗されたら、射殺することが許可された、ムチャクチャな現実もあります!
しかし、日本をはじめ西側メディアでは、情報統制されて、まったく事実が報じられません!
しかし、グローバルサウスの国々では違います! ウクライナ紛争の事実・真実が報じられている、地球の4分の3の国々では、ウクライナ紛争の本質を、「特定の軍産複合体」の利益のための戦争であり、同時に、「米国主導の西欧の一極覇権主義の死守」が目的であると見極めたうえで動いています! そうした事実さえも、まったく日本の大手メディアは、伝えることができません!
日本においては、「IWJしか伝えていない事実」がたくさんあります! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして、真実を皆さまにお伝えする報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!
9月に入り、IWJの第15期も2ヶ月目を迎えました。
8月は1日から27日までの27日間で、53件、76万9860円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。
第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、19%どまりであるとわかります。かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。
この8月1日から始まった今期・第15期の見通しは、7月中に立案するはずでしたが、岩上安身の体調不良と入退院を繰り返したことで、経理とのミーティングが十分にできておらず、ご寄付の月間目標額を今すぐただちにお示しすることができません。もう少しお待ちください! 皆さまのご理解とご容赦のほど、よろしくお願いいたします!
第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
7月末現在、IWJ会員の総数は2277人、このうちサポート会員の方は852人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆さま、欧州と同じく、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
よろしくお願いします!
岩上安身拝
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◆中継番組表◆
**2024.9.2 Mon.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2024.9.3 Tue.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「mRNAワクチン接種者由来の血液製剤により副作用を生じたとする報告は今のところない」武見厚労大臣の答弁に対し「接種者・未接種者の区別が行われていない現状、接種者・未接種者いずれかに特定した報告は不可能ではないか?」とIWJ記者が追及!!~8.30 武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524433
◆しばらくフルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522485
「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670
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■101年目の関東大震災、小池百合子東京都知事は、8年連続、今年も朝鮮人犠牲者追悼式に追悼文を送らず! 墨田区の都立横網町公園では、朝鮮人犠牲者追悼式と同時刻にすぐそばで、朝鮮人虐殺の史実を否定する、在特会と関係の深い排外主義団体「そよ風」が集会! 関東大震災朝鮮人虐殺関連コンテンツを、9月8日まで1週間フルオープンで公開します!!
昨日9月1日は、関東大震災から101年目の記念日でした。そしてそれは、朝鮮人、および朝鮮人とみなされた人、中国人、社会主義者らへの、日本政府(警察を所管する内務省等)と、内務省の発表にもとづいたデマ報道を流した新聞の煽動により、日本軍、警察が先頭に立って暴力をふるい、それに続いて「自警団」と称する民間人が、日本が侵略した朝鮮人への差別意識にもとづいて数千人の死者を出した集団虐殺を行ってから、101年目ということでもあります。
政府の中央防災会議が2009年に発表した報告書には「官憲、被災者や周辺住民による殺傷行為が多数発生。武器を持った多数者が非武装の少数者に暴行を加えたあげくに殺害するという虐殺という表現が妥当する例が多かった」とした上で、「殺傷の対象となったのは、朝鮮人が最も多かった」と、書かれています。
報告書は、中国人や日本人も含む犠牲者数について、「正確な数はつかめない」とした上で、朝鮮人の犠牲者数について、「当時の官庁の記録で把握できただけで600人弱」であり、民間の調査結果では「2600人超や6600人超との記述もあることから、「震災全体の死者10万人超」の「1~数%にあたる」と、最低限の人数を記述しています。
「正確な数はつかめない」のではなく、「つかむ気がない」まま、101年が経過したのです。
この先も、このまま記憶の風化を待つ態度を貫くつもりだろうと言わざるを得ません。
※報告書(1923 関東大震災第2編)(内閣府)
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai_2/index.html
虐殺の原因となった朝鮮人が武装蜂起し、あるいは放火するといった流言を、当時の内務省や警察が広め、また自警団と共に、警察や軍が虐殺を行ったことも、この報告書には、はっきり書かれています。
報告書は、大新聞も被災して「ほぼ3日間は新聞の空白状態」が生まれ、「新聞が読めなくなり、電話が通じない」という情報の空白状態の中で、「警視庁や戒厳司令部から幾度となく出された(朝鮮人の襲来や放火などの報告をまとめた)ビラなど」や「もう少し後の段階であるが、外地を含む各地で発行された諸新聞の号外も、流言を生み出す火種となった」と指摘しています。
ところが昨年、当時の松野博一官房長官は、この中央防災会議の報告書について、「政府の見解を示したものではない」と述べ、朝鮮人虐殺について、「政府として調査した限り、政府内で事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」と主張しました。
こんなおかしな主張は、あり得ません。政府は戦前・戦後を通じて一度も自らは本格的な調査を行っていません。調査を行ってきたのは、学者、弁護士会、民間人そのほかです。
調査をサボタージュしてきた当の政府が、政府内を調査したところ、記録が見当たらない、とは、どういうトボケようでしょうか。
調査を行わなければ、政府内には記録がないのは、当たり前のことです。
当時、日本は朝鮮半島を植民地支配し、朝鮮人の人権を無視して、安い労働力として、日本へ強制連行し、あるいは半ば騙して徴用し、日本人が嫌う重労働や危険な労働を強いていました。
日本人による植民地支配と差別や虐待に対して、朝鮮人が独立を求めて抵抗すれば、即「不逞鮮人」の烙印を押して弾圧する。弾圧された朝鮮人の抵抗運動は、ますます先鋭化する。
まさに今、イスラエルとパレスチナの間で行われていることと同様のことが、当時の日本で行われていました。
日本人の中に、朝鮮人を弾圧し、人権を無視して搾取している自覚(ある意味では罪の意識)があるからこそ、震災が起きた際に、朝鮮人が報復行為に出るだろうと考え、怯えて、「朝鮮人が武装蜂起し、放火し、井戸に毒を入れる」といった、官憲が流した流言飛語を信じ、国民の手で虐殺が実行されてしまったのでした。
これもまた、「ガザのパレスチナ人を殲滅しなければ、必ずや、イスラエル人に対して復讐のテロを行う」という極右政治家の発言を支持するイスラエル国民が、数多く存在することと似ています。
彼らは、自分達が加害者であることに気づいていて、その加害行為の報復や罰を受ける可能性もあると、わかっているからこそ、抵抗する可能性のある者は殲滅してしまおう、と過剰に攻撃的になるのです。
同様に、関東大震災の前年に、韓国本土で、「3.1独立運動」が起きて、これを武力弾圧して多数の死者を出した日本政府、特に内務省は、自らがふるった暴力への報復に過剰に怯えて、震災の際に、流言飛語を新聞記者を通じて流すように工作し、国民を煽動したのです。
東京都の小池百合子知事は、毎年9月1日に行われる「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」へ、歴代の都知事が行なっていた追悼文の送付を、就任2年目の2017年に取りやめました。以降8年連続で、今年も追悼文は送られませんでした。
小池都知事は、関東大震災での朝鮮人虐殺について、8年間一貫して「さまざまな研究が行われていると承知している」と述べていますが、有力政治家のこうした態度は、朝鮮人虐殺の史実を否定する差別主義者の言動を助長してきました。
実際、東京都墨田区の都立横網町公園では、「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」が行われている同時刻に、数十メートル先で、在特会と関係の深い排外主義団体「そよ風」が毎年集会を行い、朝鮮人虐殺を否定する主張を繰り返しています。「そよ風」は、今年も集会を行いました。
※虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼 小池百合子都知事は追悼文を送らず 関東大震災101年 東京・横網町公園で式典(東京新聞、2024年9月1日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351517
IWJがこれまでに報じてきた、関東大震災での朝鮮人虐殺に関する以下のコンテンツを、9月8日まで1週間フルオープンにいたします。この機会に、ぜひ御覧ください。
※【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く 岩上安身によるインタビュー 第453回 ゲスト 加藤直樹氏 2014.8.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/165254
※南千住警察署の裏庭で後ろ手に縛られた朝鮮人が次々撃ち殺された――数多の証言から辿る関東大震災・朝鮮人虐殺の『真実』~岩上安身によるインタビュー 第688回 ゲスト 『ほうせんか』理事・西崎雅夫氏 2016.11.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/346096
※「極右政治家」の本性!「関東大震災での朝鮮人虐殺はなかったか?」との質問には明確に答えず!震災被災者を追悼したから虐殺被害者に追悼文を出す必要はない!?~小池百合子都知事会見 2017.8.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/396292
※噂を事実にしてしまえ!? 朝鮮人虐殺の責任を隠すため国家ぐるみででっち上げ!? ~関東大震災で軍、警察、民衆は何をしたのか 2017.9.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/397880
※「脱亜入欧」のスローガンのもとでの朝鮮侵略と植民地支配が朝鮮人虐殺を生み出した! 山田朗 明治大学教授が 「明治150年」の歴史認識を問う! ~ 6.16講演「明治150年」と関東大震災 2018.6.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424796
※9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典 直前特別番組 97年前、「普通」の日本人がなぜ朝鮮人を虐殺したのか? レイシスト達はなぜ史実を否認しようと躍起になるのか!? ゲスト: 加藤圭木氏(一橋大学准教授)、 安田浩一氏(ノンフィクションライター )、 加藤直樹氏(ノンフィクションライター)、司会:岩上安身 2020.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/480023
※100年前の朝鮮人虐殺の公文書を東京で初公開! デマをまき散らした当時の新聞記事や朝鮮人虐殺場面の写真も展示!! これでも政府は「記録が見当たらない」と言い張るのか!?~8.31 関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」原史料・パネル展 2023.8.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518279
■7月に行われた総合格闘技「超RIZIN.3」のメイン朝倉未来vs平本蓮で、1R2分18秒でTKO勝ちの平本に持ち上がったドーピング疑惑! 総合格闘家の赤沢幸典が、平本から「RIZINの尿検査で陽性が出ないドーピングの方法を教えてほしい」と依頼された通話の動画や、薬物の見積もりと同額の平本からの入金明細を公開し、平本の「黒」はほぼ確定! RIZINの榊原信行CEOが、ドーピング検査の結果発表を先延ばしする中、平本は本日記者会見を行うと表明!
フェアなルールと選手の生命や健康への安全性の配慮にもとづいたスポーツ・エンタテインメントとしての格闘技と、喧嘩や決闘、暴行や傷害といった刑事犯罪との違いを考えさせられる「事件」が起きて、格闘技ファンの間で大きな波紋を広げています。
7月28日に、さいたまスーパーアリーナで開催された、総合格闘技の「超RIZIN.3」で、YouTuberであり、実業家でもある朝倉未来選手が、元キックボクサーで、元K-1選手の平本蓮選手に、1R2分18秒TKOで敗退しました。
※【試合結果】Yogibo presents 超RIZIN.3 第11試合/朝倉未来 vs. 平本蓮(RIZIN、2024年7月28日)
https://jp.rizinff.com/_ct/17713058
この日のメインとなる朝倉対平本の試合は、2人ともRIZINのチャンピオンでなかったにも関わらず、人気が高く、さいたまスーパーアリーナには、約4万8000人が集まりました。
7月29日付のスポーツサイト『ナンバーWeb』は、「チケットは完売し、取材陣には大入袋が配られた。PPV(ペーパービュー)の売上も、CEOの榊原信行によるとRIZINの歴史において圧倒的トップだったという」とした上で、注目の原動力となった両者の「因縁」について、次のように報じています。
「未来は”不良格闘技”THE OUTSIDERから弟の海とともに成り上がった。YouTuberとしても成功すると、プロデュースする”1分間格闘技”BreakingDownも大ヒット。ファイターとしてだけでなくネットセレブリティとして揺るぎない地位を築いている。ただ、RIZINのベルトを手にすることはできていない。
そんな未来に絡みまくってきたのが平本だ。K-1のトップ戦線で活躍すると、2020年にRIZINでMMA(総合格闘技)デビュー。実績で大きな差のある未来に噛みついた。未来も平本のポテンシャルを認めつつこき下ろす。(中略)
今回は未来が『負けたら引退』を宣言すると、自分もそうするとアピール。負けるわけがないと強気だったが、試合が近づくと前言撤回」。
※「引退発表」朝倉未来“衝撃のKO負け”はなぜ起きた? 平本蓮の“完勝だった138秒間”、RIZINの公開喧嘩が生んだ「リアルな現実」(NumberWEb、2024年7月29日)
https://number.bunshun.jp/articles/-/862415
ところが試合直後から、ネットでは平本のドーピング疑惑が指摘され、8月20日にX(旧ツイッター)で「復活の日本」という匿名アカウントが、平本と平本の知人Aによる、ドーピングの証拠とされる通話の動画を公開しました。
※「復活の日本」によるXへの投稿(2024年8月20日)
https://x.com/pearlattack1207/status/1825856481109094643
この通話音声の動画について、8月28日に、総合格闘家の赤沢幸典がXで、「自身もドーピングを行なっていた」と告白した上で、前述の「知人A」が赤沢自身であることを認め、「彼(平本)の『RIZINの尿検査で陽性が出ないドーピングの方法を教えてほしい』という強い依頼に応える形で今回の件に至りました」と、平本に薬を手配したことを明らかにした、3000字を超える長文を投稿しました。
※赤沢幸典のXへの投稿(2024年8月28日)
https://x.com/akazawa130/status/1828749395023864289
赤沢はこの投稿の中で、「平本は格闘家として誰かに負けることだけは何があっても許せない性分で、練習を頑張っていたのは事実です。ただ、練習ではこえられない心や身体の壁があることも彼自身よく理解していたことや今回の朝倉未来戦に不正をしてでも勝ちたいという思いから今回のドーピングに手を染めました」と明らかにしています。
そして、試合後に「自分が犯した過ちの重大さに気づき、食事も喉が通らなくなるくらい苦しくなっていきました。また朝倉未来という日本格闘技界の大きな宝物を奪ってしまったという想いが日に日に強くなり、良心の呵責に苛まれてきました」と、告白の理由を述べています。
投稿によると、赤沢はこの良心の呵責から、「音声証拠を撮り」、金銭の見返りなしに、「平本と僕(赤沢)の共通の知人や記者に渡すことに」したところ、「最初は週刊文○でとりあげると聞いていたのですが、復活の日本というアカウントであがって」いたということです。
さらに赤沢は、平本の周辺の反社会的勢力を思わせる存在を、次のように述べています。
「その結果平本が相談したまわりの怖い人たちからは相当な圧力をかけられました。ドーピングの事実を告発したことに対しての怒りはもちろん、それが事実ではなくなるように音声を録音しようと強制したり、様々な脅迫を受けたりしました。またこの告発をすることで、平本の周辺の方達から、この先さらにひどい暴行や脅迫を受けるのではないかと怖くてしかたありません」。
赤沢は、平本が使用した薬物の名前をあげて、「音声にもある通り平本はSARMsを(筋肉や骨の増強作用のある)ステロイドと認識し、ノルバデックスを(副作用を予防する)ケア剤だと平本自身が理解して」使用したと指摘し、その効果を以下のように述べています。
「朝倉戦でのドーピングの効果は絶大でした。ドーピングは筋肉に作用し、目も筋肉で動くので、眼球運動にも影響を与えます。ですので反射神経も自然とよくなります。テストステロンが出てホルモン値が高くなり、自信満々で試合に臨め、恐怖が減り、それによって踏み込みが強くなりパンチカがとんでもなく増強されるなど、勝ち負けに大きな影響を与えます。格闘技界隈でドーピングのことを知っている人ならわかると思いますが。単純に筋肉が大きくなって、強くなったりスピードがあがるとかだけではなく、メンタルも強くなります。
朝倉未来さんのファーストコンタクトの右ミドルのキレは凄かったです。朝倉未来さんは相当な想いで今回の試合にのぞんでるんだな、仕上げてきたなと思いました。昔の平本ならそれで引いてしまっていたと思います。平本が練習していたのは事実ですが、それ以上にドーピングの効果が目に見えてわかりました」。
赤沢は、薬物検出のため、試合に際して行われた尿検査だけでなく、平本への早急な血液検査と毛髪検査の必要性を主張しています。
さらに翌日の8月29日には、赤沢はXに、5月23日付のドーピングのための薬物、計14万1450円分の見積りメールと、「ヒラモト レン」からの14万1450円の振込明細を、公開しました。
※赤沢幸典のXへの投稿(2024年8月29日)
https://x.com/akazawa130/status/1829121087613087814
この赤沢の告発により、平本のドーピング疑惑は、限りなく黒に近づいたように思われます。
これに対して『デイリースポーツ』は9月1日付で、平本が本日2日に、「都内で緊急記者会見を行うことを発表した」と報じました。
※平本蓮が2日に緊急記者会見 弁護士2人が同席 ドーピング騒動に言及か(デイリースポーツ、2024年9月1日)
https://www.daily.co.jp/ring/2024/09/01/0018070941.shtml
一方、RIZINの榊原信行CEOは、8月31日、Xに「ドーピングの検査結果を踏まえて、来週後半までには記者会見を必ず実施します。時間がかかっていますが、今暫くお待ち下さい」と投稿し、8月21日の会見で「来週(8月31日まで)に出る検査結果を受けて公表する」としていた予定を、実質、先延ばしにしました。
※RIZIN榊原信行CEOのXへの投稿(2024年8月31日)
https://x.com/nobu_sakakibara/status/1829715745762394479
格闘技以外のスポーツ、水泳とか、陸上とか、重量挙げや、野球のような競技でも、ドーピングは公平性を損なうルール違反であり、非難されるべきものです。
しかし、コンタクトスポーツである格闘技では、他のスポーツと違い、ドーピングは単なるルール違反、失格、といった競技上のペナルティでは事はすみません。直接的に相手の身体に過剰な危害を加えてしまう恐れがあり、時には生命の危険さえ伴うからです。
他のスポーツとは違い、格闘技におけるルール違反は、競技上のルール違反にとどまりません。刑法上の違反、即ち、刑事犯罪となる恐れがあるのです。
殴ったり、蹴ったりすれば暴行罪、その結果、怪我をさせれば傷害罪です。悪質な計画性がなく、カッとなって暴力を振るった時でも、相手が死んでしまえば、傷害致死罪です。凶器の準備のような計画性や、殺意を秘めていたら、殺人罪となります。
厳格なルールと安全配慮のもと、スポーツやイベントとして行われる格闘技は、刑法35条の「正当業務行為」として免責され、決闘罪や、暴行罪は適用されませんが、反則行為の上で相手を怪我させた場合には、傷害罪が成立する余地があります。
※決闘罪とは?要件・時効・事例について弁護士が解説(ウェルネス法律事務所)
https://wellness-keijibengo.com/duel/
実際に、痛ましい事ですが、死に至るリング禍は、現代の格闘技においてもなくなりません。
昨年12月27日に行われたプロボクシングのモンスタートーナメント決勝で、かつ、日本バンタム級タイトル王座もかかった一戦にて、堤聖也選手と激闘を繰り広げ、4回ダウンを喫しても、そのたびに不屈の闘志で立ち上がり、戦い続けるも、判定で敗れ、試合後、意識不明となった穴口一輝選手が、右硬膜下血腫と診断されて、開頭手術を受けましたが、その後も意識が戻らないまま、今年2月2日に亡くなりました。
※元日本同級ランカー穴口一輝さん死去「自分は一生で1番ぐらい泣きました」山下会長(日刊スポーツ、2024年2月3日)
https://www.nikkansports.com/battle/news/202402030001209.html
この堤選手対穴口選手の試合は、2023年の国内のベストバウト(最も見応えのある試合)に選ばれています。
今年2月15日付『ナンバーWeb」は、40歳(インタビュー時)のベテラン総合格闘家の青木真也へのインタビュー記事で、こうした格闘技での事故に対する青木の考えを、次のように報じています。
「(青木は)SNSには『年間最高試合が死亡事故なのはその競技を疑わざるをえない』と書き、批判もされた。穴口選手が倒れた試合は、昨年の国内ベストバウトに選ばれていた。
多くのボクシングファンが指摘するように、穴口選手が亡くなったのはベストバウトに選出された直後のこと。その死自体が選出につながったわけではない。それは青木もわかっている。言いたいのは”それ以前”の問題についてだ。筆者が青木にインタビューしたのは穴口選手が亡くなる前日のこと。青木はこう言っていた。
『美談にしちゃいけないんですよ。僕の考えからすると、事故が起きた時点でいい試合なわけがないんです。評価対象にならない、0点の試合のはずで』
青木は”ボクシング批判”をしたいわけでもない。ケガ、特に頭部へのダメージを前提とした競技全般について根本的に考え直そうと言っているのだ」。
※「美談にしちゃいけない」ボクサー・穴口一輝の逝去前日に、青木真也がインタビューで語っていたこと「格闘技がメジャーになる必要はない」(Number Web、2024年2月15日)
https://number.bunshun.jp/articles/-/860648
急ぎ付け加えておきますが、この一戦で、穴口選手がリング禍に見舞われたといっても、堤選手に反則攻撃があったわけでも、過失が問われる行為があったわけでもありません。
両選手は、正々堂々と、ルールに則り、フェアに戦い抜きました。
穴口選手は、立ち上がるたびにしっかりとファイティングポーズをとり、そのため、レフェリーも止める判断を下せませんでした。
結果は不幸であったにせよ、「最高試合」として選出されておかしくない熱戦、激闘であったことも、事実です。
また、ボクシング関係者の誰も、穴口選手の死という事実を、あえて美談にしようとしたわけではない、ということも明記しておくべきでしょう。
しかし、それでも、リング禍が起きてしまったのは、現実なのです。
公開の場で、プロスポーツとして、頭部や腹部を直接殴打するボクシングが成立したのはイギリスです。
発祥地であるイギリスでも、死者がたびたび出たため、何度も禁止令が出ました。
それでも、ボクシングというスポーツには魅力があり、厳格なルールで過剰に危険な行為を禁じ、選手のみならず、レフェリーをふくめて、フェアに行われ、安全配慮を怠らないという条件付きで、ボクシングは、刑事犯罪上の暴行や傷害からは免責されて、合法的に認められるようになりました。
他の格闘技は、先行してプロスポーツ化したプロボクシングによって、整えられてきた法理に準じて、ルールなき暴力ではないという形式や内容を整えて、競技相手に身体的ダメージを与えることが法的に免責され、合法的に試合ができるようになっているのです。
そのルールやモラルを逸脱すれば、それは騙し討ちのような暴力であり、まして試合中に熱くなって後頭部を殴打してしまった、などという過失ではなく、計画的なドーピングなど、悪質極まりない故意犯であり、刑事犯罪とみなされる可能性は十分あり得ます。
日本は、格闘技ブームであり、もともと世界でも稀な武道大国であり、コンテンツビジネスでも、格闘技が主流の日本は、真剣に厳格なルールの厳守、安全性の確保に取り組まなければなりません。欧米では、ドラッグも、ドーピングも横行している、というのは、何の弁明にもなりません。
今回の場合、万が一、朝倉未来選手がリング上で死んでいたら、密かにドーピングという凶器をリングに持ち込んだ結果ですから、傷害致死罪が適用される可能性もありえました。最初から殺意を持ってドーピングしていたなら、殺人罪の容疑すらかかります。
格闘技は、それだけ、厳しく扱われるべきものなのです。死んではいなくても、朝倉未来選手は、怪我はしています。これがドーピングによってもたらされた怪我ならば、傷害罪に問われる可能性があります。
何よりも、ドーピングという不正な手段によって、朝倉選手の名誉や社会的評価がずたずたにされたのだとしたら、朝倉未来選手は、心理的・経済的・社会的に不当な損害を被らされたことになり、それを弁済するとなると莫大な金額になるかもしれません。
赤沢氏の「告発」が100%正しいとしたら、この興行で、そんな不正行為が行われるとは思いもよらず、高額のチケット代やペーパービュー代を支払った人々も被害者となります。
不正なドーピング試合のために金を支払わされたことになり、チケット代やペイパービュー代金を払い戻して欲しいと願うのは当然でしょう。
仮にドーピングが事実だったとしたら、その場合の責めは、主催者ではなく、対戦相手も、観客も、主催者すらも騙した、平本選手が負うべきものであると思います。
平本選手は、本日、記者会見をするのではないかとの情報もありますが、身の潔白を晴らすためには、誰もが納得する形で、尿検査だけでなはなく、血液検査や毛髪検査など、すべてクリアして証明する必要があると思いますが、自前で行うのでは、多くの人々を納得させるものとはならないでしょう。
なお、赤沢氏は、ネット上で朝倉氏に謝罪しようとも、このドーピングの片棒を担いだ「共犯」であり、かつ、平本サイドから脅迫を受けているとの「告白」も事実ならば、身の安全を確保するためにも、警察に自首すると同時に、安全確保を願い出たらどうでしょうか。
そこまでの行動を見せれば、発言に信憑性が出てくるものと思います。赤沢氏の行動にも、今後、注目されます。
■<本日の撮りおろし初配信>本日午後6時から、「神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの『超大国神話』と『悪』を真正面から暴く!(第2回)~岩上安身による評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏インタビュー」を、前半はオープンで、その後は会員限定で撮りおろし初配信します! 民主党の米大統領候補のカマラ・ハリス氏が、どのようにして政界を登りつめていったのか、仰天の真相を明らかにします!必見です! 会員登録をして、ご視聴ください!
7月1日深夜から腹痛、重い便秘、脱水症状が続いていた岩上安身は、7月8日に、評論家で元日経新聞・朝日新聞記者の塩原俊彦氏にインタビューを行った直後に体調を崩し、7月11日に大腸ファイバー検査を行った結果、大腸がんやポリープは見つからなかったものの、その後も激しい下痢や発熱、大量の嘔吐など、胃腸の不調が続き、起立性の貧血やめまいにも見舞われていました。
岩上安身は、7月22日に緊急入院し、26日に一度は退院したものの、翌日の27日から31日まで、7月いっぱい再入院していましたが、退院後もハードワークは控えるよう、医師から厳しく注意を受けていました。
この入退院と退院後の慣らし運転に伴い、岩上安身は、何人かの有識者の方々へ申し込んでいたインタビューの日程を、延期させていただきましたが、8月26日に、7月8日に行った塩原氏へのインタビューの続編である、第2弾インタビューを録画収録しました。これが、復帰後第1弾のインタビューとなります。
前回、7月8日に行った第1弾インタビューは、ぜひ以下のURLから御覧ください。
※神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!(第1回)~岩上安身によるインタビュー第1165回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏 2024.7.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523806
ウクライナ問題の第一人者である塩原氏は、2024年6月17日に、最新刊『帝国主義アメリカの野望~リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ』(社会評論社)を上梓されました。
IWJ書店では、塩原氏にご著書へサインを入れていただき、会員限定で販売しています。数量に限りがありますので、ぜひお早めにお求めください。
※【塩原俊彦さんサイン入り】帝国主義アメリカの野望 リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=478
インタビューは、「神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの『超大国神話』と『悪』を真正面から暴く!」と題し、この著書の内容に沿って行われました。
2022年2月24日に始まったウクライナ戦争では、2014年のユーロマイダン・クーデター以降のウクライナ国内で、ロシア系住民が弾圧されていた問題を、西側諸国は見なかったことにして、ロシアがまったくいわれのないウクライナ侵略を、突如開始したとして、ロシアを非難しています。
これは西側の多くの国で、政治家も大手メディアも、公式に主張していることです。これほどまでの、国家を超えたプロパガンダ報道は、かつてなかったのではないでしょうか。
ウクライナの最大の支援国である米国は、「自由と民主主義と法の支配」という御旗を掲げさえすれば、どんな暴力も許されるかのようにふるまってきました。
しかし、現在のウクライナ政府や、同じく米国が最大の支援国である、シオニスト・イスラエル政府が、真っ当な人権意識を持った「自由と民主主義と法の支配」にもとづいた国家であるとは、とても言えません。米国の矛盾は、今、頂点に達しています。
「日本における米国の報道のほとんどは、民主党系のマスメディアによって米国内で流されて情報を、翻訳して流しているだけ。
したがって、極めて民主党寄りの情報によって、操作されてしまっている」。
そう指摘した塩原氏は、前回2020年の米大統領選挙を、敗れたトランプ陣営が、「盗まれた選挙」だと主張したことについて、「日本では多くの人が、トランプ陣営側が『投票用紙の集計方法に不正があった』と言いがかりをつけて騒いでいると思っているかもしれませんが、米国の共和党有権者(支持者)は、まったく別の観点から、『盗まれた選挙』だと思っています」と指摘しました。
塩原氏によると、2020年の大統領選挙を「盗まれた選挙」だと考えているのは、「共和党有権者の3分の2」であり、これは「米国人の10人に3人近く」にあたります。
「私も、『盗まれた選挙』であると思っています」と述べた塩原氏は、その理由を以下のように説明しました。
「実はジョー・バイデンの次男のハンターがウクライナで行っていた『腐敗』事件について、2020年の11月の大統領選の直前の10月14日に、『ニューヨーク・ポスト』に大特ダネが掲載されたが、民主党はこれをつぶしにかかった。
FBIは、この記事とフェイスブックをリンクさせないよう、フェイスブック(現メタ)のCEOであるマーク・ザッカーバーグに圧力をかけた」。
※【IWJ号外】ウクライナに君臨し、巨額の富を搾取し続けてきたバイデン一家! 約23億7000万円の疑惑の金について米国内国歳入庁(IRS)犯罪捜査部門の捜査官が証言! 2023.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517535
※はじめに~バイデン大統領はブリズマを倒産から救った大きな「ブランド」だった! ハンター氏の会社への4000万ドル(約57億円)の投資と350万ドル(約5億円)のコンサルティング料で、ロシアのオリガルヒの制裁免除!? 米下院監視委員会のジェイムズ・カマー委員長がハンター・バイデン氏の元ビジネス・パートナーのデヴォン・アーチャー氏の証人喚問を踏まえて声明発表! 監視委員会はバイデン・ファミリーの疑惑を7点指摘!(日刊IWJガイド、2024年8月3日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230803#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52596#idx-1
※はじめに~バイデン大統領がウクライナを脅迫していた! 次男のハンター・バイデン氏が取締役を務めるウクライナの天然ガス会社ブリズマの汚職事件! 自ら捜査を指揮していたウクライナの検事総長、ヴィクトル・ショーキン氏を辞めさせなければ10億ドルの支援を撤回するとウクライナ政府を脅迫! 今後、米下院の弾劾調査の大きな焦点に! IWJは、ショーキン氏の2019年の宣誓供述書を入手し、仮翻訳!(日刊IWJガイド、2024年8月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230808#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52616#idx-1
「大統領選挙の直前であったので、この情報を米国の大メディアがきちんと報道していれば、確実に、バイデンは負けたであろうはずなのに、この事実について、『ロシアによる典型的な情報操作』『トランプ氏の個人弁護士であるジュリアーニ氏の提供した情報が本物かどうかわからない』などと、民主党及びFBIの幹部、民主党と結託している主要マスメディアまでが、この情報を広めないために、猛烈な圧力をかけてつぶしにかかった。
政府機関さえ、バイデンを応援していた。これはまさに、『盗まれた選挙』の証しではないか」。
塩原氏によると、「民主党系の米国の大手メディアは、一切この報道をしないので、日本に入ってこない」のだといいます。
続いて塩原氏は、「民主党は情報操作によって事実をねじ伏せていくというやり方を、ずっと取り続けている」と述べ、ウクライナからの移民が全米一多いと言われているイリノイ州シカゴを地盤にしているバラク・オバマ元大統領が、シカゴのユダヤ系財閥や地元の汚職政治家の支援によって、大統領にまで上り詰めた経緯を、詳しく解説しました。
さらに塩原氏は、「今現在で言うと、猛烈に吹き荒れているのが、独裁への恐怖という形で、トランプを攻撃するという方法」だと指摘しました。
トランプ氏が、前回の大統領選挙の結果を覆そうとした容疑について、今年7月1日、米最高裁は、大統領在任中の訴追を免れる権利を認めました。
これについて塩原氏は、「トランプが、もし大統領に返り咲くような事態になったら、とんでもないことをやってもどうせ訴追されないと思って、独裁者になるんじゃないかと、民主党系のマスメディアがガンガン煽っている」と述べた上で、「しかし、私は、もう既に、ジョー・バイデン大統領は独裁者であるということを、強調したい」と訴えました。
塩原氏は、バイデン大統領が今年8月1日に、ロシアで収監されていた、ジャーナリストや元海兵隊員、反体制活動家や、ノーベル賞受賞のロシア人人権活動家らと、ドイツに収監されていた終身刑の殺人犯を含む、西側各国に収監されていたロシアの情報機関関係者らとの受刑者交換を発表したことを取り上げ、次のように述べました。
「西側の国は、『法の支配』と言って、法が万人に等しく適用されるという最低限のルールを重要視しているにもかかわらず、一度ドイツが法の支配のもと、終身刑であると決めたものを釈放し、罪を問わなくするということを、平然とやってのけるというのは、どういうことなのか?(中略)
じゃあ、何でバイデンは、こんなことまでして、法の支配を破り、独裁的な行動に出たのかというと、それは明らかに選挙対策なんですね。
つまり、そういう連中を、アメリカに飛行機で返す時に、空港で、今回の場合にも、バイデンとハリスが二人で出迎える。それをテレビで放映させることによって、自分の手柄にすると。(中略)
でも、やっていることは、まさに独裁者じゃなきゃできないような、それぞれの国の国家主権というのがあるのに、そんなものはまったく無視して、その国家主権のもとで成り立っているであろう法の秩序さえ、まったく無視して、罪に服しているやつを釈放をさせて、自国に持ってくるっていうのは、これは、独裁者じゃなきゃ、できないでしょう」。
会員限定公開となる後半部分では、7月13日のトランプ元大統領銃撃事件の直前に、バイデン大統領が演説で、「トランプを標的にするときだ」と発言していたことを取り上げ、塩原氏が「直接狙撃した犯人に明示したわけではありませんが、過激な発言をして、狙撃することが、さも必要であるかのようにうながすような発言を、バイデン大統領自身がしたのではないかという、強い疑いがある」と、指摘しました。
さらに、現在、バイデン氏に代わって民主党の大統領候補となったカマラ・ハリス副大統領が、20代だった1990年代半ばに、妻と別居していた当時60代のウイリー・ブラウン カリフォルニア州議会議長との「不倫」で「出世」したというスキャンダルや、ハリス氏に副大統領候補に指名されたティモシー・ウォルツ氏の軍役時代の「不名誉な」エピソードなどについて、お話をうかがいました。
詳しくは、ぜひ本日の撮りおろし初配信をご視聴ください。前半はオープンで、その後は会員限定で配信いたします。
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【IWJ_YouTube Live】18:00~
神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!(第2回)~岩上安身による評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■8月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、自民党裏金問題について、2024年4月5日収録の「岩上安身による神戸学院大学法学部・上脇博之教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、毎月『岩上安身のIWJ特報!』を発行しています。
8月は、7月に続き、2024年4月5日収録の「岩上安身による神戸学院大学法学部・上脇博之教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。
岸田文雄総理は2024年8月14日、9月の自民党総裁選挙への立候補を見送る意向を表明しました。岸田総理は、「特に政治とカネの問題をめぐっては批判もいただいた」「私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたい」などと述べました。
岸田総理が言及した「政治とカネの問題」とは、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題を指しています。
自民党の5つの派閥では、政治資金収支報告書に記載する際、パーティー収益の一部を無記載あるいは少なく記載して裏金としてキープ、国会議員にキックバックする運用を長年、組織的に行なっていました。
そのようにして作った裏金は、安倍派で約6億円、二階派で約2億円、岸田派は2018年からの3年間で約3000万円とされています。
2023年12月、東京地検特捜部が強制捜査に乗り出し、派閥の会計責任者や議員秘書らが政治資金規正法違反容疑で立件され、キックバックを受け取っていた「裏金議員」たちの更迭、要職からの解任が相次ぎました。
2024年になると、自民党の派閥は、麻生派を残してすべて解散しました。
岸田政権への批判は強まり、内閣支持率は20パーセントを下回るほど低迷。4月に行われた衆議院の3つの補欠選挙にすべて敗北し、自民党内からは「岸田総理では、次の衆議院選挙を戦えない」との声があがっていました。
岸田総理退任のトリガーとなった、この派閥と裏金問題が表面化するきっかけを作ったキーパーソンが、神戸学院大学法学部の上脇博之(かみわき ひろし)教授です。
上脇教授は、政治資金パーティーが組織的な裏金作りの温床となっているのでは、という疑問を抱き、公開された情報を元に綿密な調査を重ねて、2022年から政治資金規正法違反で自民党議員らを刑事告発し続けてきました。
2024年4月5日、岩上安身は、「底なしの自民党裏金問題! 岸田総理と後援会代表らを次々と刑事告発!『闇政治資金パーティー』の徹底捜査と『裏金』の真相解明が必要!」と題して、上脇教授への緊急インタビューを行いました。
2022年6月12日、岸田総理の地元の広島で開催された「岸田文雄内閣総理大臣就任を祝う会」について、岸田総理は「政治資金パーティーではなかった。主催者はうちの後援会ではない」と答弁しています。
確かに、このパーティーの主催者は「広島県経済関係団体自治体合同任意団体発起人11名」とされており、広島県知事、広島商工会議所会頭など、地元政財界の有力者が名前を連ねています。
しかし、上脇教授は、「僕は、主催者が岸田文雄後援会だという見立てで告発しています。つまり、任意団体が主催したと偽って(政治資金パーティーを)やっている」と指摘しました。
「祝う会」が岸田後援会主催の政治資金パーティーならば、その旨を事前告知しなくてはならず、また、岸田後援会の2022年分の収支報告書を作成する際には「祝う会」の収入額1100万円、支出額340万円、321万5167円の寄付金支出を記載しなくてはなりません。それらを一切していない、というのが、告発の理由です。
岩上安身は、「結局、『任意団体』というのはダミー団体以外の何者でもない。こんなに、あからさまにやるのか」と眉をひそめ、今回の裏金問題で自民党が39人を処分したことに触れて、「なんで39人処分ごときで、メディアは『大量処分、自民党はこれで幕引きをはかる』みたいなこと言っているんだろう。幕引きも何も、トップがこんなこと、やってるじゃないか」と憤りを口にしました。
以下、8月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第654号の目次)
◆公職選挙法が適用されない自民党総裁選挙。派閥のボスが総裁になれば所属議員も「おいしいポスト」を獲得できる仕組み! そこに汚職の温床がある!
◆政治資金問題で自民党は39人を審査対象に。だが、岸田総理と二階元幹事長は含まれず! 最初から「2大ボスは審査しない」結論ありきだった!?
(第655号の目次)
◆広島の任意団体が主催した岸田総理就任を祝う会。実態は岸田後援会による政治資金パーティーだったのでは? 上脇教授が今年2月に告発!
◆収入から経費を引いた残りを政治活動に使うのが政治資金パーティー。企業は寄附のつもりでパーティー券を購入するので、実際の出席者は少ない!
(第656号の目次)
◆岸田総理就任を祝う会。主催した団体の代表者は岸田後援会の代表と同一人物!「祝う会」からは自民党の県第一選挙区支部に約321万円の寄附が!
(第657号の目次)
◆「祝う会」は ダミー団体!? パーティーの企画、準備から会費集めまで岸田事務所が仕切り、当日はスタッフ総出で受付を! 連絡先の電話番号も一致!
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