日刊IWJガイド・非会員版「民主党大統領候補カマラ・ハリス氏が副大統領候補のウォルツ氏を伴って、前代未聞の共同インタビュー! トランプ氏は酷評!!」2024.9.8号~No.4322


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~自分1人では会見もインタビューも受けられない!? 民主党大統領候補カマラ・ハリス氏が副大統領候補のティム・ウォルツ氏を伴って、前代未聞の共同インタビュー! トランプ氏は「退屈!」の一言! 民主党の牙城、L.A.の『ロサンゼルス・タイムズ』でさえ、「大げさな前評判のわりに、目立った新しい発表は少なかった」と酷評!『ザ・ヒル』に至っては「全女性を侮辱している」と強烈な批判! しかもこのインタビューで、ハリス氏が資源産業の代理人であることが露呈! ウクライナがどうなろうと、「代理戦争」という邪悪な手段で、資源輸出のライバル、ロシア抹殺を図る!! ハリス氏はバイデン氏と同じ!

■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 岩上安身の体調不良も、7月、8月と続き、たいへんご迷惑をおかけしました! 8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! 岩上安身のコロナ感染以降、続く体調不良もあり、この週末も、岩上安身の体調不良で、発刊が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

■<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その4)>バイデンに不都合なら外国メディアにも強権発動!? 米バイデン政権が「米大統領選に影響を与えるロシアのプロパガンダ」の32のウェブドメインを押収、『RT』などロシア4メディアに制裁を発表! FBIが明らかにした容疑は、「『米国はウクライナやその他の「問題」地域に資金を浪費するのではなく、国内問題への取り組みに力を注ぐべきである』という当たり前のことを、ロシアメディアが指摘し、米国民の間に広げたから」!? 倒錯し、言論を歪める米国政府に対し、ロシア外務省のザハロワ報道官は「米国は全体主義的新自由主義独裁国家へと変貌した」と断言!

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! プーチン大統領がウラジオストクで開かれた「東方経済フォーラム」で「クルスク州へのウクライナの越境攻撃は、ウクライナ東部ドンバスでのロシア軍の進撃を抑えることができず、ウクライナ軍は自ら防衛力を弱めた」と指摘! 戦力を分断し、戦線を二方面に開いたウクライナ軍の作戦は失敗だったと総括!!「ロシア人の結束が高まり、志願兵の数が急増した」とも発言!】(『ロイター』、2024年9月5日)
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■はじめに~自分1人では会見もインタビューも受けられない!? 民主党大統領候補カマラ・ハリス氏が副大統領候補のティム・ウォルツ氏を伴って、前代未聞の共同インタビュー! トランプ氏は「退屈!」の一言! 民主党の牙城、L.A.の『ロサンゼルス・タイムズ』でさえ、「大げさな前評判のわりに、目立った新しい発表は少なかった」と酷評!『ザ・ヒル』に至っては「全女性を侮辱している」と強烈な批判! しかもこのインタビューで、ハリス氏が資源産業の代理人であることが露呈! ウクライナがどうなろうと、「代理戦争」という邪悪な手段で、資源輸出のライバル、ロシア抹殺を図る!! ハリス氏はバイデン氏と同じ!

 IWJ編集部です。この『日刊IWJガイド』は、9月7日(土)にお届けするはずのものでした。岩上安身の体調不良により、1日遅れてしまったことをお詫びいたします。

 8月29日、民主党の大統領候補のカマラ・ハリス氏(現在はバイデン政権の副大統領)が、副大統領候補のティム・ウォルツ氏(ミネソタ州知事)を伴って、単独ではなく、一緒に、『CNN』のインタビューを受けました。

 これまで、記者会見やインタビューを受けることをひたすら避けてきたハリス氏が、初めてメディアのインタビューを受けるということに大きな注目が集まりました。

 これは、8月20日に、民主党大会で指名を獲得後、初めてのインタビューとなります。30日付『ニュースキャストスタジオ』によると、全米で599万人(『ロサンゼルス・タイムズ』によるニールセンの数字では630万人)が視聴したとされます。

 『CNN』は、2024年6月27日のバイデン氏とトランプ氏の討論会の主力のライブ配信で約950万人の視聴者を記録しました。16のネットワークとストリーミングで5100万人以上が視聴しました。

 ハリス氏とウォルツ氏の共同インタビューの視聴者599万人という数字は、バイデン氏とトランプ氏の討論会の950万人の、3分の2近くを占めます。知名度から考えて、かなり高い関心が寄せられたことは間違いありません。

 上記の599万人という数字にはストリーミング配信は含まれておらず、8月29日のインタビューは他のネットワークでは同時放送されませんでした。この点では、バイデン氏vsトランプ氏のライブストリーミングの対決5100万人以上という数字と比較するデータはありません。

※CNN’s Harris-Walz interview comes in at just under 6 million viewers(ニュースキャストスタジオ、2024年8月30日)
https://www.newscaststudio.com/2024/08/30/cnn-harris-walz-interview-ratings/

※First Harris-Walz interview scores 6.3 million viewers on CNN(ロサンゼルス・タイムズ、2024年8月30日)
https://www.msn.com/en-us/news/politics/first-harris-walz-interview-scores-63-million-viewers-on-cnn/ar-AA1pJWFI?fbclid=IwY2xjawFHpE9leHRuA2FlbQIxMAABHUVjpthG_DiVay5lc33kIxwiD04EkFAgV5WYnCYTDTj5zTUkivYxnDa76A_aem_q-bSN1HVtjUBmw1Gu_QYwQ

 バイデン氏とトランプ氏という、知名度のきわめて高い、現職と前職の大統領経験者が火花を散らすバトルの方が、視聴者側の関心を呼んだことは間違いありません。それに対して、知名度は「バイトラ」に比べればはるかに低く、しかもバトルではなく、「カップルショー」のような仕立てなのです。何かにつけバトル好きな米国民からして物足りない「ショー」のはずですが、599万人の視聴者を集めたのは、それなりに関心があったからに違いありません。

 ただ、その「関心」は、すべてが「好意」や「期待」や「応援」というポジティブなものではなかったようです。

 ここは重要なところです。

 このインタビューについて、複数の米国民から批判の突っ込みが、多数入っています。

 たとえば、『USAトゥデイ』の寄稿者で、コスメティック・ビジネス・マネージャーのカミール・ジザレッリ氏は、このインタビューが事前に収録した番組であったことを疑問視し、こう疑問を呈しています。

 「なぜ、ライブインタビューではない?

 権力側の編集を期待しているのか?

 簡単で、気楽な質問を期待しているのか?

 なぜ保守系のネットワークでは、インタビューを受けない?

 反論が怖い?」

※カミール・ジザレッリ氏の8月29日のXへのポスト
https://x.com/CGizzarelli/status/1828889287842005093

 受賞歴のあるレコーディング・アーティストのドナ・フォークナー氏は、30日のXへのポストでこう述べています。

 「カマラ・ハリスとティム・ウォルツの『CNN』インタビューに大笑い! マジですか。ティムはカマラの話を聞かされて、とても精神的に辛そう。もう出て行っていいよ、ティム! 大笑い。カマラは移民問題をトランプのせいにした。信じらんない」。

 これはたしかに「大笑い」かつ「大顰蹙(だいひんしゅく)」ものです。ハリス氏の発言がX通りのものならば、デタラメそのものです。

 移民問題の解決に乱暴さがあるにしても、このテーマを問題視してきたのはトランプ氏であり、反対にカマラ・ハリス氏が副大統領として仕えてきたバイデン政権こそが、この2年あまりで移民を激増させました。

※ドナ・フォークナー氏の30日のXへのポスト
https://x.com/DonnaRev1111/status/1829329509801152835

 このインタビューの評判は、よくありません。

 まず、民主党の牙城、ロサンゼルスを本拠とする『ロサンゼルス・タイムズ』が、インタビューの行われた29日付で「ハリスとウォルツの初インタビューでは、大げさな前評判のわりに、目立った新しい発表は少なかった」という、事実その通りなのですが、「ご祝儀」感のまったくない、ミもフタもないタイトルの記事を配信しています。

※Plenty of hype, few major revelations from Harris and Walz in first interview(ロサンゼルス・タイムズ、2024年8月29日)
https://www.latimes.com/politics/liveblog/2024-election-harris-walz-interview-cnn

 30日付『ロサンゼルス・タイムズ』は、ハリス氏を批判しながら、トランプ氏の反応を次のように、伝えています。

 「トランプ氏、ハリスのインタビューを全角文字で酷評

 ドナルド・トランプ前大統領は木曜(8月29日)の夜、自身のソーシャルメディアプラットフォーム『トゥルース・ソーシャル』で、カマラ・ハリス副大統領とティム・ウォルツ氏による初の対談インタビューに『つまらない!!!』という一言で反応した。

 『CNN』のダナ・バッシュとのインタビュー中、トランプ氏は『同僚のカマラ・ハリスと討論し、彼女の詐欺行為を暴くことを楽しみにしている』と書き込んだ。そのメッセージには、その単語(つまらない)が繰り返し含まれていた。

 ハリスは、なぜ彼女の水圧破砕法(フラッキング:シェールガスやシェールオイルを採取するための方法)に対する立場が変わったのか尋ねられた。2019年には、ハリスは、(環境保護を重視して、フラッキングの)禁止に賛成であることに『疑問の余地はない』と述べていたが、現在は禁止を支持していないと発言している。(環境重視よりエネルギー業界重視に『転向』したのは明らかだが)ハリス氏は『私の価値観は変わっていない』と述べた。

 トランプ氏は、彼女が『支離滅裂にまくし立て、「価値観は変わっていない」と宣言した』と投稿した。

 『その点については私も同意見だ。彼女の価値観は変わっていない。国境は閉鎖されず、開かれたままになるだろう。不法滞在外国人には無料の医療が提供され、聖域都市が設置され、現金での保釈は認められず、銃の没収、水圧破砕ゼロ、ガソリン車禁止、民間医療は廃止され、70~80%の税率が導入され、警察への予算は削減されるだろう。米国は荒れ地と化すだろう!』」。

※Trump pans the Harris-Walz interview in one all―caps word(ロサンゼルス・タイムズ、2024年8月30日)
https://www.latimes.com/politics/liveblog/2024-election-harris-walz-interview-cnn?p=trump-pans-the-harris-walz-interview-in-one-all-caps-word

 29日付『ザ・ヒル』の記事は、さらに批判的です。

 「共和党ステファニク議員:ハリス・ウォルツのCNN共同インタビューは『すべての女性に対する侮辱だ』」という過激なタイトルを掲げました。

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■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 岩上安身の体調不良も、7月、8月と続き、たいへんご迷惑をおかけしました! 8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! 岩上安身のコロナ感染以降、続く体調不良もあり、この週末も、岩上安身の体調不良で、発刊が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!

 連日、お伝えしているように、ウクライナ兵の投降が激増しており、その一部はウクライナ軍と戦うために、義勇兵の部隊を結成している現実もあります!

 他方、ウクライナの徴兵官が、路上でもどこでも、ウクライナ人男性を強制的に拉致して徴兵する際、逃亡したり、抵抗されたら、射殺することが許可された、ムチャクチャな現実もあります!

 しかし、日本をはじめ西側メディアでは、情報統制されて、まったく事実が報じられません! むしろ、ウクライナ軍のクルスク侵攻が成功し、快進撃を続け、モスクワは追い込まれている、などという「デマにもほどがある」情報すら、日々、たれ流されています!

 この情報統制の現実は、記者クラブという情報カルテルに属するマスメディアだけでなく、SNSやグーグルのような検索エンジンにも情報操作の圧力がかかっています。ネットの情報であっても、統制されてそのまま伝達できなくなりつつあるのです。

※はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「情報統制」(その1)>2024米大統領選挙まであと2ヶ月! Meta(旧Facebook)ザッカーバーグ氏が、バイデン政権から圧力を受けていたと告白、「政府からの圧力は間違っていた。従うべきではなかった」と遺憾の意を示し、今回は、政治的に「中立」であり続けるつもりだと表明!(日刊IWJガイド、2024年9月2日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240902#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53869#idx-1

※はじめに~<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その2)>フランスで、暗号化メッセージング・アプリ「テレグラム」創設者パーヴェル・ドゥーロフ氏が、逮捕起訴される! 動画共有サイト「ランブル」の創始者クリス・パヴロフスキー氏は「越えてはならない一線を越えた」と非難! Xのイーロン・マスク氏は「『モデレーション(管理者が投稿内容をチェックし、不適切な投稿を除外すること)』とは検閲を意味する『プロパガンダ用語』だ」と批判し、ドゥーロフ氏を解放するように求める!(日刊IWJガイド、2024年9月3日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240903#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53877#idx-1

 しかし、グローバルサウスの国々では違います! ウクライナ紛争の事実・真実が報じられている、地球の4分の3の国々では、対露制裁には加わらず、ウクライナ紛争の本質を、「特定の軍産複合体」の利益のための戦争であり、同時に、「米国主導の西欧の一極覇権主義の死守」が目的であると見極めたうえで動いています! しかし、そうした事実さえも、まったく日本の大手メディアは、伝えることができません!

 日本においては、「IWJしか伝えていない事実」がたくさんあります! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして、真実を皆さまにお伝えする報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 9月に入り、IWJの第15期も2ヶ月目を迎えました。

 9月は1日から5日までの5日間で、10件、12万1000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまりであるとわかります。かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。

 この8月1日から始まった今期・第15期の見通しは、7月中に立案するはずでしたが、岩上安身の体調不良と入退院を繰り返したことで、経理とのミーティングが十分にできておらず、ご寄付の月間目標額を今すぐただちにお示しすることができません。もう少しお待ちください! 皆さまのご理解とご容赦のほど、よろしくお願いいたします!

 第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 8月末現在、IWJ会員の総数は2254人、このうちサポート会員の方は860人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
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城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
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 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

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 どうぞ、皆さま、欧州と同じく、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、リスクを負い、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身拝


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◆中継番組表◆

**2024.9.8 Sun.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2024.9.9 Mon.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「今のところmRNAワクチン接種者由来の血液製剤による副作用の報告はない」献血・輸血時にワクチン接種・未接種の区別を行っていないのに、なぜワクチン接種者由来の血液製剤を特定できるのか? そもそもなぜ区別を行わないのか? IWJ記者が追及!~9.6武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524510

「本当にひどい! 不条理!」経産省審議会では、原発新設の支援策として、費用の電気料金上乗せによる消費者負担も検討!~9.6 原発反対八王子行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524079

日刊IWJガイド9月7日号臨時休刊のお知らせ
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【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く 岩上安身によるインタビュー 第453回 ゲスト 加藤直樹氏 2014.8.29
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南千住警察署の裏庭で後ろ手に縛られた朝鮮人が次々撃ち殺された――数多の証言から辿る関東大震災・朝鮮人虐殺の『真実』~岩上安身によるインタビュー 第688回 ゲスト『ほうせんか』理事・西崎雅夫氏 2016.11.17
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「極右政治家」の本性!「関東大震災での朝鮮人虐殺はなかったか?」との質問には明確に答えず!震災被災者を追悼したから虐殺被害者に追悼文を出す必要はない!?~小池百合子都知事会見 2017.8.25
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噂を事実にしてしまえ!? 朝鮮人虐殺の責任を隠すため国家ぐるみででっち上げ!? ~関東大震災で軍、警察、民衆は何をしたのか 2017.9.10
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「脱亜入欧」のスローガンのもとでの朝鮮侵略と植民地支配が朝鮮人虐殺を生み出した! 山田朗 明治大学教授が 「明治150年」の歴史認識を問う! ~ 6.16講演「明治150年」と関東大震災 2018.6.16
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9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典 直前特別番組 97年前、「普通」の日本人がなぜ朝鮮人を虐殺したのか? レイシスト達はなぜ史実を否認しようと躍起になるのか!? ゲスト: 加藤圭木氏(一橋大学准教授)、 安田浩一氏(ノンフィクションライター )、 加藤直樹氏(ノンフィクションライター)、司会:岩上安身 2020.8.24
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100年前の朝鮮人虐殺の公文書を東京で初公開! デマをまき散らした当時の新聞記事や朝鮮人虐殺場面の写真も展示!! これでも政府は「記録が見当たらない」と言い張るのか!?~8.31 関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」原史料・パネル展 2023.8.31
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
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「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
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■<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その4)>バイデンに不都合なら外国メディアにも強権発動!? 米バイデン政権が「米大統領選に影響を与えるロシアのプロパガンダ」の32のウェブドメインを押収、『RT』などロシア4メディアに制裁を発表! FBIが明らかにした容疑は、「『米国はウクライナやその他の「問題」地域に資金を浪費するのではなく、国内問題への取り組みに力を注ぐべきである』という当たり前のことを、ロシアメディアが指摘し、米国民の間に広げたから」!? 倒錯し、言論を歪める米国政府に対し、ロシア外務省のザハロワ報道官は「米国は全体主義的新自由主義独裁国家へと変貌した」と断言!

 米司法省は9月4日、32のロシアのウェブドメインを「押収」した(今後アクセスできなくなるように当局が制御すること)と発表しました。

 9月4日付『ポリティコ』によると、「押収」されたドメインは、司法省が「2024年の米国大統領選と米国世論に影響を与えようとするロシア政府の広範かつ継続的な秘密工作の一環である」とするもので、「『ドッペルゲンガー』と呼ばれる、偽情報の拡散を行うロシアの公的なキャンペーンと関係があった」「このキャンペーンが、ドナルド・トランプ前大統領に対する暗殺未遂事件に関連した、ロシアの偽情報を拡散している証拠を確認した」と、司法省は主張しているとのことです。

 この『ポリティコ』の記事は、「メリック・ガーランド司法長官によると、押収された32のウェブサイトには、『ワシントン・ポスト』や『FOX・ニュース』など、米国主要ニュースのものと似たドメイン名を使用して、ロシア政府を支持する主張を煽ったり、米国で分裂を煽ろうとするロシア制作のコンテンツに読者を誘導していた。また、そのうちいくつかは、来たる米大統領選挙に明確に焦点を当てた偽サイトだったという」と、報じています。

 さらに『ポリティコ』によると、「米国務省が同じく4日、ロシアの『RT』を所有するメディアグループ『ロシア・セヴォードニャ』と、その関連企業の活動を厳しく取り締まり、これらのグループへの新たなビザの発給を制限する政策を導入すると発表した」とのことです。

 記事によると、国務省は、『RT』がロシアのハッカー集団「RaHDit」に関与しているとして、情報提供者に1000万ドル(約14億5000万円)の報奨金を出すと発表しました。

 また、財務省は、「『RaHDit』を率いる元ロシア情報機関職員のアレクセイ・アレクセイエヴィチ・ガラシチェンコ氏ら10名の個人と、『RT』のマルガリータ・シモニャン編集長ら、『RT』の幹部に制裁を科した」とのことです。

※DOJ announces new crackdown on Russian disinformation in 2024 election(POLITICO、2024年9月4日)
https://www.politico.com/news/2024/09/04/russia-election-interference-crackdown-merrick-garland-00177347

 2016年の米大統領選では、民主党内で、ヒラリー・クリントン氏を優遇し、バーニー・サンダース氏を不利に扱ったとされる民主党の内部メールが盗まれ、ウィキリークスで公開されました。

 また、ヒラリー・クリントン候補の側近ジョン・ポデスタ氏が、小児性愛者の人身売買ネットワークに関与しているという疑惑が流布されました。

 民主党側は、これらをロシアのハッカーによる犯罪だと主張しています。

※【米大統領選詳報】ミシガン州で驚異の逆転勝利をおさめたサンダース氏! ヒラリー氏を上回る潤沢な資金源は一般市民の少額献金!? トランプ氏の躍進を憂慮したハイテク企業のCEOと多くの議員達が極秘会合!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/291249

※【トランプ初当選の予測的中!】米国マスコミの異常な「トランプ叩き」は仕組まれた罠だった!?米大統領選挙の裏の裏までせまる!岩上安身によるインタビュー 第683回 ゲスト 国際情勢解説者 田中宇氏 2016.11.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/344317

 さらに2020年の大統領選では、バイデン候補の次男ハンター・バイデン氏のラップトップコンピューターから、中国やウクライナとの不正な取引に関するメールが発見され、バイデン陣営は、これをロシアによる情報操作だと主張しています。

※【IWJ号外】ウクライナに君臨し、巨額の富を搾取し続けてきたバイデン一家! 約23億7000万円の疑惑の金について米国内国歳入庁(IRS)犯罪捜査部門の捜査官が証言! 2023.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517535

※はじめに~バイデン大統領がウクライナを脅迫していた! 次男のハンター・バイデン氏が取締役を務めるウクライナの天然ガス会社ブリズマの汚職事件! 自ら捜査を指揮していたウクライナの検事総長、ヴィクトル・ショーキン氏を辞めさせなければ10億ドルの支援を撤回するとウクライナ政府を脅迫! 今後、米下院の弾劾調査の大きな焦点に! IWJは、ショーキン氏の2019年の宣誓供述書を入手し、仮翻訳!(日刊IWJガイド、2023年8月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230808#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52616#idx-1

 9月5日付『スプートニク日本』は、『RT』のシモニャン編集長が、SNSに「理解できないことは一つ。我々を完全に追い出してしまったら、次の選挙(米大統領選)をどうするのか。恐るべき『RT』と関係しているぞ、と自分のペンギンたち(有権者)を怖がらせて競争相手の足を引っ張る以外にシナリオはないというのに」と投稿したと報じました。

 これはもちろん、トランプ陣営に負けるたび、「ロシアの陰謀」のせいだと主張してきた、現民主党政権に対する強烈な皮肉です。

※ロシア・メディア編集長が米国の制裁に反応……我々を追放して次の米大統領選は大丈夫?(2024年9月5日)
https://sputniknews.jp/20240905/19043038.html

 この『スプートニク日本』の記事は、制裁対象となったの「ロシア・セヴォードニャ」グループのメディアは、『RIAノーボスチ』『RT』『スプートニク』『Rupty』だと明らかにしています。

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! プーチン大統領がウラジオストクで開かれた「東方経済フォーラム」で「クルスク州へのウクライナの越境攻撃は、ウクライナ東部ドンバスでのロシア軍の進撃を抑えることができず、ウクライナ軍は自ら防衛力を弱めた」と指摘! 戦力を分断し、戦線を二方面に開いたウクライナ軍の作戦は失敗だったと総括!!「ロシア人の結束が高まり、志願兵の数が急増した」とも発言!】(『ロイター』、2024年9月5日)

 ロシアのプーチン大統領が、9月5日、極東ウラジオストクで開催された「東方経済フォーラム」で、ウクライナ情勢の見通しを語りました。

 9月5日付『ロイター』は、「西部クルスク州へのウクライナの越境攻撃は、ウクライナ東部ドンバスでのロシア軍の進撃を抑えることができず、ウクライナ軍は自ら防衛力を弱めたと指摘した」と報じました。

※ウクライナの越境攻撃は失敗 中印などが和平協議仲介も=プーチン氏(ロイター、2024年9月5日)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/BEPOFVWBHRIWZDYGHM5IGS5I64-2024-09-05/

 この現状認識は、シカゴ大学のジョン・J・ミアシャイマー教授が鋭く、軍略上のセオリーを用いて、ウクライナ軍(と、おそらくはNATOの入れ知恵)の作戦が、敗北を早めると予測した、その通りとなったようです。

※シカゴ大学のジョン・J・ミアシャイマー教授が「ウクライナ軍によるクルスク侵攻は(ウクライナとそれを支援する米国とNATOにとって)大きな戦略的失策」と断言!「クルスク攻防戦における占領支配面積の大きさは意味がない。重要なのは、死傷者交換率であり、その点はロシアに決定的に有利」だと一刀両断! クルスク侵攻のため、精鋭部隊をウクライナ東南部の防御線からはぎ取ったので、ウクライナ軍の防御は手薄に!「逆に、ウクライナの敗北は早まった」とミアシャイマー教授は分析!(日刊IWJガイド、2024年8月10日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240819#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53804#idx-4

★『ロイター』は、単にプーチン大統領の発言内容をそのまま事実として報じているだけですが、このプーチン大統領の発言は、8月10日のこの『日刊IWJガイド』でお伝えした、ミアシャイマー教授による死傷者交換比率、別名、ランチェスターの法則の第2法則の指摘と同じことのようです。

 ランチェスターの法則とは、Wikipediaによれば、「戦争における戦闘員の減少度合いを数理モデルにもとづいて記述した法則。一次法則と二次法則があり、前者は剣や弓矢で戦う古典的な戦闘に関する法則、後者は小銃やマシンガンといった兵器を利用した近代戦を記述する法則である」と説明されています。

※ランチェスターの法則(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

 別の言い方をすれば、「兵力数と戦闘機や戦車などの武器の性能が戦闘力を決定付けるというもので、同じ武器なら勝敗は兵力数で決まる」、あるいは「戦闘力=兵力の質×量」という法則です。同じ武器なら勝敗は兵力数で決まるということです。

 「近代的な戦闘の場合、戦闘員の消耗は味方の人数と敵の人数の2次式(双曲線)になることが示せる(二次法則)。よって古典的な戦闘とは消耗する人数が大きく異なり、近代的な戦闘では古典的な戦闘と比べ、人数が多い方の軍隊が大幅に有利になる」と、Wikipediaでは記されています。

 さらに、この第2法則の応用として、クープマンは、「もし人数の少ない軍が人数の多い軍を2つに分割することに成功すれば、人数が少ない軍が勝つことができる場合もある」としました。

 しかし、今回の場合、逆に人数が少ないウクライナ軍の方が、自軍を2つに割いて、別の戦線に分割してしまったわけであり、この別の戦線を、維持したり、兵力を逐次投入しようとすればするほど、もともと勝ち目のないウクライナ軍は敗色を急速に強めていくことになるでしょう。

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